形成外科独自のテクニックで
今までよりも傷跡を目立たなく縫合します。
切り傷や交通事故などの傷跡を目立たなくするには、一般的には傷跡のある皮膚を切り取って、それにより生じた傷を糸により縫合して閉じることが多いと言えます。傷跡がまったく消えてなくなるというよりは、今より幅の細い傷跡にすることで、より目立たなくなることを目的とする施術です。
局所麻酔を用いて目立つ傷跡の部分をメスで切除し、形成外科独自の皮膚縫合テクニックを用いて丁寧に縫い上げます。特に傷跡により皮膚につっぱりが生じている場合には保険診療の適応となるケースもありますので一度ご相談下さい。縫合ラインが手術直後は赤い線に見えますが半年から1年かけて徐々に肌色になり目立たなくなってゆきます。
また、赤みが強く盛り上がった傷跡はケロイドないしは肥厚性瘢痕と呼ばれ、女性の帝王切開や、胸の手術の傷跡、肩の傷跡によく見られます。こちらは手術ではなく薬の注射で盛り上がりを平にしつつ赤みを取り白く目立たなくすることが可能です。