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当院のヒアルロン酸注入の特徴

2014年12月30日(火) | カテゴリ: しわ, たるみ(美容皮膚科), 目の下のくま
昨年まで、みずほクリニック開院記念として
共同購入クーポン「くまポン」にてヒアルロン酸キャンペーンを行っていました。

もうチケットは完売したのですが、購入された方達にかなり好評です。

注射だからどこでやっても同じだろうと思われがちなヒアルロン酸注入ですが、
実はクリニックによってかなり手技に差があります。

私としては、今まで大塚美容外科の日常診療で積み重ねてやってきた
当たり前のことをやっているだけのつもりなのですが、
患者様から見ると、当院の打ち方は他院と全く違うとのこと。

逆に私から何が違うのですか? と聞いてみますと
「とにかく流れ作業的ではない」
「丁寧にやってもらえる」
ということで、
ありがたいことに次回も是非とのお声を頂いております。

その他、

・痛みがない。
・腫れない、内出血が少ない。
・鏡を見ながら、どの部分に入れるかなど0.1cc単位で細かくオーダーメイドで入れてもらえる。
・0.1ccからの測り売りをしてもらえる。
・何より仕上がりが違う。

という点が好評のようです。

特にヒアルロン酸注入は、痛みがあると長くは続けられないので、
当院では注入前の前処置(下準備)を念入りに行っています。

・他院では使用していない、よく効く麻酔クリームを使用。
(結構高価なクリームです。高価なだけに効果が高いのでしょうか??)

・冷却しながらヒアルロン酸を注入。
 圧低器と呼ばれるよく冷えた金属棒を皮膚に押しあてて冷やし
 皮膚の近くを麻痺させて注入。あるいは、光治療器の冷却装置を使用。

・それでも、痛みに弱い方には局所麻酔やブロック注射を組み合わせて
 完全に痛覚をなくさせてから注入開始。  

などです。

痛みが強いと、血圧が上がるため内出血・腫れが出やすくなります。
そのため、痛みを除く下準備(除痛処置)は非常に重要になります。

出血傾向は、特に動脈硬化の進んでしまった高齢者に多くみられるので特に要注意です。

まあ、ここまで「痛み」に関する話ばかりをしますと
「ヒアルロン酸注射ってそんなに痛い治療なの?」ということになってしまいますが、

痛みに不安がない方なら上記の処置なしで注入する方も沢山いらっしゃいます。

要は、痛みに対する感受性は、非常に個人差が大きいということです。


またカウンセリングを丁寧に行いかつ、上記のような前処置を行った場合、
患者様一人にかかる時間は場合によっては1時間近くを要します。

他院様から見れば、恐ろしく効率が悪く、
あまりにマニアックで馬鹿らしいくらい丁寧と思われてしまうかもしれません。

ですが私が考えている美容医療は
一人一人の患者様にクォリティの高い治療を提供することですので、
時間と労力を惜しもうとは全く思いません。

当院が掲げる「おもてなし」とは、
「無駄や効率の悪いことをあえて進んでする気概」と考えております。

たとえ馬鹿にされようともこのスタイルを今後も貫き通そうと思います。
監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士