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痩身マシン クールスカルプティング・エリート/男性のお腹痩せ

2023年05月22日(月) | カテゴリ: 美容外科, 脂肪吸引・痩身・ダイエット

医療痩身マシンには、マイナーなものも含めると多数の機器が各メーカーから発売されていますが、その中で最もエビデンスが豊富で信頼性が高い医療痩身マシンとも言えるのが、アラガン社のクールスカルプティングと、サイノシュア社のスカルプシュアではないでしょうか。

当院では医療用痩身マシン界における二大巨頭ともいえるこの2つのマシンを両方とも所有しておりますが、なかでもクールスカルプティング・エリートは、施術1回でも効果が期待出来る点が好評で、現在多数のご予約をいただいております。

クールスカルプティングは、脂肪冷却によって脂肪細胞がアポトーシス*(Pragrammed cell death)を起こすことで、3ヶ月ほどで部分痩身効果を得られる施術です。
*「アポトーシス」とは、周囲に不要な炎症反応を生じさせることなく、細胞が整然と秩序だって死んでなくなってゆくような形式の細胞死です。これに対し周囲に強い炎症反応を惹起するタイプの細胞死は「壊死・ネクローシス」として区別されます。

当院で導入しているクールスカルプティング・エリート(クルスカ・エリート)は一般的なクールスカルプティング(クスルカ)の上位機種で、マシンに2つの吸引口がセットされているため同時に2部位を施術することができます。
価格については【1部位どこでも一律27,500円(税込)】という明快な料金体系にしていることもあり、おかげ様で患者様から好評をいただいています。(他院ですと2部位目から料金体系がグッとあがってしまったり、また吸引サイズなどによって価格が異なるなど、料金体系が複雑なようです)

今回はお腹痩せとしてクルスカ・エリートの施術を行った男性の症例写真をご紹介したいと思います。




上は腹部の脂肪を減らしたいとしてご相談に来られた42歳の男性です。術後は3か月目の状態です。

上腹部、下腹部、両側腹部の4箇所にカップを装着して、脂肪を冷却しました。温度設定によって脂肪細胞のみにストレスを加えて、脂肪細胞自らの内因生の細胞死を誘発します。脂肪細胞が死滅して、それが周囲の組織に吸収されるのに3ヶ月を要するので、目に見える形で痩身効果が得られるのが、やはり3ヶ月目ということになります。

横から見ると、上腹部下腹部の脂肪が減少したことが写真でも分かりやすい変化かと思います。側腹部にも変化があるのですが、少しわかりづらいかもしれないのでカップを装着した箇所、つまり脂肪量が減少した場所をオレンジの矢印で示しています。

美容クリニックに導入されている医療用痩身機には様々な原理なものがありますが、1回の施術で視覚的にもしっかり効果が見える機器というのは、今のところクールスカルプティングくらいではないかと思います。


今回の症例のように、クールスカルプティングは1回の施術でも効果を実感できますが、複数回繰り返すことでよりしっかりと効果を実感できる点が特徴です。(中には脂肪吸引術に近いくらいのレベルの効果を出せることもあります)

部分痩身に興味はあるけれども、どうしても怖くて手術に踏み切れないという方には、クールスカルプティングは是非ともお試し頂きたい施術です。カップを装着して横になって寝ているだけで施術は完了し、術中の痛みやダウンタイムなどもほとんどありません。

当院で導入しているクルスカ・エリート(クールスカスプティング・エリート)は、通常のクルスカよりも時間を短縮して複数部位を施術することができますので、早めに効果を出したい方や複数部位を一度の施術したい方には特にお勧めです。
当院のクールスカスプティング・エリート(クルスカ・エリート)詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:クールスカルプティング・エリート(脂肪冷却破壊装置) 費用:1部位27,500円 ※本症例は上・下腹+両側腹部(4部位)で110,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、凍傷、色素沈着、色素脱失、感染、左右非対称など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ



監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士