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「眼瞼下垂かどうか」お悩みの際にはご相談ください

2022年10月17日(月) | カテゴリ: 二重整形・眼瞼下垂・目元
当院は眼瞼下垂手術の治療に力を入れていることもあり、
ほぼ毎日に渡って問い合わせや診察の予約をいただいております。

多数の方にご活用いただいている「メールによる眼瞼下垂のご相談」では、
規定の撮影方法に則った形で撮影されたお写真を事前にお送りいただくことで、
診察にご来院いただかずとも、眼瞼下垂の有無や保険適用の可否についてを
院長である私自らがすべて確認し返信をさせていただいております。
>ご相談フォームはこちらです。

いただいている眼瞼下垂関連のご相談で最も多いのは
「自分の目は眼瞼下垂なのでしょうか」というものなのですが、
実際に写真を拝見すると、一重まぶたに皮膚が上からかぶさっていて
視野が多少狭くなっているだけというケースが半分を占めます。(特に若い方の場合)

このような際には眼瞼下垂の手術ではなく、
通常の二重整形術か、二重まぶたにしたくない際には奥二重にすることで、
気になっていた上まぶたの余った皮膚を持ち上げて視野を広げることで
簡単に改善することができます。

この場合、眼瞼下垂術のように挙筋腱膜やミュラー筋に一切手を加えることなく、
皮膚の処理のみで視界が大きく広げることができる点が最大のメリットです。





上は、眼瞼下垂のご相談とのことでメール相談フォームからカウンセリングを頂いた19歳の男性です。

確かに瞳孔中心から上瞼のヘリまでの距離が短く、視野が広いとは言えません。

もちろん最終的には対面での診察の上で眼瞼下垂の可否と保険適用かどうかを判断致しますが、
この方の場合はパッと見ただけで、一重まぶたで皮膚が余っている状態であり、
眼瞼下垂ではないことがある程度慣れた医師であればすぐにわかります。

「写真だけで本当にそこまで分かるのか?」と患者様から問われることも時々ありますが、
眼瞼下垂手術の治療を何百件にも渡って診察・治療を行っている
当方からすると、95%以上の確率でほぼ判断がつきます。

あまり医学的or科学的とも言えませんが、いわば長年の勘のようなものです。

…とはいえ、中には(意図する・しないに関わらず)
完全に目を開けきっていない半開きの状態の写真を送って来る方などもおられるため、
写真上では眼瞼下垂と判断したものの、実際にお会いして対面診察をした際に
眼瞼下垂ではないという結論に達することもあるためご注意ください。


話を今回の症例の男性に戻します。

上の男性の場合、対面で診察をして確認した際も
明らかに一重まぶたで皮膚が余っているだけの状態でしたので、
通常の二重切開法による手術を行いました。

余った皮膚を改善する二重術には埋没法・切開法の2つがありますが、
今回の方の場合はまぶたの皮膚に厚みがあったため、切開法で手術を行っています。
(本施術は自由診療になります)





二重切開法を行った1ヶ月後の状態です。

二重切開法のダウンタイムについては
「大きな腫れが1~2週間ほど、その後3か月~半年程度で小さな腫れもなくなる」と
説明されるクリニックも多いですが、当院の二重切開法の場合は
個人差はありますが、多くの場合で【2週間~1か月程度】でほぼ腫れがなくなります。

一般的な二重切開法よりもダウンタイムが短く済む理由は、
皮膚切開から皮下組織の剥離、そして瞼板の剖出まで全ての手術過程を
レーザーメスを使って行っているためです。

レーザーメスが通常のメスと異なる最大の特長は「切開と止血を同時に行うことができる」点です。

そのため腫れや赤み、内出血の原因となる術中の出血がほとんど生じません。

また出血が少ないため局所麻酔の使用量も少なくて済み、
術中の二重幅の調整・左右差調整なども腫れのない状態でスムーズに行うことができ、
希望に近い二重ライン・目元の形を実現できる点も特長と言えるでしょう。

今回の結果についてはご本人からは、
視界が広がってモノがしっかり見えるようになったという言葉をいただいております。





この方のように、男性の二重整形では女性よりも少し控え目の幅で二重を造ることが多いですが、
「しっかりとした二重ラインにしたい」「術後も今のままの一重まぶたをできるだけ維持したい」
といったご希望にももちろん対応しています。

二重まぶたにしたくないという際には、二重幅をごくごく狭くすることで
元の目(一重まぶた)との差がないような状態に近づけることが可能です。

傾向的に男性の場合は、手術によって目元が大きくなることで
二重整形を行ったことが周囲にばれるのをできるだけ避けたいという方が多いです。
(つまり、一重まぶたの状態で視野を広げたい)

いわゆる本当の眼瞼下垂ではなくとも
二重整形術(切開法/埋没法)を行うことでまぶたの被さりを改善し
視野を広げる・ものを見えやすくすることが可能であることを、
まずはお知りおきいただければと思います。

また、ご自身が眼瞼下垂かどうか判断したいという際には、
以下の相談フォームからお写真をお送りいただければ、
私がすべて確認し返信をさせていただきますのでご活用いただければと思います。

>当院の二重切開法詳細はこちら
>当院の眼瞼下垂治療(保険診療)はこちら
>当院の眼瞼下垂治療(自由診療)はこちら


<本ブログの症例に関する情報>

施術名:二重切開法(眼瞼下垂様症状の改善) 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、左右差、後戻り、異物反応、しこり形成、感染など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ


監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士