ミラドライ

当院の医師・看護師陣は、ミラドライの日本発売元であるJMEC社公認の講習試験に合格し、正式に認定医・認定看護師として認められた認定施設です。医師だけではなく施術を担当する看護師（女性）も全員が認定資格を授与されており、技術と症例実績において製造元にも認められた医療関係者がミラドライの施術を行っております。

ミラドライは一度の施術で気になるニオイや汗の原因である汗腺を70～80％程度破壊することができます。そのため多くの場合は一度の施術でほぼニオイや汗の量が軽減されて治療は終了となりますが、施術後もどうしてもまだニオイや汗が気になるという際には、追加で2回目の治療を行うことも可能です。当院では2回目の施術について、1回目よりもリーズナブルな料金でご提供しています。また、一度の施術でよりしっかりと確実な効果を出したいという際には、より入念に時間をかけ、照射法にも工夫を凝らした当院独自の照射プラン（ダブル照射Bプラン）をお勧めしています。

汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺という2つがあり、アポクリン腺はわきがに、エクリン腺は汗の量に関係しています。エクリン腺は身体全体にほぼ均一に存在していますが、アポクリン腺は脇の下、外耳道、乳房、陰部などに多い点が特徴です。
エクリン腺から出る汗は無臭でサラサラしていますが、アポクリン腺から出る汗は、中性脂肪や脂肪酸、尿素、アンモニアなどの成分が混じっており、皮膚表面の常在菌などと接触することで独特なニオイを生じます。動物の場合、アポクリン腺から出るニオイは異性を引き付けるフェロモンのような役割がありますが、人間の場合は独特なニオイによって日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。

ミラドライは、汗腺が多く集まる部位にエネルギーを集中し、汗のニオイや多汗の原因となる汗腺を破壊するマシンです。表皮層を冷却しながら照射を行うため他の部位に熱が届くことはありません。施術による効果面はもちろん、安全面にもしっかりと考慮されていることから、厚生労働省の認可も得ているマシンです。

Step1

皮膚表面を軽く吸引してクーリング（冷却）を行いながら、マイクロ波を照射します

Step2

マイクロ波の照射で細胞内の水分子が振動して熱を発生し、皮下でマイクロ波が反射。汗腺の多い真皮層、皮下組織浅層が過熱されます。

Step3

真皮深層と皮下組織浅層に高い温度のヒートゾーンが形成されます。表皮と皮下組織浅層は冷却保護され温度は上がりません。

手術不要で長期的な効果が持続

マイクロ波を照射しニオイや汗の原因となる汗腺を破壊するミラドライは、手術を行うことなく気になるニオイや汗を除去することが可能です。ニオイや汗の元となる汗腺（アポクリン腺・エクリン腺）をマイクロ波によって破壊するため、再発する可能性も低い点が特徴です。

傷跡などのダウンタイムが少ない

手術を伴わないミラドライは、術後のアフターケアやダウンタイムが短い点も特徴です。施術中は吸引をしながら冷却するため、術後1週間程度は多少の赤みや腫れが生じますが、日常生活には支障はほぼありません。

一度の施術で症状はほぼ改善

ミラドライは一度の照射で70～80％程度の汗腺を破壊することができるため、1回の施術で結果にご満足いただけるケースがほとんどです。しかし「もっとしっかりとニオイや汗の量を軽減したい」という際には、当院独自のミラドライ照射法によって、より精度の高い結果に仕上げることも可能です。ご希望にあわせて3つのプランから照射法を選択することができます。

手術によるわきが・わき汗治療では、脇の下の皮膚を切除しわきがや汗の原因である汗腺（アポクリン腺・エクリン腺）を手術用ハサミに除去することでワキガや多汗症を改善します。この方法は医師が目視で汗腺を確認しながらひとつひとつ除去するため、確実かつ術後の効果も高い点が特徴ですが、術後1週間ほどの間、切開部分を圧迫する目的で、ガーゼで脇を固定する必要があるため、忙しくてなかなか仕事が休めない方などにはダウンタイムの関係で手術が難しいというデメリットがありました。また、手術後の切開ラインは半年から1年程度残ってしまうため、傷跡を気にされる方にも少しハードルが高いという声をいただくこともありました。
対してミラドライは、術後に一時的に赤みや腫れが生じますが、いずれも1週間程度で改善します。脇を固定するといったアフターケアも不要のため、お仕事などでお忙しい方や傷跡などのダウンタイムが気になる方にも比較的受けやすいわきが・わき汗治療であると言えます。

