手術不要のヒアルロン酸注入によるワシ鼻修正術

欧米ほどは多くはないものの、ワシ鼻を治したいというご相談もしばしばいただく鼻のお悩みです。

ワシ鼻を修正する整形術としては、鼻骨を削ったり外側鼻軟骨を切除する方法が一般的ですが、「仕事などの関係でダウンタイムが取れない」「手術はできれば避けたい」といった声を患者様からいただくこともあります。

そんな方も、ご安心ください。
実はワシ鼻はヒアルロン酸注入でも改善できます。

鼻の出っ張り（ハンプ）部分を手術などで除去することができない場合、逆に凹んでいる部分にボリュームを出せば、出っ張った部分が目立たなくなります。

この施術で使用するヒアルロン酸は1～2年程度の持続力となるためワシ鼻が改善される期間は限定的となりますが、ヒアルロン酸が効果的に効いている間（1～2年）に、年末年始やお盆などの長期休暇を活用して本格的な鼻の手術を行うことも可能です。

今回は、ヒアルロン酸でワシ鼻を修正した症例をご紹介したいと思います。

近いうちに鼻スジの出っ張り（ハンプ）を除去したいものの、今すぐは仕事などで時間が取れないため、なにか方法がないかとご相談に来られた20代の女性です。鼻の出っ張り（ハンプ）を目立たなくさせる目的で、鼻根部の凹んだ部分にアラガン社のヒアルロン酸（ジュビダーム・ボリューマー）を注入しました。





術前にあった鼻スジの出っ張り（ハンプ）がヒアルロン酸で鼻根に高さを出したことでうまくカモフラージュされて、横から見てストレートな鼻スジに変化しているのがお分かりいただけるかと思います。

ちなみに手術不要の鼻整形術として糸（スレッドリフト）を使った鼻整形術もありますが、糸を挿入するだけでは、今回のようにワシ鼻の出っ張りを隠しきるだけの高さを作ることはできません。

ヒアルロン酸注入は、手術なしで非常に手軽に鼻スジの出っ張り（ハンプ）を目立たなくすることができます。ワシ鼻を治したいものの、手術に抵抗がある、ダウンタイムなどの時間が取れないという際には非常にお勧めです。
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