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小陰唇縮小術(副皮切除あり・なし)症例

2020年06月18日(木) | カテゴリ:美容外科, 婦人科形成

小陰唇縮小という手術をご存知でしょうか。

小陰唇が長く大陰唇からはみ出ている状態により
小陰唇が擦れて痛みがある、垢がたまりやすい、見た目があまりよくない
などを主たる悩みとしてサイズを小さくして形を整える手術です。

とくにスポーツをされる方や、普段自転車を利用される女性の場合、
形の問題だけでなく圧迫による違和感や痛みを感じることが多い傾向にあります。

小陰唇と一緒に切除されることが多い部位に「副皮」という場所があります。

小陰唇については、
どの場所に相当するかはほとんどの方が理解されているのですが
副皮部分がどこに相当するのか分からないという方がかなり多いです。

ネットで検索するとイラストなどが示されていますが、
絵だと今1つ分かりづらい。

写真で解説したページがなかったのでここでは下に示します。


上図で膣の入り口に左右扉のように開いている黒い皮膚部分が小陰唇、
その上のクリトリス包皮の外側に左右に付属している皮膚が副皮です。

※ちなみに上は術前写真でありタンポンが入っていますが、
生理中でもタンポンを挿入することで問題なく手術を行うことが出来ます。

副皮というのは実は正確な医学用語ではないのですが、
上の写真のように明確に小陰唇の構造とは異なるため
日本では現場で実際に治療に当たる医師が便宜上患者様に説明するために
使っている用語です。

中には、上の写真のようにはっきりと
小陰唇と副皮というように構造が分かれておらず、
両方が連続してつながっているような方もいます。


小陰唇のみを切除するのか、
小陰唇に加えて副皮も切除するのか患者様にお選び頂いておりますが、
中にはどうすればよいか分からないという方もいらっしゃいます。

副皮も上の写真のように明らかに大きければ、
副皮と大陰唇の間の溝に垢がたまったりして不潔になったり臭いがしたり、
炎症を起こすこともあるので取られることをお勧めします。

上の写真ほど大きくなかったりしても、
小陰唇だけを切除すると小陰唇と副皮の移行部で段差が生じたり、
副皮の部分だけが突び出して見えたりして不自然な見た目となることがあるので、
よほど副皮が小さい方でない限り小陰唇と一緒に切除することをお勧めします。

初回の手術で副皮だけをとって欲しいという方はあまりいませんが、
他院で小陰唇を切除したけれども、副皮を取っていなかったので
副皮を追加で当院で取って欲しいというリクエストもたまにあります。

また、似たようなケースとして他院で小陰唇と副皮の両方を切除したけれども、
クリトリス回りの包皮を少し追加切除して欲しいなどのご要望を頂くこともあり
このようなケースにも対応しています。

その他、他院修正術として、
小陰唇を取ったけれども取り方が十分ではないケースや、
形がイビツなので滑らかなラインに治したいなどのリクエストを頂くことも多いです。

患者様の不満でよくありがちなのは、
陰核小帯と言って陰核から下方に伸びる二又の部分の処理をうまく行わないと
陰核の下にまた新たな陰核のような豆粒状の固まりが2つ出来てしまうことです。

陰核小帯とは上図のオレンジの楕円で囲われた部分です。


この部分の処理がなされていないと、
不自然な形に仕上げられたと感じる方が多いようです。

小陰唇と陰核のつなぎ目に相当するところを
スムーズに連続的につなげるよういつも心掛けています。

実際の手術例を見てみます。

▼1例目
上から術前と術直後、術後1ヶ月半の状態です。




小陰唇がメインの切除ですが、一部副皮部分も切除しています。

▼2例目
上から術前と術直後、そして2ヶ月目の状態です。




小陰唇と両側副皮切除の症例です。

▼3例目
上から術前と術直後、そして術後2週目の状態です。




小陰唇と両側副皮切除の症例です。

この手術は、必ず術後に患者さんは手術台から降りて立った状態で
鏡で縫い上がりをご確認頂いてから終了していますので
形の仕上がりに対し後日不満がでることはほぼありません。

もし形状に違和感や気になる点があれば遠慮せずに執刀医にその場で伝えましょう。
当院ではその場で、形や左右差の調整も行っています。

なお、この手術における一般的な問題は、非常に血流のよい場所なので
術後に出血して血がたまり傷が開いてしまったりすることがあることです。

当院でもかなり以前は年に1,2件そのようなトラブルも見られましたが、
レーザー切開による切除を取り入れて以来、そのようなトラブルは一切なくなりました。

レーザーを使用すると、切開と止血が完全に同時進行で進むため
ほぼ出血がないような状態で余った皮膚を切除することが出来ます。

それゆえメスを使う方法より傷の治りもはやく、
したがって傷跡もかなり目立たなく仕上がります。

当院では全ての小陰唇縮小術においてレーザーメスを使用しています。
小陰唇縮小術の詳細はこちら


<本ブログの症例に関する情報>

治療名:小陰唇縮小術

費用:小陰唇縮小のみ;130,000円 副皮切除を含む場合;180,000円

治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫(血がたまる)、感染、創離開、傷跡、左右差
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

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池袋西口の美容皮膚科・美容外科みずほクリニック院長のブログです。当院では美容医療だけではなく、逆さまつ毛、眼瞼下垂、ワキガ治療などの保険診療も行っており、少しでも幅広く、地域の医療振興に貢献できればと考えております。