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わき汗治療(ボトックス・手術)に保険が効きます

2015年04月06日(月) | カテゴリ:その他, 刺青・傷跡修正など

そろそろ暖かくなってまいりました。
ちょっと動くと汗ばむ陽気の日もございます。

毎年4月、5月頃は、
いよいよわき汗対策のご相談が増えてくる季節でもあります。

美容外科大手勤務時代は、
ボトックス注射(汗止め注射)、手術治療(汗腺除去)ともに
自由診療一本でやっておりましたので、
それほどわき汗治療の件数は多くはありませんでした。

むしろ市立病院時代・大学病院時代のほうが多かったくらいです。

しかし、今や世間ではわき汗治療は
ボトックス、手術ともに保険が効くという認知が徐々に広まりつつあり、
保険適応希望の患者さんが、遠方からも当院のホームページを
御覧になって来院されるケースが増加しています。

やはり、保険が効くと金額的に3割負担で安く済むということと、
余計な追加の費用をオプションで取られたりしないという安心感のようなものも手伝って、
わき汗治療・特に手術については保険診療を選択される方のほうが多いです。

但し、ボトックスについては
保険の場合、薬の取り寄せに患者さんの同意書が必要なことや、
その他いろいろな手続き書類を記入して頂いた後に初めてこれを
保険医療用ボトックスの販売元のグラクソ・スミス・クライン(GSK)に発注し、
その後に日を変えての施術となりますのでいささか手順が煩雑なのが不評です。

特に遠くからいらしている患者さんが、
注射だからその日に打ってもらえると思ってせっかく来て下さったのに、
また後日来て下さいねとなると、それなら同価格帯の自由診療の商品で
今日お願いします!となってしまう傾向があります。

↑GSKから出ている保険診療用ボトックス

グラクソ・スミス・クラインは
「今年のワキ汗対策に、病院は入ってますか」というキャッチで
保険診療を電車広告や専用サイトなどでPRしているようですが、
 ↓

この点についてもう少し考慮してもらえれば、
患者さんにもっと製品を勧めやすいのに。。と常々思っています。


※以下もグラクソ・スミス・クラインのワキ汗治療のPRイラストの一部です。
 さすがかわいらしいですよね!


ものはあのアラガン製と全く同じ中身でいい物なのに、
少しもったいない気がします。。


なにせ当院ではわき汗ボトックス注射治療
自由診療でも3万円+税というプランからご用意があるため
自由でも保険診療と価格がほとんど変わらないのです。

グラクソの人たちがこれ知ったら、
安すぎる! と苦々しく思っているに違いありません(汗)

ちなみに、当院では一般の方に直感的に理解しやすいよう
「わき汗治療」というメニューで出させて頂いてますが、
正式な保険病名は「腋臭症」です。一般には「わきが」とも言います。

しかし、実際に患者さんとカウンセリングを行うと、
臭いよりも汗の量の方がむしろ気になるという方も結構多く、
腋臭と言ってしまうと臭いのみに力点があり、汗の量は関係ないような
ニュアンスを感じてしまうため、あえて汗の量と臭いの両方の語感を含む
「わき汗」という呼び方をしています。

手術・ボトックスに続く第三の選択肢として、
最近は電磁波を用いてアポクリン腺を焼いてしまうタイプの
治療(ミラドライ)もあります。

実際に照射直後は間違いなく効果を実感できますが、
1年くらいすると徐々に汗が出るようになることが多く、
いわゆる再発率が高い治療であると実際に機器を入れている
クリニックのドクターから聞いたことがあります。

ここら辺は考え方次第で、ボトックスよりも
持続期間が長いからよいという考え方もあるかとは思いますが、
ボトックスに比べるとかなり値の張る治療です。

個人的には、やはりわき汗治療の効果は
手術にまさるものはないという見解です。

しかし、一方で手軽さという点では
やはりボトックス注射のほうが人気があると言えます。


…ところでボトックス注射は、ただの「注射手技」なんだから
どこでやっても同じなイメージを持つ人も多いかと思われがちですが、
実際にはクリニックごとに結果に大きな差が出ます。

(これはわき汗だけでなく、シワ取り、小顔などボトックス治療全般に実は言えます。)

よく「他院で施術されたが全く効果がなかった」というのは、
頻繁にカウンセリングで耳にする患者さんの不満ですが、原因は明らかです。


それは

1.完全に間違った層(深さ)に入れられている。
2.アポクリン腺に作用する神経終末が存在する深さには個人差がある。

の二つです。

完全に効果が無い例では、皮膚ではなく
皮下脂肪層に注射がされている可能性が髙いです。

また、アポクリン腺での汗の分泌をコントロールする
神経終末の存在部位(深さ)には個人差があると考えられるため、
注入の深さが皮内の一定レベルのみだと効きづらいことが経験的に分かっています。

そのため、皮膚にボトックスを注入する時には、
浅い所から深い所まで全層に渡って針先をスライドさせながら
連続的に打つように心がけることで、「効かなかった」or 「効きが今ひとつ」という
結果を完全に回避することが出来ます。

ただの注射だと思って侮られがちなボトックス注射ですが、
打ち方一つ取っても実に奥深いものがあります。

ただ、これらの原因とは別に、患者さんによっては
年に3回も4回も打たれているケースがあり、
その場合はある日突然どんな打ち方をしても全く効かなくなるケースがたまにあります。

いわゆるワクチン効果により繰り返し大量のボトックスを連続的に打ち続けたために
体内にボトックスに対する抗体が形成されてしまう例です。

一般に抗体を作らないようにするためには、
年間に打つ総量を200単位以内に抑えることが重要とされます。

つまり、一回に使用する量は100単位であるため、
年間に使用可能な量は2回までとなります。

効果の持続期間が3~6ヶ月なので、
暑くなり始める5月くらいに1回、効果が切れてくる9月くらいに1回、
くらいがいいところなのではないでしょうか?


あまり短期間に連続的に大量注入しないことは、
抗体形成を回避するために必ず必要な注意事項です。


↑ドイツメーカーMERZのゼオミン

しかし、どうしても抗体形成が心配なら
抗体を作りづらいタイプのボトックスであるゼオミンをお勧めします。

ドイツ製の高級品で、
美容外科医、美容皮膚科医がしわ取り目的などで自分に打つ場合は、
自ら鏡を見ながらこの製品を使っている先生が多いためプロ向けの仕様とも言われます。

もちろんプロ向けと言っても常にストックのご用意はありますので、
リクエストがあればいつでも患者さんにもご提供可能です。

興味がある方は一度ご相談下さい。