ボトックスによるわき汗注射は、注射1本で気になるニオイや汗を軽減することができる点がメリットですが、ワキガや汗の原因である汗腺そのものを除去する施術ではないため、効果は4か月～半年程度となり、手軽ではあるものの定期的に施術を行わないといけないデメリットがありました。
ミラドライは、多くの場合、一度の施術によってわきが・わき汗を改善することができます。ただし、汗腺の量やニオイの程度などによっては、1回の施術ではどうしても満足できないということもあります。その場合には、2回目の治療を1回目よりもお求めやすい価格で提供していますのでお気軽にご相談ください。

ミラドライは脇のニオイ・汗の改善だけではなく、デリケートゾーン（外陰部）や乳輪のニオイにも効果的です。ワキガの原因である汗腺（アポクリン腺）は、脇の他に耳の穴、乳輪、デリケートゾーン（外陰部）に多くあるため、ワキガが生じやすい体質の方の場合、デリケートゾーン（外陰部）や乳輪などにもニオイがあるケースが多いです。デリケートゾーン（外陰部）に生じるニオイは「すそわきが（すそが）」といい、おりものや生理によるニオイとは異なるワキガ特有のニオイが生じます。また当院では、照射方法を工夫することによって陰部（大陰唇・鼠径部）の他、Vライン、Oラインや、胸の谷間のニオイについても対応しております。気になる際にはお気軽にご相談ください。

※当院ではデリケートゾーンについて、ニオイの除去（ミラドライ治療）の他、黒ずみ除去も行っております。インティマレーザーという特殊なレーザーを照射することで、ダウンタイムや痛みがほぼない状態で黒ずみ部分の皮膚をごくごく薄く安全に削り取り、元の皮膚の色味に近い状態に改善することができます。黒ずみ除去レーザーはデリケートゾーン（外陰部）の他、乳輪、肛門、お尻の付け根等にも効果的です。

デリケートゾーン・乳輪の黒ずみ除去治療詳細はこちら

1. 

   マーキング：照射部位にマーキングを行います。
   当院ではより効果を確実に出すために通常よりも広範囲にマーキングを行っています。

2. 局所麻酔：麻酔の痛みが不安な方には事前にクリーム麻酔の使用も可能です。
   （クリーム麻酔は別途費用が掛かります）

3. 

   照射：マーキング位置にミラドライを照射していきます。
   照射時は脇の皮膚を軽く吸引・冷却しながら行います。

4. 

   冷却：照射後は15分ほど冷却を行い終了です。

• 施術の4日前までにご自宅にて剃毛をお願いいたします。
• ミラドライは照射後、一時的に赤み、腫れ、痛み、むくみ、しこりなどが生じることがあります。いずれも1週間程度で自然と改善します。（逆に術後に腫れやむくみが生じなかった際には、汗腺が破壊されていない可能性が高いです）
• ミラドライ照射後1か月程度経過した際に、わきのツッパリ感やしこりを感じることがあります。一時的なものですので自然に改善します。
• 施術後1か月程度は、医療脱毛はお避け下さい。
• 激しい運動やサウナなどの熱がこもる行為は、術後2週間程度はお控えください。

ミラドライ治療による失敗・後悔・再発について詳細はこちら

• 妊娠中、授乳中の方
• 心臓ペースメーカーなどの電子機器を装着している方
• 腋窩付近に金属製のインプラントが埋め込まれている方や刺青のある方
• 腋窩に悪性腫瘍や皮膚悪性腫瘍がある方

Q. ミラドライの効果はいつ頃から実感できますか？

ミラドライの治療効果は、術直後から実感できることが多いです。メーカー情報によると、また治療1か月後には83％の方において改善効果が認められています。

Q. 陰部のすそわきがが気になります。ミラドライで改善しますか？

すそわきが（陰部のニオイ）や乳首のニオイも、わきがと同じアポクリン腺が原因となるため、ミラドライによる施術が可能です。

ミラドライ治療による失敗・後悔・再発について詳細はこちら

わきが・多汗症治療関連施術情報

• わき汗ボトックス
• わき汗治療 外用薬（エクロックゲル／保険適用）
• わき汗手術（保険／自由）
• ミラドライ

わきが・多汗症治療関連情報

• ミラドライ治療による失敗・後悔・再発について
• わき汗ボトックス治療を行ったものの効果がなかった方へ

その他（婦人科形成・ボディ整形など）関連施術情報

• 婦人科形成・ピル外来
• デリケートゾーンの黒ずみ取り
• 小陰唇縮小術
• 性病（性感染症）検査
• 口元・唇の整形
• 耳・耳たぶの整形
• わきが・多汗症治療
• いびき治療（ナイトレーズ）
• ヘソ形成
• アートメイク（眉、アイライン）
• アートメイク除去・デザイン修正
• 脂漏性皮膚炎の治療(アクネトレント)
• 化膿性汗腺炎治療（内服治療）
• 刺青除去
• 傷跡修正
• 男性美容（メンズ）・男の整形
• 包茎手術