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男性の二重整形も増えています

2016年08月22日(月) | カテゴリ: 美容外科, 二重整形・眼瞼下垂・目元
二重整形と言えば、世間一般では女性がするものと思われがちですが、
当院では男性の二重術治療も多く行っています。

男性の二重整形の場合、ご希望のパターンはいくつかあり、

1 単純に見た目を変えたいという二重整形のリクエスト
2 逆さまつ毛の治療としての二重術を行うケース
3 眼瞼下垂の治療法の一つとして二重術を行うケース
4 上まぶたのたるみ取り(若返り治療の1つ)として二重術を行うケース

などがあります。
当院の頻度としては、2 > 3 > 1 > 4  の順に多いです。

2(逆さまつ毛治療), 3(眼瞼下垂治療)については
症状と状態に応じて保険適用で手術を行うケースもあります。

1(単純な二重整形), 4(上まぶたのたるみ取り)については、当然自由診療での二重術となります。

もし逆さまつ毛や眼瞼下垂などの症状が診察のした時点で明らかにあると判断された場合は、
保険を使用するので、かなり手術費用を安く抑えることが可能です。

ただし同じ二重整形術であっても、
保険を使う場合と自由診療で行う場合では少し術式が異なります。

具体的には診察時に詳しく説明させて頂きますが、
全ての二重術の術式(手術法)を保険で行っているわけではありません。

下は、上まぶたの逆さまつ毛が気になるということで当院を受診された28歳の男性です。
中央から外側のまつ毛の向きは正常の範囲ですが、内側の何本かが目の表面に当たるとのことで、
二重術を利用してまつ毛の向きを矯正することとなりました。


よりしっかりまつ毛の方向を矯正しようとすれば、やはり二重切開法のほうが望ましいです。
この方は、埋没法ではラインが消えて戻ってしまうこともある点を気にされていたので、
皮膚切開と筋肉切除ありのフルバージョンの二重切開法を行いました。

1ヶ月目の状態です。
男性の場合、女性に比べると、あまり広い幅でラインを作ることは少ないです。

まれに、モデル志望もしくはプロのモデルさんなどで目元を最大限印象的に見せたいとのことで、
かなり広い派手な二重を作ることもかつてはありましたが、一般の男性ではごく少数波と言えます。

また、そもそも逆さまつ毛治療をかねて二重を作る場合は、
あまりライン幅を広く作ってしまうと折り込みの位置がまつ毛の生え際から距離が離れてしまうため、
まつ毛の向きの上がり方が中途半端となり、あまり症状が改善しません。
狭く作る方が、まつ毛がしっかり上がります。

もちろん逆に狭すぎる奥二重でも、上から余った皮膚が覆いかぶさるので意味がありませんが。

なお、この方の場合は行いませんでしたが、目頭の蒙古ひだのかぶりが多いと
二重手術を行っても目頭側の何本かのまつ毛が蒙古ひだにぶつかって上がってこないことがあります。
そのような時は、目頭切開を行って蒙古ひだを取り払ってしまうことで
スムーズにまつ毛が上がってくることが多いです。

このように男性でも、見た目上のメリットや上記症状に対する改善効果など様々な理由で
二重整形を受ける人が昔よりかなり増えてきています。

当院は、男性の美容医療にも力を入れていますので、気になる方は是非ご相談ください。
二重切開法の詳細はこちらです。
その他の症例はこちらでもご覧いただけます。


<本ブログの症例に関する情報>

治療名:二重切開法 費用:220,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、皮膚の傷跡、左右差、ライン消失など
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ


監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士