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2025.05.26

切らない小顔治療

ヒアルロン酸注入の修正術(尖りすぎ・やりすぎた顎先の改善)

鼻や顎先などのラインを手軽に変えることができるヒアルロン酸注入は、今や美容皮膚科・美容外科では定番となったメニューの一つですが、完全に医師にお任せで行うと思わぬ落とし穴があります。今回は、顎先のヒアルロン酸注入によってイメージしていた仕上がりと著しくかけ離れた結果になってしまった方の、他院修正術の症例をご紹介したいと思います。

顎先ヒアルロン酸の修正術の症例写真
上は、他院でヒアルロン酸注入を行ったところ、イメージよりも顎先がかなり尖りすぎてしまったことを懸念してご相談に来られた方です。完全に元には戻したくないけれども、もっとマイルドな変化になるように修正して欲しいという依頼を受けました。おそらく施術をされたドクターは、患者様のためを思って良かれとシャープですっきりしたVラインになるようにヒアルロン酸をデザイン注入してくれたのだとは思いますが、結果としてそれは、ご本人からすると「やり過ぎ」という状態になってしまったようです。

このような相談をいただいた際に改めて肝に銘じることは、「美容外科医が思う最良の変化が、必ずしも患者様が希望している変化ではない」という点です。かつて大手美容外科で働き始めた時に、最初に先輩達から教えてもらったことは、
「やれ。しかしやり過ぎるな。」
という言葉でした。これは外国の美容外科の教科書にもよく記載されている、警句です。

美容医療は患者様が満足するように行うことが最も大切で、医師が自己満足するために行うのものではない、ということです。今回の方についても、本来であれば1回目の施術の際に、事前に仕上がりイメージを共有し、さらにヒアルロン酸を少しづつ注入して患者様に鏡で見てもらいながら施術を行えば、このような失敗には繋がることはなかったでしょう。
他院修正のご相談では、高すぎる鼻、開き過ぎた目、切られすぎた輪郭なども、しばしば見受けられます。これらについても、「私がこう造りたい」という医師のエゴによるところが、失敗の原因の一つとなっているのではないかと感じてます。しかしこれは、むしろ自分自身への戒めでもあります。もちろん逆に大胆な変化を好む患者様もおられますので、いずれのケースにおいても事前のすり合わせや術中の確認作業は大変重要であると考えています。



…話が少し脱線しましたが、今回の方の術前後の変化については以下の通りとなります。術後は注入直後の様子です。ちなみに、以前と全く同じ状態に戻したいという場合はヒアルロン酸溶解(ヒアルロニターゼ)による施術も有効ですが、今回の方は顎先への変化は引き続き残しておきたい(=尖り感を軽減したい)というご希望であったこと、またヒアルロン酸溶解を行った場合は再注入までに1週間程度は間隔を開けないといけないことから、追加でヒアルロン酸を注入する形で修正術を行うこととしています。

顎先ヒアルロン酸の修正の症例写真
前回のヒアルロン酸注入で鋭角になった顎先の角度を和らげる目的で、顎先の両サイド(両外側)にヒアルロン酸をわずかに追加注入し尖り感を緩和しています。術前と比較すると顎先やフェイスラインにかなり丸みが生じていますが、逆にこの程度の変化が、患者様にとってイメージしていた仕上がりだったとのことです。今回の修正術の結果にご満足頂けたため、症例写真としての使用について許諾をいただきました。


顎先へのヒアルロン酸注入の修正については、今回の方のようなやりすぎによる失敗のご相談の他に、「施術直後はイメージに近い仕上がりになっていたものの、時間とともにヒアルロン酸によるラインが鋭くなり、顎先が下部に伸びて尖ってしまった」というご相談もあります。このような場合も、顎先の形をヒアルロン酸の追加注入によって微妙に変化させて調整することも出来ますので、気になる際には御気軽にご相談ください。
顎ヒアルロン酸注入の詳細はこちら

本ブログの症例に関する情報

治療名:顎先へのヒアルロン酸注入(他院修正) 費用:77,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、アレルギー、左右非対称など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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