グラマラスライン(タレ目)形成


つり目の改善、タレ目の形成、ぱっちり目など、
当院のグラマラスライン(タレ目)形成では
99%後戻りのないオリジナル技法を取り入れています
グラマラスライン(タレ目)形成とは、下まぶたのラインを下げて目元を大きく見せる人気の整形術です。左右の下まぶたの中央部から外側にかけてのラインを、滑らかにハの字状に下げることで、愛らしいタレ目や、ぱっちりした魅力的な大きな目元を形成します。特に東洋人の場合はツリ目(目尻側が吊り上がった目元)になりやすい傾向がありますが、そのような方がグラマラスライン(タレ目)形成を行うことで、水平の柔らかい目元に印象を変えることができます。
<グラマラスライン(タレ目)形成術のイメージ>



少し前までのグラマラスライン(タレ目)形成術では、「傷跡が目立たない」という売り文句で下まぶたの結膜側を切開する手術(下まぶた裏の結膜側を切開して CPF:capsulo-palpebral fascia/眼瞼筋膜 という腱膜状の組織を切除縫合し、短縮して下瞼を下方に引く方法)が一般的でしたが、この方法は数年後に後戻りが発生したり、逆さまつ毛(睫毛内反)になるといった副作用やリスクがあったことから、最近では少し下火になってきているように思われます。
そのような中で、後戻りがなく、また副作用やリスクなども少ない方法として改めて注目されているのが、下まぶたの表側からアプローチする方法です。表側からの切開となるため術後の傷跡を心配する方もおられますが、睫毛の生え際ギリギリを狙って切開し、さらに精確に創縁を合わせて縫合する技術があれば、術後の傷跡はほぼ分からないレベルで仕上げることが可能です。

当院で取り扱うグラマラスライン(タレ目)形成
の術式について
患者様によってご希望は様々ですので、当院では複数のグラマラスライン(タレ目)形成術を用意しています。ダウンタイムの長さや持続期間、後戻りの有無、費用などをトータル的に比較した上でご自身にあったものをお選びいただければと思います。
①当院オリジナルAM法/後戻りのないグラマラスライン(タレ目)形成

AM法の最大の特徴は、「後戻りがない」「傷跡が目立たない」の2点になります。
今までの手法ではこの2つを一度に叶えた術式がなかったのですが、当院オリジナルAM法ではこの相反するともいえる2つを一度に実現することに成功しています。
ここからは少し専門的な話になりますが、「AM」とは、arcus marginalis(アークス・マージナーリス/下眼瞼縁骨膜付着部)という眼窩下縁の骨膜部分の略称を意味します。本施術では皮膚を切開し眼輪筋の下を剥離して、arcus marginalis(アークス・マージナーリス/下眼瞼縁骨膜付着部)を剖出し、この部位(=「AM」は骨膜の付着部ゆえ、固定・牽引力に大変優れた組織です)を、下まぶたを下垂させる際の「固定源」として使用し、下まぶたの瞼板を下方に引く方式をとっています。現在、当院のグラマラスライン(タレ目)形成ではデフォルトでこの手法を採用しておりますが、この手法で手術を行うようにしてから、もはや後戻り現象は99%以上見られなくなりました。
※一般的なクリニックの場合、グラマラスライン(タレ目)を切開法によって形成する際は「CPF(capsulo-palpebral fascia/眼瞼筋膜)」という、下まぶたを下方に引く作用のある腱膜組織(上瞼で言うところ挙筋腱膜に相当)を切除縫合し短縮するのが主流です。そして巷では、この方法であれば後戻りをしないと言われていますが、実際にはこの方法で施術を行っても数年後に後戻りが生じることがかなりあります。(私の肌感としては、3年以内に半分程度の割合で元の状態に戻っています)
このようなことが起きる原因としては、術法の限界(CPFを使用した固定法の限界)や医師の技術的な問題などが主な理由ですが、いずれにせよ患者様から他院修正の再手術含めて何度もご相談を受けることもあったため、より堅固で後戻りのない術式はないかと考えた末に開発したのが、当院オリジナルの「AM法」です。
繰り返しになりますが、多くの方が心配される「表側から切開すると、傷跡が目立つのでは?」という点については、切開をまつ毛の生え際ギリギリで行い、さらに縫合時に精密に皮膚を合わせる技術があればほとんど目立つことはありません。(当院ではすでに相当数の症例を行っていますが、術後に傷跡が目立つとして再修正などのご相談をいただいたことは一度もありません)

