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逆三角形のアングルを作るオリジナルの小顔整形

2016年10月03日(月) | カテゴリ: 切らない小顔治療
今週は、輪郭形成・小顔整形の症例です。

下の写真は、
小顔整形目的で、来院された38歳の女性です。



最近は、圧倒的に小顔注射のBNLSが人気なこともあり
小顔整形希望の方のほとんどが、注射で脂肪を減らして欲しいと言われます。

特に当院は、二回目以降も1本4000円という都内最安値クラスの価格設定ということもあり、
毎日多くの患者さんからBNLS治療希望のご予約を入れて頂いております。
※当院のBNLS注射の詳細はこちらをご覧下さい。

しかし、上の写真の患者さんのようにエラ(咬筋)が発達している方の場合、
小顔をご希望ならボトックスの方が確実に結果を出せます。

日本人の場合、エラが発達して目立つ人でも実際に骨切りまで必要な人はほとんどおらず、
ボトックス注射単独でエラを目立たなくすることが可能です。

なおエラ削りの場合、
下顎の角の骨を切り落とすだけでは前から見た小顔効果はほぼ得られませんので、
下顎骨の外板をある程度表面を削り取ってさらに咬筋を切除します。

実は、エラ削り手術ではこの咬筋切除による効果が結果にかなりパーセンテージで寄与しているため
エラ削りまでしなくても、ボトックス単独でほとんど同じような効果が得られてしまうのです。

骨切り専門のクリニックは多分このことを否定するであろうことは想像に難くありませんが、
それがどうしてかは皆様考えてみて欲しいと思います。

上の写真の方の場合は、効果的な小顔目治療を希望されており、
ボトックスをまだ試したことがないとのことで、私の方からボトックスをご提案させて頂きました。

また、正面から見た時に顎のラインが水平だと、なおさら顔が横方向に長く間延びして見えます。
そこであわせて、顎を下方向に出すべくヒアルロン酸注入を勧めました。

この部位のヒアルロン酸であれば、当院では持ちが長く輪郭形成に最適の
ジュビダーム・ウルトラ・プラス(1年から1年半持ち・税別39800円・0.8cc)を
お勧めしてしています。

アラガン社製のボトックスを片側30単位として両側の咬筋に注射して、
合計60単位の注射を行い、同日に顎にジュビダームウルトラ・プラスを0.8cc入れました。

そして下は、施術前(左)と施術後2ヶ月目(右)の写真です。

  エラを構成する咬筋のボリュームが大幅に減ると同時に、顎先に下方向のポイントが出て
いわゆる「逆三角形」のフェイスラインとなっています。

しかし、咬筋ボトックスの効果のピークは通常3ヶ月目くらいですから、
これからさらに、よりシャープなフェイスラインとなってゆくことでしょう。

そして、さらによりこの「逆三角形」のラインを強調するなら
頬の前面に輪郭形成用の硬めのヒアルロン酸を注入してボリュームを与えれば完璧です。

下がそのイメージ図。



いわゆるアラガン社が提唱する「ビスタ・シェイプ・テクニック」のアイデアを表していますが、
今回上記の患者さんに行ったのは、私が工夫を加えた変則バージョンです。

私は、この施術のセットをM式ビスタシェイプ(みずほ式ビスタシェイプ)として
小顔整形希望の患者さんに勧めて大好評を得ています。

つまり、

1.咬筋ボトックスで顔の横幅を抑える。
2.顎先をヒアルロン酸もしくはレディエッセでポイントを出す。
3.両頬前面をヒアルロン酸ないしレディエッセでふっくらさせる。

この3つ手技の組み合わせが、小顔効果をマックスレベルにまで引き上げるテクニックです。
咬筋ボトックス詳細はこちら
顎先へのヒアルロン酸注入詳細はこちら
顎先へのレディエッセ注入詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:小顔整形(咬筋ボトックス・顎ヒアルロン酸注入)
費用:咬筋ボトックス55,000円、顎ヒアルロン酸77,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、表情筋麻痺、アレルギーなど
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士