みずほクリニックTOP » ブログ » 美容外科 » まぶたの腫れの少なさと耐久性:ベストバランスの二重埋没法
みずほクリニック院長ブログBlog

まぶたの腫れの少なさと耐久性:ベストバランスの二重埋没法

2016年07月18日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
当院では様々な二重埋没法の手術法を用意しており、外来で説明すると、
たくさん方法があり過ぎてかえって迷って決められないという方がいらっしゃいます。

そんな時、まぶたの腫れが少なく、かつ耐久性が従来の方法よりも高いということで
私が勧めるのは2点連結スパイラル法です。
ベストバランスの二重埋没法ということで、患者さんからの評価も上々です。

なお3点連結スパイラル法は、耐久性は2点連結よりも当然上がります。
折り込みがしっかり入りラインがクッキリするなどの利点はありますが、若干腫れが出てまいります。
腫れがひくのに1?2週間のダウンタイムを要することとなります。

一方、従来の2点法や3点法など皮膚と瞼板を「点」でつなぐように留めてゆく方法では
数年でラインがゆるんで外れることが多いことは言わずもがなです。

2点連結スパイラル法だと、今までに外れた方はいない上に、
腫れの程度は従来の2点法二重とほぼ変わりません。
つまり限りなく、ダウンタイムがゼロに近いということになります。

実際の例を見てみましょう。
下は、一重を二重にしたいというオーソドックスな希望で当院を受診された29歳の女性です。
皮膚が上から余ってかぶさり、まつ毛が下を向いていて若干の逆さまつ毛もあります。


そして下は、2点連結スパイラル法で二重を作った直後の状態です。


腫れはゼロではないのですが、この写真を見て腫れがとても気になるという方は
あまりいないと思います。


上は、腫れが完全に引いていると考えられる術後1ヶ月目の状態です。

厳密に見れば、手術直後よりも皮膚面の質感がよりすっきりして薄く見えますが、
それほど手術直後の状態と比較して変化はないと言えます。

つまり、限りなくゼロに近い腫れとはこのような状態のことを言います。

この程度の腫れ方なら、術後に仕事を休んだりしなくても
大丈夫であることがお分かり頂けるかと思います。

但し、二重埋没法ならどのクリニック、どのドクターが行っても腫れないという訳ではありません。

いかに痛み、腫れ、内出血を少なく仕上げるか? というテーマをもって毎日悩み、
考え続け、工夫を積み重ね続けないとこうはいきません。

最近は、患者さんから以前他院で行った埋没法直後の状態を携帯で自撮りしたものを見せて
頂く機会が増えてきました。

カウンセリングで「こんな風にやはり腫れてしまうものなのでしょうか?」と携帯画面を
見せられます。
正直「まさか切開法なのでは?」と目を疑うこともあります。

逆に自分が行った埋没法も他院の医師の目にとまっている可能性を念頭に置く必要がありそうです。
下手なことは出来ません。

埋没法で二重を作る限りは、せめて上の写真程度の腫れに抑えなくてはプロの仕事とは
言えないと肝に銘じて日々二重手術を行っています。
当院の二重埋没法詳細はこちらです。
二重手術後の腫れを少なくする方法や対策についてこちらにまとめています。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:二重埋没法(2点連結) 費用:132,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、ライン消失、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士