1.咬筋ボトックス
2.脂肪溶解注射(BNLS)
3.溶ける糸のリフト
4.ウルセラ(超音波による脂肪層引き締め術)
5.脂肪吸引
などが多いです。
細かく言えば実はもっとありますが、定番メニューと言えばこのあたりになってきます。
この他、本来の小顔整形ではありませんが、視覚的な効果を狙って
鼻や顎へのヒアルロン酸やレディエッセの注入などを勧めることがあります。
(もちろんこれらの部位に、プロテーゼ挿入もより効果的です。)
このように顔面中央の縦ラインに軸を生じさせる変化を与えると顔の両端が引き締まって見え、
顔の横幅を狭く見せることが出来るというのは昔からよく知られたテクニックです。
特に、上記1, 2, 3, 4の治療法はダウンタイムがほぼないため、
患者さんにとっては受けやすく医師としても勧めやすい治療ではありますが、
2, 3, 4については、効果に個人差があるため結果が100%保証されているとは言いがたいです。
ダウンタイムなしで、ほぼ100%約束された確実性の高い結果を得たいなら、
1の咬筋ボトックスが一番お勧めですが、咬筋は顔の最外側に存在するため
口横からフェイスラインにかけてのふくらみ(脂肪)に対しては、効果は無効ではないものの少ないです。
口横からフェイスラインの脂肪を確実に落とすのであれば、脂肪吸引が一番効果的です。
ただし、腫れや内出血は最短2週間ほど覚悟しなくてはなりませんが。。
なお、最大限の小顔効果を追求するなら、上記の治療法1, 2, 3, 4 + 隆鼻術など、
治療法を組み合わせれば組み合わせるほど、より高い効果を得られることは間違いありません。
さて、当院がお勧めする頬脂肪吸引の効果が実際いかほどのものかご覧にいれます。
下は、頬の脂肪が多く、
フェイスラインの横方向に膨らみがありいわゆる「下ぶくれ」と表現される
輪郭を改善したいとしてご相談を受けた30歳の女性です。
小顔整形を希望されて来られる方においても、
顔が大きく見える原因によっても勧める治療は当然異なってきます。
筋肉ならボトックス、脂肪なら溶解注射、ウルセラ、溶ける糸、吸引手術などと分かれています。
また、脂肪吸引手術においても、脂肪の付き方によって効果の大きさに当然差が出てまいります。
上記の方のように、比較的痩せていらっしゃるにもかかわらず、
フェイスラインや頬にだけ脂肪が付きやすいタイプの方には、頬脂肪吸引手術がベストの選択です。
肥満体型で、顔にも脂肪がついている方よりも手術結果を出しやすいタイプと言えます。
しかし脂肪吸引手術を考えていても、どうしても一歩を踏み出せない方が一番心配していることが、
術後のダウンタイム、つまり腫れと内出血がどの程度で、どのくらい長引くかという点です。
あくまで個人差はありますが、下は術後約2週間が経過したところです。
頬の横幅のラインがほっそりしていることから、腫れは引きつつあることが分かりますが、
内出血の跡がまだ両頬に黄色く残っています。
この色味が引くにはあと1週間くらいはかかりそうですが、メイクではカバー可能なレベルです。
どうしても気になるなら、秋冬などに行いマスクで隠すという手もあります。
一方傷跡については、
脂肪吸引の吸引管を入れる部位(長さ4mmほどの切開創)は耳たぶの付け根ですので、
傷跡が目立って気になるという方は今まで見かけたことはありません。
(つまり、傷跡が問題となる施術ではありません)
そして下の左が術前で右が、術後1.5ヶ月目の状態です。
腫れもかなり落ち着きほぼ完成形に近づきつつありますが、
これからさらにまた引き締まりが進み、施術後3ヶ月目くらいに100%の効果が得られ完成します。
患者さんとしては、頬のいわゆる「下ぶくれ」状態が今までずっとコンプレックスだったとのことで
「思いきってやってみて本当に良かった!」という喜びの言葉を頂きました。
患者さんから頂くこのような言葉が美容外科医冥利につきるというか、
本当にこの職業について良かったなと思える時です。
本音を言ってしまいますと、ほぼこの瞬間のためだけに日々この仕事に従事していると言えます。
脂肪吸引と言えば、お腹や足、腕などを真っ先に想像することも多いと思われますが、
小顔整形で脂肪吸引という選択肢も一考の価値ありです。
当院はどの部位も一律70,000円の価格で脂肪吸引を行っています。
いずれも院長の小松が治療を行っておりますので、興味のある方は是非一度ご相談ください。
頬の脂肪吸引詳細はこちらです。
当院の脂肪吸引治療についてはこちらです。
本ブログの症例に関する情報
治療名:頬の脂肪吸引 費用:77,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、漿液腫、血腫、傷跡など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。