②下まぶた裏側からのアプローチ・CPF法/Capsulo-palpebral fascia(眼瞼筋膜)の短縮

下まぶたの裏側からアプローチをして、「CPF(capsulo-palpebral fascia/眼瞼筋膜)」という下まぶたを下方に引く作用のある腱膜組織(上瞼で言うところ挙筋腱膜に相当)を切除縫合し短縮するグラマラスライン(タレ目)形成術です。傷跡が目立たない・後戻りが少ないと一般的には言われており、現在も多くのクリニックで行われています。
③埋没法/メス不要・糸だけで行うグラマラスライン(タレ目)形成

二重埋没法を応用した、糸を使った切開を伴わない「切らないグラマラスライン(タレ目)形成」です。切開はしたくない、できるだけ手軽にタレ目にしたい、という際にお勧めです。
④ボトックス注射/注射によるグラマラスライン(タレ目)形成
より手軽な「注射のみ」によるグラマラスライン(タレ目)形成術として、ボトックス注射による手法もあります。下まぶたの目尻側にボトックスを注射することで、目の下の筋肉(眼輪筋)の働きを緩めて下まぶたを下げる施術です。
グラマラスライン(タレ目)形成と同時に
涙袋ヒアルロン酸もご検討されている方へ

下まぶたへの施術として、グラマラスライン(タレ目)形成と同じくらい当院で人気なのがヒアルロン注入による涙袋形成術です。この2つの施術を併用することで、タレ目でぷっくしりた、より愛らしく魅力的な目元を形成することができるため、2つの施術を両方とも行いという方も多くいらっしゃいます。
ただしこの場合、表側から皮膚切開を行う手法ですと、涙袋にヒアルロン酸を入れにくくなる可能性があります。もし本施術と同時、もしくは近い将来に涙袋ヒアルロン酸をご検討の場合は、ヒアルロン酸注入にできるだけ影響がでない方法(結膜側からの切開)にて施術を行いますので診察の際にお申し付けください。
なお、グラマラスライン(タレ目)形成後に早めに涙袋ヒアルロン酸を行いたいという場合、個人差はありますが、グラマラスライン(タレ目)形成による創治癒が完了して、腫れ・内出血が引く2~3週間後からであれば可能です。
施術の特長
- 当院オリジナルのAM法は後戻りの可能性が99%ありません。
- 切るグラマラスライン(タレ目)形成術では、一般的なクリニックではCPF(capsulo-palpebral fascia/眼瞼筋膜)という方法が主流ですが、当院オリジナルのAM法は、arcus marginalis(アークス・マージナーリス/下眼瞼縁骨膜付着部)という堅固な組織を固定源として下まぶたの瞼板を下方に引く方式を採用しています。このため術後に下まぶたが元の状態に戻ってしまったり、ラインが変わってしまうというリスクをほぼ100%に近い確率で回避することが可能になりました。
- 複数の施術法から選択可能です
- 後戻りもなくラインに変化が生じにくい当院オリジナルのAM法がお勧めですが、どうしても傷跡を皮膚側に作りたくないという場合は(と言っても、AM法も下まぶたのキワをギリギリで切開して縫合するためほぼ傷跡は目立ちません)、裏ハムラ法の剥離法を応用した下まぶたの粘膜側からのアプローチによるグラマラスライン(タレ目)形成も可能です。その他、埋没法の応用となる糸を使った方法やボトックス注射によるグラマラスライン(タレ目)形成などもありますので、カウンセリングの際にご希望の方法をお伝えください。
- 目尻切開や眼瞼下垂術との併用で目元をより大きくすることも可能です
- グラマラスライン(タレ目)形成は、目尻切開や眼瞼下垂術(挙筋前転法)と併用することで、より大きく魅力的な目元を形成することが可能です。目尻切開を組み合わせた場合は目元を下方向+外側横方向に大きくすることができ、眼瞼下垂術を併用した場合は目元を上方向にも大きくすることができます。お一人ひとり目元の形は異なり、また仕上がりイメージも様々ですので、当院では患者様にあわせてカスタマイズした形で目元形成を行っています。
効果目的
- つり目を改善する
- たれ目にする
- 目元を大きく見せる
- 切れ上がった目をやさしい目元に変える
施術の流れ
- 洗顔
- お顔全体を消毒します
- デザイン:皮膚ペン(スキンマーカー)で皮膚面にマーキングを行います。
- 下瞼に局所麻酔注射を打ちます。
- 皮膚・筋肉の切開を行います。(以下、AM法の場合)
- 眼輪筋の下にある眼窩隔膜上を眼窩下縁に向かって剥離し、眼窩下縁の骨膜を露出させます。
- 下まぶたの瞼板と眼窩下縁の骨膜を連結するようにして糸を掛けます。
- 手術台の上で上体を起こしてもらい、下まぶたのラインを見ながら糸の締め具合を調整します。
- 途中何回か、皮膚を仮縫合した状態で上体を起こし、御自身で鏡を持ってデザインを確認していただきます。下まぶたの下がり具合、カーブ、形などを入念にチェックしていただき、もし必要があればラインの微調整を行います。
※この時点でほとんど腫れはありませんので、正確に完成形をシミュレーションすることが可能です。 - 皮膚を糸で縫合して傷を閉じます。
- 20分ほど安静室にて休憩し、その後出血が止まっていることを確認してご帰宅いただきます。
料金
グラマラスライン (タレ目)形成 |
両目 | 220,000円 |
---|---|---|
モニター価格 | 154,000円 | |
切らないグラマラスライン (タレ目)形成 |
両目 | 66,000円 |
モニター価格 | 44,000円 |
※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。
施術情報
- 所要時間:1.5時間
- ダウンタイム:腫れが落ち着くまでに3週間程度
- 施術の痛み:局所麻酔注射時のわずかな痛み
- 通院:3回(2日目/下瞼のテープ除去、5日目/抜糸、1ヶ月目/仕上がりのチェック)
- 麻酔:以下の3つから選択可能
局所麻酔注射のみ
局所麻酔注射+鎮痛点滴
局所麻酔注射+静脈麻酔 - 持続性:半永久的
- 洗顔:下まぶたのテープが取れる5日目より可能
- シャワー・入浴:下まぶたの腫れがひくまではシャワーのみが望ましい
- メイク:下まぶたの抜糸が終わった翌日となる6日目より可能
※自由診療においては本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
※治療に使用する医薬品・機器は当院医師の判断の元、個人輸入にて手続きを行っております。
※未承認医療機器については「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照ください。
※本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
グラマラスライン(タレ目)形成による
失敗やトラブルについて

