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2016.05.09

美容外科 二重整形・眼瞼下垂・目元

当院式の腫れにくい切開二重術(M式切開二重)

当院で二重埋没を行った方で、平成28年5月の現時点で
ラインが完全に外れて戻って掛け直しになった方は、いまだいません。

しかし、これから何年かフォローして行くうちに、連結式で作ったほぼ戻らない頑丈な二重を除いて
オーソドックスな方法で作ったラインに関しては、いずれ緩んで外れてくる可能性は
充分にあり得ます。

そのような時に、もし改めてより取れにくい二重ラインを希望される場合、
2つの選択肢があります。

1.ポイント・ポイントを点で留めるオーソドックスな埋没法から、連結式の埋没二重に変えて再手術。
2.思い切って切開式の二重術に変える。

※連結式の二重埋没法とは、糸と糸を点で留めずにチェーンの様に連結しつつ、
連結部でらせん状に糸を絡めてヨリ糸とすることで、皮下に瘢痕形成を促し
ラインを外れなくする方法です。

このような時の患者さんの心理としては、一度切らない二重術で取れてしまったので、
もはや埋没法による二重では自分の目で永久的な二重を作るのは難しいのではないか?
という思いを持つ患者さんも少なからずいらっしゃいます。

永久的に二重にすることができる方法は切開式ですが、
デメリットとして一番に上げられるのがダウンタイムの問題でしょう。

腫れと内出血が当然埋没法よりも多く出るため、切開法に対するハードルは高くなりがちです。

当院では、切開式に挑戦してみたいけれども腫れ・内出血などのダウンタイムが心配という
方のために、特別な切開二重手術をご用意しています。

そもそも、切開式の二重で腫れや内出血が出るのは皮膚を切るということよりも、
むしろ皮膚の真下にある筋肉である、眼輪筋を切除することによるところが大きいです。

血流(血管)の豊富な組織(筋肉)を切除すれば、その瞬間に出血して腫れが一気に出ます。

では眼輪筋を切除しないとどうなるか?

当然のことながら二重ラインの耐久性に問題が生じることとなります。
せっかく切っても、ラインがいつか取れてなくなってしまっては全く意味がありません。

そこで、眼輪筋を切除せずに二重ラインの耐久性を上げるにはどうしたらよいか?
この課題を克服するために、
当院では皮膚切開+3点連結式の固定法という組み合わせを行っています。

つまり、固定法を通常のシンプルな方法のようにばらばらに点で留めるのではなく、
糸と糸をお互いに支え合うように線状に留めます。

大変手間が掛かりますが、耐久性が抜群に上がります。

皮膚の極端に厚い方に限って、わずかに眼輪筋を取ることはありますが
その際も切除量をごくごく最小限にとどめ、できる限り侵襲操作は皮膚切開プラスアルファに
とどめる代わりに、固定法のプロセスを堅固にします。

もともと埋没法単独で行っても、3点連結式は取れにくいといいますか、
私が行った患者さんでは取れた人が実際まだいません。

そこに、切開を加えることで
よりラインのクセづけをさらに強固なものとするというコンセプトです。

たとえば、下は皮膚が厚いため最初から切開式の二重を希望された30歳の女性です。


下が、手術直後の状態です。
確かに腫れは、あるにはありますが
眼輪筋を切除せずに仕上げることでこの程度の腫れで済んでしまいます。


そして、下が術後5日目、抜糸時の状態です。


通常切開式の二重では、腫れが引くのに2週間から1ヶ月はかかるので
この写真を見ると1ヶ月後の状態か?と思ってしまいますが、
抜糸の時点でこの状態ならダウンタイムが極めて短いと言えるかと思います。

・埋没法は、取れることがあるので最初から切開をしたい。
・知り合いで、埋没法をしたもののラインが取れてしまったのを見て切開したい。
・まぶたはが厚いので、埋没法では取れてしまう可能性が心配。

などの理由で、切開法を考えてはいるものの
ダウンタイムのことが気になって手術に今一歩踏み切れないという方にとっては、
非常に受けやすい方法です。

気になる際には一度ご相談頂ければと思います。
切開二重術(M式切開二重)の詳細はこちらです。
※二重整形後の腫れ対策などはこちらにまとめています

本ブログの症例に関する情報

治療名:二重切開法+3点連結法 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、ライン消失、左右差など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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