逆さまつげは、治ります。
※当院では「上まぶたの逆さまつげ治療」のみ保険診療を取り扱っています。下まぶたにおいては保険適用となりませんのでご留意ください。
逆さまつげとは、本来外側に向いていなければならないはずのまつげが、内側を向いてしまっている状態のことです。また、何らかの原因でまつげが眼球に触れてしまい、目に傷がつきやすい状態となっている場合も逆さまつげと呼ばれます。
逆さまつげの具体的な症状としては、眼球の痛みや違和感の他、めやにが多い、涙が良く出るなどがあります。生まれつきの症状であることが多いため、症状の度合いによってはこの状態に慣れてしまって自分が逆さまつげだと気が付かない人もいます。ですが重度の逆さまつげの場合、眼球に触れ続けた結果、視力の低下などに発展してしまうこともあるため、気になる際には放置せずに治療を行うほうが良いでしょう。
上まぶたの逆さまつげ治療は保険適用も可能です。保険適用の有無は国の基準で決まっているため、診察の際に医師が実際に症状を確認した上で判断します。
30分程度で完了する日帰り手術と、1週間後に行う経過観察の診察で長年抱えていた逆さまつげの悩みを解決することができます。なお二重のラインの太さや左右差の調整などが審美的な調整が必要な際には自由診療になります。
逆さまつげの手術を何科に相談すればよいのかわからいという方もいらっしゃるかもしれません。目の周りは顔の印象をつくるうえでとても重要な部分ですので、眼科医よりも形成外科や美容外科経験のある医師による対応をおすすめします。