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2019.03.11

医療脱毛

医療脱毛マシン「ジェントルマックス・プロ」を導入しました

当院は、美容外科・美容皮膚科で取り扱う一般的な治療全般を
ほぼ網羅した総合美容医療クリニックをうたっています。

その中でも医療脱毛にはかなり力を入れており、
医療脱毛マシンを5台(2019年3月現在)擁する個人院としてはなかなか充実した品揃えです。
(大手なら1院で20台などざらと聞きますが…)

そのラインナップは、以下です。

▼エリートプラス×2台:ヤグとアレキの2波長搭載(米国サイノシュア社)



▼ベクタス×3台:ダイオードレーザー(米国サイノシュア社)




完全にサイノシュア社に偏重した内容であることが見て取れますね。

この編成に全く不満は無かったのですが、
当院7階フロアのスペースがまだまだ空いて余っているため、
夏の脱毛最盛シーズンに向けてこのたび医療脱毛マシンをもう1台買い増しすることとしました。

そして、次の1台は何を買うかを大変迷いました。

昨今流行の蓄熱式ダイオード(ソプラノ、メディオスターなど)も候補には上がりましたが、 
従来機よりも痛みが少ないというメリットの反面、効果的には従来のスポット照射型の脱毛機に比べ
多少劣るという患者さんからのダイレクトな感想・声があり、今一歩買うのを躊躇していました。

一方、最近の新型の蓄熱式脱毛機はスポット照射も別モードで打つことも出来ると聞いていますが、
現在の当院のダイオードとアレキ・ヤグとの台数編成のバランスを考えて、
次に買うならやはりアレキ・ヤグ両方を打つことが出来るタイプが良いという結論に達しました。

ちょうどこのタイミングで、
米国シネロン・キャンデラ社の脱毛機ジェントルマックス・プロで薬事承認が取れ、
広告宣伝も可能な機種としてアップグレードしたこともあり、これを購入することとしました。





上の写真がそれです。
筐体はサイノシュアの脱毛機より最近デザインし直されたということもあり、
スッキリしていてシンプルな外観であり、洗練されたイメージで気に入ってます。
見るからにいかにも高性能なオーラを身にまとったマシンで期待に胸が高鳴ります。

2019年の年初に値上がりの予定があり、
その前にということで駆け込み需要の購入が全国でいっせいに殺到して品切れ状態となり、
承認機でありながら注文から納期まで1ヶ月も待っての納入となりました。

このジェントルマックス・プロという脱毛機は、
ジェントルレーズ・プロの上位機種という位置づけです。

ジェントルレーズ・プロがアレキサンドライトのみを打つことが出来るのに対して、
アレキサンドライトとヤグの2波長を打ち分けることが出来るのが、
ジェントルマックス・プロのポイントです。

つまりサイノシュア社のエリートプラスの完全な競合機種ということになります。

数ある脱毛機の中にあって最も高級な機種の一つと言って間違いないでしょう。
本体価格は現時点では1000万円ほどです。

ヤグレーザーは、特に女性のVIO脱毛、男性のヒゲ脱毛において
アレキサンドライトよりも有効であることがエリートの使用経験で既に分かっていました。

また、乳輪など肌の色素のある部位や
色黒の方、脱毛治療中に硬毛化した部位などにもよく効きます。

アレキサンドライトレーザーに比べて、メラニンに対する反応性がマイルドに抑えられているため、
VIOや乳輪など色素のある部位に当てた時にヤケドを起こすリスクがアレキサンドライトレーザー
に比べて極端に低いのがメリットとなります。

と様々な面で、ジェントルレーズよりも
質の高い脱毛が可能なはずのジェントルマックスのはずだったわけですが、
購入直後に分かったこととして、実際に使用している他院の情報、およびメーカーからの情報では、
何と実際にヤグレーザーを脱毛に使っているクリニックがほとんどなく
メインがアレキサンドライトレーザーでヤグは一部の色黒の方や、硬毛化ケースなどで使うのみと、
アレキに対して極めて補助的かつ限定的な役割でしか使われていないということが判明しました。
(だったら実はただのジェントルレーズで良かっただろうと…)

今まで、エリートプラスでヤグをヒゲ・VIOなどでフル活用して結果を出し、
それが当院の一つのセールスポイントの一つであったこともあり、これには正直驚かされました。

実際、メーカー指定のパラメーター(セッティング)で、顔や乳輪などを打ったところ
軽度熱傷やかなり強い痛みが生じたり、逆に部位によっては毛に対する反応が弱かったりなど
確かに問題があり、使い辛そうな印象を受けました。

なるほどだから他院ではほとんど使っていないのかと得する残念な結果が出てしまったのです。
これでは、せっかくのヤグレザーが宝の持ち腐れです。

そこで、何とか活用する方法はないかと思案した挙げ句、
メーカーこそ違いますが当院に既にあるエリートプラスの設定値を参考に真似て、
パルス幅を長目の30msecで自分の顎下のヒゲに当てて試したところ、
何とこれが異様に切れ味良くちゃんと脱毛できるではないですか!

痛みについても、エリートと全く同レベルであり、
ジェントルマックスのヤグはちゃんと使えるレーザーであるということが判明しました。

一方メーカー指定のパルス幅3msecで打った部位は抜けるには抜けましたが、
抜け方は今一つでした。
つまりメーカー指定の数値の10倍のパルス幅の時間で打って結果出たということです。

そこで、パルス幅をいくつかの値にふってみて、引き続き鼻下(上唇)、顎前面などに
パルス幅長目、30msec, 20msec, 10msecで効果を比較検討しました。
(比較を単純化するため出力は30Jの一定値固定)

ところが、今度はパルス幅を短くしたほうが抜けが良いという顎下とは完全真逆の結果が出ました。
つまり抜け具合は 10msec, 20msec, 30msecの順にパルス幅を長くとるほど
悪くなっていったのです。

これはいったいどういうことでしょう?

おそらくは、部位ごとにパルス幅の設定を細かく変えて打つのが良いのではないか?という、
とりあえず今の段階の結論or推測です。
(メーカーは全部位3msec固定で打つように指示していますが)

今後も部位別や肌の色味のタイプなどで細かくセッティングを煮詰めて行く必要がありそうです。
エリートよりは、ジェントルマックス・プロのほうが使い方がやや複雑というか
コツが必要な印象です。

しかしともあれ、ジェントルマックスのヤグが決して全く使えないということではないことが
分かってひとまずは良かったです。

それにしても、
ジェントルマックスとジェントルレーズでは本体価格に倍近い開きがあるというのに
ヤグレーザーを脱毛に使っているクリニックがほとんどないというのはまさに驚きですし、
もったいない限りだなと今回感じた次第です。

当院の医療脱毛詳細はこちら
医療脱毛

(ジェントルマックス・プロの情報も近日中にアップします)

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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