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しわ、小顔、脇汗、美脚にボトックス注射

2015年08月10日(月) | カテゴリ: しわ, 脂肪吸引・痩身・ダイエット
しわ取り、小顔注射、わき汗、美脚注射など
様々な治療に効果的なボトックス注射ですが、
どうもここ1~2年の間にかなりの風評被害が進んでしまったと感じています。

「適切な用量」と「正しいテクニック」を用いて施術を行う限りは
トラブルに結びつくことがまずない安全な治療のはずですが、

「ネット上でこわい噂を聞いた」
「知り合いがが他院でやってみてひどい目にあったらしい」
「やってみたけれど全く効果がなかった」

などの話を、患者さんからここ最近よく聞きます。

どんな風にボトックスの施術が行われたか詳しく患者さんに伺うと、
たとえば、

○額に通常使用量の6倍~8倍量のボトックス注射をされ眉毛が下がった

○眉間の縦皺の部分に、しわに沿って直接ボトックスが打たれたため
 眉毛の外側が吊り上がって引きつったようなV字になった

など、ある程度の修業を積んだ美容外科医・美容皮膚科医なら
あり得ないような治療が世の中で普通に行われていることに危機感を感じます。

ボトックスは、適切に使われるなら美容医療において
これほど有用で安全な薬はないのは間違いのない事実なのですが、

然るべきまっとうなクリニックで、一定レベル以上の指導医の元で
充分な修業期間を経ていない医師が自己流でいい加減なことをし続けているために
ボトックス治療を受けてみたいという患者さんの数が以前より減ってしまっているのは
まことに嘆かわしいかぎりです。

また、煩わしい副作用が生じれば、
患者さんは治療を受けたクリニックに二度と戻ることはありません。

そのため、治療を行った医師も自らが間違った方法で
治療をしていることに全く気づくことなく、延々と同じ誤った治療法を
繰り返し続けるためますます悪評が広がるという悪循環となっています。


当院では、昨年開業以来こういった状況を踏まえ、
苦肉の策で思い切ってボトックスの価格を下げました。

そして患者さんにボトックスの良さを分かっていただくため努力してきたところ、
最近ようやっと誤解をときほぐすことに成功しつつあり、
ボトックス注射のリピーター患者さんが増えてまいりました。

当院で行っているボトックス治療で人気の高いものに、

・顔のしわ取り(額、眉間、目尻、下瞼)
・咬筋への注射することで小顔に(エラ取りボトックス)
・わき汗(汗の量と臭いを抑える)
・ふくらはぎボトックス(ほっそりと美脚に)


などがありますが、
特に今の時期は連日猛暑ということもあってわき汗治療はかなり多いです。

暑くなり始める5月の連休のあたりがピークで一番多かったですが、
今だその勢いは衰えません。

この他、小顔注射であればボトックスも良いですが
今流行のBNLS(Brandnew liposculpting solution)脂肪溶解注射
ボトックスを組み合わせることで、
単独で使うよりなおいっそうシャープなフェイスラインとする治療がお勧めです。

従来の脂肪溶解注射は、注射時の痛みと注射後の腫れが強くでたため
顔への注射はなかなか勧めづらいところがありましたが、
BNLSはこの痛みと腫れの問題を克服した点が大きく評価され
多くのクリニックで導入となっています。

ただ、痛みが少なくなったたとは言えまだ若干の痛みを感じる方もいるようなので、
前もって神経をブロックする注射を打つことで頬全体の痛覚を抑えて
打ったりすることも可能です。
(無料で行っているサービスです)

当院のボトックス治療の特長としては、
長年つちかった注射テクニックにより副作用を最低限に抑え、
効果を最大限に上げるということがありますが、
その他ラインナップが豊富と言うことが言えます。

・ナボタ(韓国製)
・ボトックス・ビスタ(米国製)
・ゼオミン(ドイツ製)

と国内でメジャーなボトックス4種類を常に取りそろえており、
この他にわき汗の保険適応のボトックス「ボトックス注用」もご希望に応じて
使用しています。

それぞれの特長をざっと述べますと、

○ナボタ
効き目はビスタと比べてそれほど遜色ないにもかかわらず価格が安い。

○ボトックス・ビスタ
アラガン社が製造する本家(元祖)ボトックス。
その歴史、ブランド性、実績から最も信頼性・安全性が高いとされるボトックスであり、
実際日本の厚生労働省が唯一国内で認可している製品です。
正規認証品と言っていいでしょう。

○ゼオミン
ドイツ製の高級品です。
長く使うことで抗体が生じてボトックスが効かなくなってしまうのを防止するため
分子構造に工夫がこらされており、さらに高純度とすることで抗体形成を防ぎます。

○ボトックス注用
アラガン社からグラクソ・スミス・クライン(GSK)が版権を取得して販売しているため
中身は、アラガンのビスタと同じもの。
しかし、美容分野ではわき汗治療にしか使えず、患者さんがクリニックに訪れてからの
発注が必要(クリニックに在庫が置けない)などがネック。
価格もナボタなどと比べるとむしろ若干高いことがあります。


効果的には、いずれも効きますし
ものすごく大きな差があるわけではありません。

ただ、私自身も鏡を見ながら時々自分の顔に打ってますが
ナボタよりアラガンのボトックスのほうが
若干切れ味良く効くかな? という印象があります。

しかし、高級ブランドという先入観で単なる気のせいかもしれませんが(笑)。

さて、今週の症例ですが当院スタッフの額の横しわ(表情しわ)に
ボトックスを打ったケースです。

注射後1週目に撮影したものですが眉毛を上げても
もはやしわは全く出ずにツルツルの額です。


額・眉間に打つと眉毛が下がる(or 上がる)ことがあるとされる
ボトックスですが、使う薬の量と濃度、針の角度・向き、
指でのブロッキング(拡散の制御)、注入の深さ、注入スピードなどを
適切に組み合わせることで、眉毛の位置や形がおかしくなることはまずあり得ません。


しかし、これらのコツを知らないと
10回やって10回副作用が生じることになります。


テクニック的なことは良い結果を出すために確かに重要と言えますが、
さらに特筆すべき当院のボトックス治療の特長として、
先にも触れましたが値段がめっぽう安い!ということが言えます。

例えばナボタなら、

〇しわ治療  1部位:10,000円
〇わき汗   両脇:30,000円 (100単位)
〇咬筋    両側:30,000円(50単位)
〇ふくらはぎ 両側:30,000円(100単位)

と、日本最安値とでもいえるようなレベルの価格設定です。
(詳細は料金表をご確認ください)

「美容医療にはお金がかかりそうでちょっと…」と二の足を踏んでいる方でも
この価格なら気軽に始められるのではないでしょうか。

また、他院でしわ治療を受けていた方も
同じ予算内で別にもう1本ヒアルロン酸などが打ててしまう感じだと思います。

きちんと効果もでる治療法ですし非常にお求め安い価格となっております。
一度、当院のボトックスをお試し下さい。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:ボトックス治療 費用:14,300円/1部位
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、眉毛下垂、表情筋麻痺、抗体形成など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士