グラマラスライン(タレ目)形成で想定される失敗・トラブル例を以下に記載します。いずれも技術力のある医師が施術を行うことで極力回避をすることができますが、生じうる可能性として列挙致します。
なお、これらの失敗・トラブルは、施術を担当する医師の技術力(症例数や経験年数など)に起因する可能性が高いため、安易に価格や知名度だけでは選ばず、診察などの際にご自身でしっかりとそのあたりまで含めて見極められることをお勧めします。
術後に後戻りする(効果がなくなる)
グラマラスライン(タレ目)形成を行ったものの、術後に下まぶたが術前の状態に戻ったという失敗・トラブルが最も多いケースです。このような失敗を避けるためには、後戻りをしない施術法を選ぶこと、また技術に慣れた医師を選ぶことで極力回避することができます。
グラマラスライン(タレ目)形成の施術法にはいくつかの種類があり、そのうち切開を伴う方法であれば後戻りしないと一般的には言われておりますが、多くのクリニックで行われている CPF(capsulo-palpebral fascia/眼瞼筋膜)を切除縫合する手法の場合、数年程度で後戻りする可能性があります。(実際に当院では、このような症状について再手術のご相談を頂くことがしばしばあります)
そこで当院では、独自のAM法というarcus marginalis(アークス・マージナーリス/下眼瞼縁骨膜付着部)を固定源とする手法を取り入れることで後戻りは99%生じなくなりました。
後戻りの確率について
切開を伴うグラマラスライン(タレ目)形成として一般的に行われているCPF法(下まぶた表側からのアプローチ)の場合、当院にご来院される患者様(他院修正含める)からの相談状況を鑑みると、3年以内に半分程度の方が元に戻っている印象です。
当院独自のAM法(下まぶた表側or裏側からのアプローチ)は、この施術法を採用してから4年ほど経過していますが、別の施術のご相談などでその後も患者様は継続的にご来院してくださっている方が多いものの、未だグラマラスラインの後戻りに関するご相談をいただいたことはありません。
すでに後戻りしてしまった方へ
当院では他院修正のご相談も多数いただいております。ラインが戻ってしまった、崩れてしまったと言う際にはお気軽に診察にご来院ください。なお、他院修正の回数について、当院では同部位において2回以上の施術をされた方についてはお受けしておりません。これは、手術を繰り返すうちに皮下組織が硬くなり、術後に外反や兎眼といった副作用が生じるリスクが高いためです。ご理解いただければと思います。
見た目が「アカンベー」のような状態にはなる
グラマラスライン(タレ目)形成後に、下まぶたの赤い部分(粘膜側)が表に出てしまった状態をこのように言います。専門的な用語ではこの状態を「外反」「兎眼(とがん」と言います。(厳密にはこの2つは異なる症状ですが、いずれも似たような見た目になります)このような症状は、術後に血腫形成、感染などのトラブルが生じた場合に炎症によって組織が拘縮することで生じるもので、通常はグラマラスライン(タレ目)形成によって起きることはほぼありません。ただし、グラマラスライン(タレ目)形成特有の原因として、下まぶたの皮膚を取りすぎたり、必要以上にまぶたを下げた場合に生じる可能性があります。このような際の解決策としては、眼輪筋を吊り上げて引き締める処置を行いますが、これによってグラマラスライン(タレ目)の施術効果は打ち消されます。※なお、当院ではこのようなトラブルは一度も発生例はありません。
下まぶたが下がりすぎてやりすぎた状態になる
