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みずほクリニック院長ブログBlog

鼻コンビネーション症例(鼻中隔延長・鼻先縮小・ハンプ除去)

2021年04月05日(月) | カテゴリ: 鼻整形
美容外科では割と一般的ですが、
時々院内スタッフの手術を私自身の手で行うことがあります。

スタッフに頼まれる手術としては、
今までの経験では目元形成と脂肪吸引のリクエストが多いです。

その他にも注入術(ヒアルロン酸・ボトックスなど)もよく行っている他、
レーザー照射などはスタッフ同士で技術研鑽も兼ねてさらに多く行っています。

美容外科・美容皮膚科にスタッフとして勤めると、
福利厚生の一環として希望する施術を無料もしくは格安で受けられる
という特典があると言えるかもしれません。

当院では現在、看護師と受付・カウンセラーを募集中ですので
このような点も考慮して興味があるという方がいらっしゃいましたら、
ぜひお待ちしております。

さて今週は、当院スタッフの鼻整形手術の
症例結果が上がって来たのでご紹介します。

モニターでの写真使用を条件として手術を引き受けています。









上は27歳の女性です。彼女の希望は、

1. 鼻先の丸さを細くしたい。
2. 鼻スジの前方への突出(ハンプ)をなくしたい。
3. 上に向いた鼻先を前下方に下げて伸ばしたいとのことでした。

もともとそこまで気になる形状ではないと感じたのですが、
本人としてはよりクールビューティー系の鼻に寄せたいという希望があり、
今回鼻整形を行うこととなりました。

鼻尖修正(鼻先縮小)、ハンプ除去、鼻中隔延長のコンビネーション手術を行います。

1ヶ月目の写真を術前術後で比較して見ていきます。






まずは正面から見たところ。上から術前・術後の順です。

丸みのある鼻先にシャープさを与えました。

鼻先の両外側に縦方向の影が生じていることから
鼻先が細くなったことが分かります。

鼻孔縁の頂点の位置(鼻の穴の三角形の頂点)が、
術後に内側に移動していることにも注目です。

これは鼻先縮小(鼻尖形成、鼻尖修正)による効果です。






左横から見たところです。(上から順に術前、術後)

オレンジの矢印で示した箇所が前方への突出部であり
これを切除してストレートのラインとしました。
ハンプ削り+切除による効果です。






右斜めから見たところです。(上から順に術前・術後)

鼻先が前下方に伸びている様子が分かります。

割としっかり伸ばしていますが、
軟骨の形状が皮膚面に浮き出るような不自然さは全くありません。
鼻中隔延長術による効果です。

以上、当院式の鼻中隔延長+鼻先縮小+ハンプ除去
のコンビネーション鼻整形の例をご紹介しました。


鼻整形は、いくつかの手技をコンビネーションさせて行うことで、
全体の印象をトータル的にしっかりと変えることが出来ます。

ただし注意していただきたいのが、
これら1つ1つを別々のタイミングで行うのは原則やめておいたほうが良いです。

なぜなら、皮膚は剥がせば剥がすほど組織が硬くなって
変化が出にくくなる上に、トラブル発生の確率が高まってゆくからです。
この点は、ぜひ気をつけて頂きたいと思います。
鼻中隔延長の詳細はこちら
鼻先縮小(鼻尖修正)の詳細はこちら
ハンプ除去の詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:鼻中隔延長、ハンプ除去、鼻先縮小
費用:鼻中隔延長 330,000円、ハンプ除去220,000円 、鼻先縮小220,000円 
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫、感染、左右非対称、皮膚面の傷跡・陥凹など 
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ





監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士