小顔・たるみ治療(脂肪吸引・糸リフト)
複合技による小顔整形・シャープな雰囲気に変える
ドクターによる症例解説
症例に関する情報
治療名:頬脂肪吸引、咬筋ボトックス、鼻尖修正、鼻中隔延長、顎先ヒアルロン酸注入 費用:679,800円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:頬脂肪吸引/内出血、腫れ、血腫、頬の陥凹、左右非対称など、顎ヒアルロン酸注入/ヒアルロン酸に対するアレルギーなど、鼻尖修正、鼻中隔延長/血腫、傷跡、左右非対称など、咬筋ボトックス/笑いづらさ、左右非対称など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
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術前・正面
顔が丸く大きく見えるので、小顔にしつつシャープな印象に変えたいという22歳の女性です。
小顔整形ではまず輪郭に着目して操作を加えることが多いのですが、鼻・顎といった顔の中心線を通るライン上のパーツが実は重要な役割を果たします。
つまり、より鼻スジがきれいにスッと通ってさらに鼻先が細ければ輪郭が中央方向に締まって見えますし、顎先が尖っていると顔面の縦横比が縦長になるためより痩せて見えます。丸顔を面長に見せたければ、顎先のポイントを下に出すのも非常に効果的です。
術前・輪郭の着目点
輪郭に対しては、頬脂肪吸引と咬筋へのボトックス注射を行います。
図内のオレンジの丸で囲ったエリアが咬筋ボトックス注射でボリュームダウンできる箇所であり、青い丸で囲ったエリアが頬脂肪吸引でやせさせることが出来るエリアです。
同じ頬やせでも、咬筋ボトックスは頬のより外側に効き、いわゆるエラの張りを解消することが出来るので、俗に「えらボトックス」の名前でも知られています。両方の施術を組み合わせることで、より細さを強調します。
術前/鼻・正面・下方・側面
鼻を拡大して見たところ、鼻先の太さが目立ちます。また側面像でも鼻先が丸まっていて、もう少し高さがあったほうがよりシャープな印象となります。鼻中隔延長術により鼻先の高さを稼ぎつつ、鼻尖修正で鼻先の外側のふくらみを痩せさせて、横方向に広い鼻を中央方向に絞り込みます。
術後/正面
施術後3ヶ月目の輪郭の変化を示します。
頬とアゴ回りが、頬脂肪吸引と咬筋ボトックスの効果によって痩せたことがわかります。
術後の鼻/正面・下方・左横から
正面から見て、鼻先が細くしぼりこまれていますが非常に自然な仕上がりです。
下方から撮影した写真を見ると、術前と比較して鼻先の変化がよりいっそう分かりやすいです。つまり術前の鼻先が丸いドーム状のアーチ型であるのに対して、三角形の形状が作られています。
これ以上絞りこむと、いわゆるピンチノーズ(つまんだようなわざとらしい鼻)となってしまうギリギリの手前で仕上げます。このしぼりの加減を自在に調整できるのが当院式鼻尖修正の肝心なポイントです。また絞り過ぎれば、鼻先の上方がふくらみいわゆるPolybeak変形となってしまいますが、横方向からのプロフィール写真でもそのような変形はありません。
同じくプロフィール写真において、前方への突出(Projection)が鼻中隔延長術によりしっかりと形成されていることが分かります。今回鼻スジの部分には操作は加えていませんが、鼻プロテーゼや鼻レディエッセ注射、鼻ヒアルロン酸注射などでスジを通してやるとさらに小顔効果を増強することが可能です。
顎先の変化
術前と術後3ヶ月目の状態を斜め方向で比較します。
顎先にはヒアルロン酸を入れて先を尖らせて、縦横比を縦方向に長くみせてより頬・エラの痩せ方を強調します。これは正面を見ても変化は十分分かりますが、斜め方向から見るとより分かり安いです。また鼻先の変化もこの方向から見ると顔全体の雰囲気に与える影響が大きいのが分かるかと思います。(ちなみに顎先に使用したヒアルロン酸は、ジュビダーム・ヴォリューマーであり、効果持続期間は2年間です。)
このように複数手技をいくつか組み合わせることで、顔全体の印象をモッサリとした印象からスッキリとシャープな雰囲気に変えるということが出来ます。