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保険治療による眼瞼下垂症例

2016年05月02日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
当院では、保険治療で眼瞼下垂治療を行っております。
自由診療の眼瞼下垂治療も行っていますが、
保険治療だけでカウントしても年間かなりの件数をこなしています。

ところで先日、患者さんからのメールで、
「某大手美容外科でカウンセリングを受けたところ、
保険治療で眼瞼下垂手術を行っているクリニックで手術を受けると
見栄えが悪く目の形を作られたり、左右ばらばらの形にされてしまうと
言われたのですが、本当ですか?」
との問い合わせを受けました。

「見栄えが悪く作られる」というのは、事実と異なる全くの根拠のない誤った内容
であることを患者さんには伝えましたが、大手の中にはそのようないい加減なことを
平然と言ってのけるクリニックがあることを以前から知っており問題視しています。

しかし、これには明らかな理由があります。

都内で眼瞼下垂手術を自由診療で行っている
クリニックの平均価格が両目で40万円から70万円の間であり、
一方保険を使った場合は患者さんが払う自己負担分は、両目あわせて43,200円で済みます。

保険診療で眼瞼下垂手術を行っている当院のようなクリニックでは
最も安く自由診療を提供しているクリニックの約10分の1の価格で治療を行っていることもあり、
結果的に上記のような中傷ともとれる情報が患者さんに対して伝えられているのではと考えます。

確かに、人体の構造は目の形を含め完全に左右対称には出来ておりませんので、
手術によってそれを完全に左右対称に作ることは出来ませんが、
形成外科、美容外科で培った技術の全てを駆使して出来るだけ美しく自然に仕上げようと、
保険診療を行うクリニックでも日夜努力していることをどうか知っていておいて欲しいと思います。

下は、右目の開きが年齢とともに悪くなり、
視野が狭くなりものが見えづらくなったことが苦痛である点と、
見た目的にも極端な左右差があるため左右差も整えて欲しいという希望で
当院に来られた55歳の女性です。


診察の結果、右目のみに対して保険適応の挙筋腱膜前転法(皮膚切開あり)を行いました。

そして、下が5日目の抜糸の時の状態。


腫れはありますが、この程度であればまず軽度と言えます。
腫れのせいで二重の幅は、左よりも右が広く見えます。
これは、片目で上瞼の切開手術を行えば常に起こることです。

下が、術後2ヶ月後の状態です。


確かに、左右差がないかと言われればありますが、自由診療で行ったからと言って
もっとそろうかと言えば、これ以上は難しいのではないかと私は思います。

もちろんまだ手つかずの左目に手を加えて二重ラインの形を右にそろえるなど始めれば、
それは自由診療でということになるのでしょうけれども、
患者さんからは今の術後の状態で充分満足という言葉を頂きました。

このように、たとえ保険診療で行う眼瞼下垂治療であったとしても
著しく手術結果のクォリティが下がるということはありませんし、
患者さんもご満足してくださる結果になるようしっかり治療を行っておりますので、
この点をご理解頂ければと思います。
当院の眼瞼下垂治療(保険診療)詳細はこちらです。

<本ブログの症例に関する情報>

治療名:眼瞼下垂術(保険) 費用:144,000円(本人負担45,200円)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、ライン消失、再発、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士