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鼻先を細くする手術(鼻尖修正)は【絞りの加減】が重要

2018年04月23日(月) | カテゴリ:美容外科,

「鼻先を細くする手術」としては鼻尖修正手術が一般的ですが、
この手術では、鼻先のしぼり加減の微妙な調整が一番重要なポイントだと考えています。

鼻先を左右から絞り込んで細くする際に、
絞りが甘ければ、術前と比べて変化が乏しくなるため患者さんの満足度は低くなってしまいますが、
絞り込めば絞り込むほど良いかと言われると、そうとは決して言えません。

鼻先を絞りすぎて起きる不都合としては、

1.鼻先がつまんだように見えて不自然。いわゆる「ピンチノーズ」状態。
鼻翼溝の鼻先両外側部分があまりにクッキリと見えて目立つ。

2.左右から鼻先付近の皮膚が中央方向に寄ることで、supratip(鼻先のすぐ上方)が前方へ突出し
 Polly beak 変形と呼ばれるオウムの嘴のような形となる。

などの問題点が生じます。

4月11日から13日まで春の日本形成外科学会の総会に出席しましたが、
美容外科手術のセッションで中央に絞り込みすぎた不自然な鼻、いわゆるピンチノーズ変形に対して
どのような手段で修正すべきか?という発表が他クリニックからされていました。

個人的な感想としては、確かに修正手段を持つということも大事であるかと思いますが、
それ以上に1回目の自院の手術でそのような結果にならないように何をすべきか?
の方がむしろ重要であるように思えました。

それには、鼻の手術においては極力全身麻酔、静脈麻酔を避けて局所麻酔のみを使用して
術中に患者さんに上体を起こしてもらい座位となって、意識がクリアな状態において
鏡にて鼻の形状をよく観察してもらうことが重要です。

鏡も正面から見るだけでなく、合わせ鏡で側面像(横顔)も確認してもらうか、
合わせ鏡が出来なければ、スタッフが横からデジカメで撮影してプロフィールの
鼻のラインに不自然なところや気になる所がないか確認してもらうとよいでしょう。

確かに、鼻に局所麻酔を打つのは若干の痛みは伴いますが、
手術中に患者さんが形を確認出来るというメリットと痛みというデメリットを秤にかけると、
私は痛みを多少我慢しても、局所麻酔で行うことを患者さんに勧めます。

要は、痛くなくても確認無しで納得出来ない結果に終わるのと、
多少痛くても術中に確認しながら納得して手術を終わるのとどちらが良いか?
ということを患者さんに聞くことがよくあります。

もちろん、不安感や痛みに極度に弱い方などの場合に限って
静脈麻酔や笑気ガスなどを併用することはありますが、
これとて出来るだけ手術中の確認作業に影響が出来るだけ出ないように行うように心がけています。

鼻尖修正手術の話に戻りますが、術中に患者さんが鏡で確認して絞り加減が甘いと感じたなら、
また糸を外して絞りを強くすることも出来ますし、逆に絞り過ぎて不自然だと感じるなら
糸を外して、絞り加減をよりマイルドにするなど、術中にこの絞り加減を調整することで、
極端なピンチノーズやPolly beakをほぼ完全に防ぐことが可能と考えています。

そして繰り返しますが、そのためには患者さんが術中に上体を起こすことが出来て
かつハッキリした意識の中で自分で鼻の形を見て決めることが一番大切です。

さて、以下は太い鼻先を気にして当院を受診した32歳の女性の鼻です。






正目から見て鼻根(目と目の間)はそれほどでもありませんが、
鼻背(鼻スジ)から鼻先にかけて、鼻の下2/3が太くボッテリした印象です。

患者さんがよく言うところの「ダンゴ鼻」という表現に相当する鼻です。

下から見た写真では、鼻先の輪郭のアーチが非常に鈍な角度であることがよく分かります。

鼻スジから鼻先かけて絞りを入れて細く見せることで、
より洗練され上品でフェミニンな印象に変えたいところです。

また、患者さんの方から鼻柱(左右の鼻の穴の仕切り部分)も
下に出して伸ばしたいというリクエストがありました。

これも、一見鼻先の話とは無関係のように思えますが、
実は鼻柱を下に伸ばすことで視覚的に鼻先をより細く見せることが可能です。

鼻を一塊のパーツとして見る場合、縦に長いか、横に幅広いか、つまり縦横比によって
鼻が細く見えたり太く見えると言うことを常に頭に入れておく必要があります。

ですので、鼻尖修正と鼻柱耳介軟骨移植は非常に相性のよい手術で
お互いの効果を高め合う相乗効果の期待出来る手術ともいえます。

しかし、鼻の手術には複数の手技を組み合わせることで
お互いの効果を逆に打ち消し合う可能性のある組み合わせもあるため、要注意です。

この点について、術前に患者さんとカウンセリングでよく話を煮詰めておかないと、
期待した結果と全く異なる仕上がりとなることがあり得ます。

またこれに関連して言うと、複数の手技を時期を分けて段階的に行う場合、
行う手技の「順序」もかなり重要で、順番を間違えると前に行った手技の効果が
後に行う手技により打ち消されてしまうケースもあるので憶えておいてほしいと思います。












上は、術後1ヶ月目の状態と術前の状態を比較しています。

上から順に術前>術後の順番です。

オープンアプローチ(鼻柱切開あり)で行っているため、
鼻柱にわずかな傷跡を認めますが、傷跡が最も目立つ時期の1ヶ月目でこの程度なら
2−3ヶ月で傷跡はほぼ分からなくなってゆくことでしょう。

局所麻酔を用い、例によって絞り加減を患者さんに鏡で見てもらいつつ微調整しながら
行ったため、非常に自然な細さが得られました。

ただこの「自然な」というのは、あくまで患者さんが判断することなので、
「自然」の定義は個々人によりかなりレンジに幅があるとも言えます。

当院では、こちらの考えを決して一方的には出来るだけ押しつけないようにしています。

しかし、たとえ患者さんの希望であったとしても
プロの目から見て客観的に明らかに標準的な枠組みを超えてしまっていたり、
不自然であると判断したものについては、他の方法等のアドバイスをさせて頂くこともあります。


  


さらに上は、術前術後のプロフィールを比較した写真です。

鼻柱部分がしっかり下に伸びていることが確認できます。

それと同時に、鼻先の上の部分(supratip)はストレートなラインで、
十分に絞りを入れたにもかかわらず、いわゆるPolly beak変形のような
ふくらみ(前方への突出)は認めません。
これも、手術中に上体を起こして絞りを微調整しながら行うからこそ出来ることです。
当院の鼻尖修正の詳細はこちらです。

蛇足ですが、この方は鼻背にハンプがありますが、ここには今回手を加えていません。

それなのに、術後にハンプが微妙に目立たなくなっていますよね?

これは、鼻尖修正でしっかり鼻先に絞りが入ると鼻先部分がわずかに高くなるため
いわゆるTip projectionが得られるための視覚的な効果です。
錯覚とも言えますが、おまけの副次的な効果です。

<ブログ内症例についての情報>
・当手術に要した費用 ;鼻尖修正20万円+鼻柱耳介軟骨移植20万円(税抜き)
・当手術で考えられるリスク;血腫、皮膚壊死、皮膚の傷跡、後戻り、左右差など
・ブログ内症例についての問い合わせ先:こちらからお問い合わせください

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池袋西口の美容皮膚科・美容外科みずほクリニック院長のブログです。当院では美容医療だけではなく、逆さまつ毛、眼瞼下垂、ワキガ治療などの保険診療も行っており、少しでも幅広く、地域の医療振興に貢献できればと考えております。