グラマラスライン(タレ目)形成の手術時に、下まぶたをけん引しすぎた際に生じる現象です。このような症状について他院修正のご相談をいただいた場合は、当院ではグラマラスライン(タレ目)形成の修正術を行っています。下まぶたのラインを眼輪筋のつり上げによって外側上方に引き上げれば、ある程度は元の状態に近いところまで戻せます。ただし眼球が前方に出ている方の場合この方法は無効となるため、気になる症状がある際にはまずはご相談ください。
ドライアイになる
グラマラスライン(タレ目)形成を行うと、眼球と空気が触れる表面積が増加するため、特に術後すぐのタイミングで乾燥が気になるということがあります。気になる際には、保湿作用のある目薬などの処方が可能ですのでお申し付けください。通常は次第に馴染んでくるため違和感がなくなりますが、まれに3か月以上経過しても改善しないこともあります。このような際には糸を解除して元に戻す施術が必要となります。
切開部分(下まぶたのキワなど)に傷跡が生じる
表側から切開を行うグラマラスライン(タレ目)形成の場合、術法や施術者の技術力によっては下まぶたのキワに傷跡が生じる可能性があります。
当院で行っているグラマラスライン(タレ目)形成では、仮に皮膚表面から施術を行ったとしてもほぼ傷跡が目立つことはありませんが、(※今まで施術を行った患者様からもそのようなお声をいただいております)、どうしても傷跡が残る可能性を0%に近い形で無くしたいという際には、表側を切開する術法ではない方法で施術を行うことで、傷跡が生じる可能性をさらに抑えることができます。
なお、当院のグラマラスライン(タレ目)形成の手法は以下の4つになります。
②裏側(粘膜側)からの切開アプローチ
③糸によるメスを使用しない施術
④ボトックス注射
このうち①以外は物理的に表側に傷跡が残らない方法となりますので、どうしても傷跡を残したくない際には②~④の方法をお選びいただければと思います。
皮膚がつっぱる
当院でこのような症状が起きたことはありませんが、施術による傷が治癒していく過程で、1か月目をピークに皮膚が一時的に硬くなることがあります。この際に皮膚がつっぱっているような感覚を覚えることがあるかもしれません。通常は次第に皮膚が再び柔らかくなってきますので、このような症状は3か月~半年程度で改善します。
グラマラスライン(タレ目)形成による
リスクや副作用について
グラマラスライン(タレ目)形成で想定されるリスク・副作用は以下になります。いずれも技術力のある医師が施術を行うことで極力回避をすることができますが、生じうる可能性があるものを記載致します。
結膜浮腫による一次的な視力低下
グラマラスライン(タレ目)形成は、下まぶたの皮膚と皮下組織に操作を加える施術のため、基本的に視力に影響が生じることはありませんが、グラマラスライン(タレ目)形成に限らず下まぶたの施術においては結膜浮腫という現象の発生が知られており、これによって一時的な複視(ものが二重に見える)や視力の一時的な低下を感じることが稀にあります。いずれも一時的なものであり、通常は1~2ヶ月以内には回復致します。
術後に目が閉じなくなる
当院ではこのようなケースは一度もありませんが、下まぶたに剥離操作を加える際に眼輪筋に入ってくる顔面神経を損傷した場合、理論的にはこのような症状が起きる可能性があります。また、下まぶたを下方に引きすぎた場合にも、まぶたの閉じにくさが生じる可能性があります。後者については糸を除去するか緩めることで容易に修正可能です。
グラマラスライン(タレ目)形成後の
注意点や術後の過ごし方について

