最新機種の「Revlite(レブライト)SI」など
複数のレーザーを使い刺青を目立たなくします。
当院の刺青除去は、以下の4つの方法があります。
①レーザーにより少しずつ色を薄くする。(Qスイッチレーザー)
②レーザーにより皮膚面を削り取る。(炭酸ガスレーザー)
③器械により皮膚面を削り取る。(回転するヤスリ)
④手術により外科的に皮膚を切除する。
※サイズが小さい場合 ⇒ そのまま縫合
※サイズが大きい場合 ⇒ 自分の体の他所から皮膚を採取して皮膚移植する。
現在のトレンドとしては、レーザー除去、その中でも特に①Qスイッチレーザーによる刺青除去が一般的です。
Qスイッチレーザーは、ほぼ傷跡ゼロで刺青の色を抜くことが出来る優秀なレーザーです。
同じレーザーでも炭酸ガスレーザーだと皮膚を削り取るタイプのため、熱傷時に生ずるような傷跡が残ります。
当院のレーザーは、米国サイノシュア社のRevlite(レブライト)SIという最新機種を使用しています。
平成26年現時点で、都内には数台しか導入されておらず、非常に希少価値の高いレーザーです。
従来のQスイッチヤグレーザーが青・黒・赤・オレンジのみが治療対象だったのに対し、このレーザーは対応する色のバリエーションとして、スカイブルー、紫、明るい緑にも対応できるようになりました。
◆刺青除去の部位について
基本的にQスイッチヤグレーザーで対応できるケースがほとんどですが、もし色の抜けが悪い部位があれば、その部位だけを選択的に、炭酸ガスレーザーで削り取ることもできます。
小範囲で皮膚を削る分にはいかにも熱傷の跡のように目立つ傷跡になりづらいと言えます。削る面積が小さければ小さいほど傷の治りも早く、治癒が早いと、傷跡もそれに比例して目立たない仕上がりとなる傾向にあります。
◆当院の刺青除去のレーザー治療方針のまとめ
上述の通り、当院のレーザによる刺青除去治療は2段構えになっています。
- まず、Qスイッチヤグレーザーで取れるところまで出来る限り傷を作らずに刺青の色を抜く。
- 次にどうしても色抜けの悪いところのみを選んで部分的に炭酸ガスレーザーで皮膚を削り取り仕上げる。