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二重切開法による二重ラインの微妙な調整

2016年07月11日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
二重手術のご相談を受けたとき、手術法を埋没法にするのか切開法にするのかは
患者さんにとって重要な選択課題となります。

二重切開法はラインの耐久性が高く、まず外れて戻ることがないという利点がありますが、
「切開法にすると極端に広くなったり、折り込みがくっきり入って派手になるのでは?」
などと心配する方が、結構いらっしゃいます。

二重切開法であっても、必ず幅広の二重になったり、ましてや不自然になるというわけではありません。
ここにある種の誤解があるようです。

二重切開法手術でも、逆さまつ毛手術のようにかなり狭い幅で作ることもあります。
元々二重の方や、以前に二重手術をされた方の「ラインをわずかに広げたい」という
リクエストに応えることもあります。

ただ、広いラインを作った場合の折り込みの深さについては、
埋没法と切開法では切開法のほうが若干深くクッキリと見えることが多いとは言えますが、
これとて、どんな埋没法で作った二重なのか、切開法でも筋肉切除をどの程度行ったかによって
折り込みの深さはかなり変わって来ますので、一概には言えません。

下は、以前他院で二重埋没法によって二重にされたのですが、
内側のラインが狭くなったため、全体的に微妙に幅を広げたいとのことで
当院を受診された20歳の女性です。

埋没法で一回ラインが狭くなったということもあり、今回は切開法でとのことでした。


二重切開法で、眼輪筋切除あり、脂肪切除なしとして行って
1ヶ月目の状態が下の写真です。


ご希望通り、内側のラインを術前よりも少しだけ広く見せるようにして
全体的にもわずかにラインを広げています。

これくらい微妙な変化だと、周りから手術を行ったことはまずばれないのではないでしょうか。
もちろん、よりはっきりと大きな変化を出したいならそのようにも作れますが、
このようなわずかな変化にも埋没法ではなく、二重切開法を用いて対応することは可能です。

切開法=幅広でくっきりとして、まったく別人のような目にされてしまうという
イメージが少しでも変わればと思います。
当院の二重切開法について詳細はこちらです。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:二重切開法 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、ライン消失、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士