ここではグラマラスライン(タレ目)形成の施術後、日常生活において気を付けていただきたい点などをまとめます。ほんの少し普段の生活に気を付けていただくだけで、目元のラインをよりキレイに長く持続させることが可能になりますので、本施術を検討している際には一度ご覧いただければと思います。
術後の点眼処置について
グラマラスライン(タレ目)形成後の点眼処置については必須ではありませんが、術後に目元の乾燥や痒みなどが気になる際には処方することもあります。乾燥が気になる際には保湿作用がある点眼薬を、痒み・異物感については抗炎症作用があるものをお使いいただきます。また下まぶたの手術においては、術後に結膜浮腫が生じて下まぶたの粘膜側からゼリー状の液体が出てくることがあります。このような際にはストロイド入りの点眼薬を処方致しますので気になる際には当院までご連絡ください。
洗顔やクレンジングについて
施術を行った部位への洗顔・クレンジングは、5日目の抜糸から可能です。ただし、強く擦ると皮下で縫合した糸が外れる可能性もあるため、できるだけ優しく力をかけすぎないようにして洗うようにしてください。これは「術後〇ヶ月まで」ということではなく、術後の効果をできるだけ安定した状態で維持させる意味でも、継続的に気を付けていただきたいポイントになります。
なお、それ以外のお顔については、施術部位に水や洗顔料が入らないように注意をしていただければ当日から可能です。
コンタクトについて
コンタクトについては、基本的には手術翌日から装着可能です。ただし、装着する際に、下まぶたを下に強く引くといった行為はしないようにしてください。
目元のマッサージについて
①グラマラスライン(タレ目)形成後に、一時的に下まぶたの皮膚が硬くなることがあります。このような症状が生じた際には、マッサージをしたり強く押すといった行為は行わないようにしてください。皮下組織を固定している糸が外れてしまったり、傷が開く可能性があります。その他、目の乾燥が気になる際には、目薬などで保湿をするようにしてください。
②上のような症状がない場合は、術後のテープ固定がはずれたところから優しくマッサージを行っていただいても構いませんが、下まぶたを強く押すことはお控えください。強い力で下まぶたを押す・マッサージをするという行為は、糸が外れる原因となるため、グラマラスライン(タレ目)形成の施術を行った場合は継続的に行わないようにしてください。
まつ毛美容液の使用について
上まつ毛については、術直後からでも使用可能です。下まつ毛については、どうしても使用したいという際には抜糸翌日(通常は6日目)から塗布するようにしてください。ただし当院では、下まつ毛への使用は通常時であっても皮膚の色素沈着になる副作用があることを鑑みて、基本的に下まつ毛への使用は推奨していません。
アイメイクについて
下まぶた以外の部位は、グラマラスライン(タレ目)形成の施術直後から可能です。
下まぶたについては、表側から切開を行った場合は術後5日目に行う抜糸以降から可能です。なお裏面(粘膜側)からの切開や糸による切らない施術、ボトックス注射の場合は、下まぶたであっても当日からメイク可能です。
術後のまつ毛エクステ、まつ毛パーマについて
当院オリジナルのAM法(下まぶた表側or裏側からのアプローチ)であれば抜糸翌日(6日目)から可能です。CPF法(下まぶた表側からのアプローチ)の場合は手術当日から可能です。
目元のレーザー治療について
目元のレーザー施術などは、物理的にはグラマラスライン(タレ目)形成後のテープ固定がはずれたタイミングから施術可能ですが、術後のダウンタイム(赤み・腫れ)が2~3週間程度続くことが多いため、これらは改善してから行うほうがよいでしょう。
