医療脱毛における注意点
医療脱毛前に医師による診察を行い、肌の状態などを確認しますが、以下のような際には医療脱毛を行えない可能性がありますので事前に確認いただければと思います。
治療できないケース
- ①極端に日焼けをしている場合
- ②毛抜きによる自己処理をしている場合
- ③肌荒れなどが生じている場合
- ①極端に日焼けをしている場合
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医療脱毛ではレーザーがメラニン色素に反応して照射を行うため、日焼けをしている方やもともと肌が黒い方は火傷などのリスクが高く脱毛治療をお断りしているクリニックが多いです。
なお当院が導入しているエリート・プラスは755nmのアレキサンドライトレーザーとあわせて1064nmのヤグレーザーを搭載しているため日焼け肌や色黒肌の方はもちろん、色素沈着がある箇所でも脱毛を行うことができます。ヤグレーザーは日焼け肌の他、太い毛の脱毛も得意としており、脇やVIO、男性のヒゲなどにも特に効果的です。 - ②毛抜きによる自己処理をしている場合
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当院でも脱毛治療前には必ずカミソリでムダ毛を剃ってくるようにお願いをしておりますが、毛抜きによる自己処理は厳禁とさせていただいています。毛抜きの場合、毛根から根こそぎ抜いてしまうため、レーザーが反応する黒い色素がなくなってしまうからです。
もし治療前に毛抜きによる自己処理をされた場合には、1ヵ月以上あけてから照射することをお薦めします。 - ③肌荒れなどが生じている場合
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こちらは肌荒れの状態によります。ひどい炎症を伴っている場合などは症状が改善するまで時期を置いた上で脱毛を行うようにしますが、乾燥肌や敏感肌、アトピーなどの一般的な肌荒れの場合は逆に医療脱毛によってコンディションがよくなるケースもあります。肌の状態によってケースバイケースとなるため、気になる際には医師の診察を受けることをお薦めします。
なおカミソリや毛抜きによる自己処理が肌トラブルの原因になっていることもあります。表皮はとても薄いため少しの刺激でも簡単にはがれやすく、外部からの刺激を防ぐ皮膚表面が薄くなることで乾燥肌や敏感肌になることもあります。医療脱毛は自己処理の回数を減らすことになるため肌質改善にもつながります。
医療脱毛を行う前日にすることは?
当院では初診後にそのまま照射をすることができますので、医療脱毛を高い確率でされる予定でいる場合は、事前に脱毛を行う準備をしてきていただけるとありがたいです。
照射前日にお願いしたいことは、照射部位の剃毛です。カミソリで事前にムダ毛を処理してきてください。この際毛抜きは使用せず、カミソリでできるだけ切り傷などを作らないように優しく剃毛してください。またカミソリは出来るだけ清潔なものを使用してください。
顔脱毛の際に多いご質問
顔脱毛はわき、VIOと同じくらい当院でも人気の部位です。顔色が1トーン明るくなり透明感が増す上にメイク乗りがよくなるというのが顔脱毛を受けた患者さんに多い感想です。
顔脱毛の際にメイクをしていってもよいのかというご質問も多くいただきますが、院内のパウダールームでメイクを落とすことができますのでお化粧をしてきていただいても構いません。治療後もメイクをしてお帰りいただいても構いません。ただし術後は日焼けに注意していただきたいので、日焼け止めは必ず塗ってください。