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グラマラスライン形成と目尻切開の併用施術

2024年03月19日(火) | カテゴリ: 二重整形・眼瞼下垂・目元
顔を美しく見せる上で、目元は最重要パーツの1つです。そのため「大きくて印象的な目元にしたい」というご希望は、特に女性から特によくいただくご相談です。

目を大きくする方法にはいろいろありますが、ざっくりまとめると以下4つが挙げられます。

1.上下方向に拡大する
眼瞼下垂手術(挙筋前転術による目ヂカラ強化術)> 上方向に拡大
グラマラスライン形成 > 下方向に拡大

2.横方向に拡大する
目頭切開 > 内側方向に拡大
目尻切開 > 外側方向に拡大

厳密に言えば二重整形なども目を大きく見せる方法には含まれますが、二重整形の場合は目そのものを大きくする施術ではなく、二重ラインにすることで視覚的効果として大きく見えるようになったり、もしくは単に皮膚(上まぶた)のかぶさりが取れて大きく見えるようになるなどのため、上に挙げた4つの手術(=目元を物理的に大きくする)とは少し意味あいが異なります。

今回は、グラマラスライン形成(たれ目形成)と目尻切開のコンビ手術で目元を大きく見せるという症例についてご紹介したいと思います。

以下は、「目元を下方向に大きくして印象的な目元の雰囲気に変えたい」という希望で当院にご相談に来られた22歳の女性です。




患者様とご相談した結果、目元を下方向に大きくすると同時に、外側方向にも大きくする施術として、グラマラスライン形成(たれ目形成)と目尻切開のコンビ手術を行うこととなりました。

グラマラスライン形成(たれ目形成)と目尻切開の手術は大変相性が良く、組み合わせることで相乗効果が得られやすい施術です。目尻切開による「横方向への拡大」がグラマラスライン形成でさらにブーストされるため、よりしっかりと目元が横方法に大きく見えるようになります。またグラマラスラインによる下瞼瞼縁の「下方向への拡大」においても、目頭切開(横方向への拡大)を組み合わせることで、よりはっきりと分かりやすく変化を実感いただけるようになります。

この施術におけるデメリットをあえて挙げるとすると、目尻切開後の後戻りを防止するために目尻を牽引する糸を7日間目尻に貼り付けておかなくてはならないという点でしょうか。(後戻り防止対策は、目尻切開単独での施術でも行っていただきます)実際のテープの様子は以下のようなものになります。




そのため術後7日間についてはさすがに施術をしたことが目立たないとは言えないので、この1週間だけは患者様にご辛抱いただいております。
さて、この施術による術前後の変化について見てみましょう。





術後の写真は手術後7日目の、糸を抜糸した時点で撮影した写真です。多少まだ赤みがありますが、目元が外側と下方向に拡大していることが非常に分かりやすい状態になっているのではないかと思います。

目尻切開は、術後に後戻りが生じる可能性があるため若干過矯正気味に行っていますが、このままで仕上がっても極端に不自然とまでは言えないのではないでしょうか。

なお当院の手術では、施術の途中で患者様に目元の変化の状態を実際に鏡で確認していただき、変化に納得していただいたところで施術を終えるというステップを必ず挟んでおり、今回の方の変化についても患者様自身が気に入ったところで仕上げを行っています。そのため術後の変化については、「もっとたれ目を強調したい」「もっと横に大きな目元にしたい」といったご希望にももちろん対応可能ですし、一人ひとりの患者様に実際に手術中に確認を取った上で目元の拡大の仕方を細かく調整しておりますのでお気軽にご相談ください。
>当院の目尻切開の詳細はこちら
>当院のグラマラス(たれ目)形成の詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:グラマラスライン(たれ目)形成、目尻切開 費用:グラマラスライン(たれ目)形成 220,000円、目尻切開 220,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、傷跡、左右非対称、後戻り、ケロイド、肥厚性瘢痕など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士