よくあるご質問
- 下まぶたはどのくらい下げられますか?
- 当院で行うグラマラスライン(タレ目)形成では、最大3mm程度を上限としています。これ以上に下げると、術後に不自然なラインになる可能性が高いためです。なお、「3mm」というと小さな変化のように思えてしまいがちですが、実際には3mmも下げると、見た目にもかなりの変化が生じます。
- 他院で行ったグラマラスライン(タレ目)形成の修正は可能ですか?
- 当院ではグラマラスライン(タレ目)形成に限らず、他院で一度行った施術の修正は多数行っております。グラマラスライン(タレ目)形成においても、症状にもよりますが、何らかの修正は可能なことがほとんどですので、何か気になる症状がある際にはまずは診察にて状態を確認させていただければ、修正可能か判断させて頂きます。
- グラマラスライン(タレ目)形成の術後にまつ毛が生えなくなることはないですか?
- 切開を伴うグラマラスライン(タレ目)形成の場合、下まつ毛のキワ部分を切開する形で施術を行いますが、この際にはまつ毛の毛根を痛めないように丁寧に切開を行いますので、術後にまつ毛が映えてこなくなるということはありません。
- グラマラスライン(タレ目)形成の施術ができない・適応ではないケースはありますか?
- グラマラスライン(タレ目)形成は適応ではないケースというものが実はあります。それは、眼球が前に出ていたり、三白眼(すでに黒目の下に白目が露出している)の場合には、グラマラスライン(タレ目)形成の施術は推奨できません。このような状態でグラマラスライン(タレ目)形成の施術を行うと、術後に下まぶたが外反・兎目の状態、いわゆる「あかんべ」の状態になる可能性が高いです。
- 手術をやり直したい場合、元に戻せますか?
- 行った施術法によります。当院オリジナルのAM法(下まぶた表側or裏側からのアプローチ)は、固定している糸を解除することで元に戻せます。またCPF法(下まぶた裏側からのアプローチ)については、術後早い段階で糸を解除すれば元に戻りますが、時間が経過すると皮下組織と糸が癒着してしまうため、糸を解除するのとあわせてCPFと瞼板を切離すれば、元に戻すことができます。
- 下まぶたのたるみがあっても、グラマラスライン(タレ目)形成は可能ですか?
- グラマラスライン(タレ目)形成と下まぶたのたるみ取りの施術は全く逆の方向に皮膚を移動させる施術のため、下まぶたにたるみがある際にグラマラスライン(タレ目)形成を行うことは当院ではお勧めしておりません。下まぶたのたるみを取るのか(下まぶたの眼輪筋を引き上げる)、タレ目を作るのか(下まぶたの瞼縁を引き下げる)、どちらかをお選びいただくこととなります。
- 緑内障があっても、グラマラスライン(タレ目)形成は可能ですか?
- 目元の施術の中には、術後に眼球へかかる圧力が多少高くなる施術もありますが、グラマラスライン(タレ目)形成では皮膚がまぶたを圧迫することはないため、緑内障があっても悪化させるようなことは基本的にありません。
- 手術当日にマスカラやエクステをしていっても問題ないですか?
- グラマラスライン(タレ目)形成の手術を行う際には、事前につけまつ毛、エクステなどは外してご来院ください。また術前の洗顔にてマスカラやアイメイクもしっかり落としていただきます。
二重整形・眼瞼下垂・目元関連施術情報
二重整形・眼瞼下垂・目元関連情報
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士
美容外科・美容皮膚科
形成外科・一般皮膚科

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