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肩痩せ・肩こり改善 ボトックス注射 (200単位注射の症例)

2023年11月27日(月) | カテゴリ: 脂肪吸引・痩身・ダイエット


ボトックス注射による美容施術は、応用範囲が大変広くかつ需要も多いため、当院でも人気メニューの一つです。

以前はオーソドックスなしわ取り、顔痩せ(エラボトックス)などの筋肉痩せ、脇汗(汗止め)が中心でしたが、最近人気のメニューとしては、唾液腺ボトックスによる小顔整形(輪郭 or 顎周辺)の需要が大変増えています。

唾液腺ボトックスは、咬筋ボトックス注射で小顔効果を得られなかった場合にご検討いただきたい小顔整形で、顔が大きく見える原因が唾液腺の膨らみの場合に有効となります。ただし顔が大きい原因が脂肪や骨格の場合は非適応となるため、自分はどうだろう?と気になる際には一度ご相談ください。
>唾液腺ボトックスのブログはこちらです。

その他、当院ならではの特筆すべきボトックス治療としては、上まぶたや下まぶたの「目頭側の皮膚」に生じる小じわ改善治療も人気です。この施術も他院ではほとんど行っていない部位のため、ご相談をいただくことが多いです。
>ボトックスによる下まぶたの目頭の小じわ改善治療のブログはこちらです。


…さて、今回は肩痩せボトックスの症例をご紹介したいと思います。

下は学生時代に運動部で体を鍛えていたため肩に筋肉がしっかりとついてしまい、
①肩周りががっちりとして見える ②肩こりがひどい という2点を悩まれて相談に来られた35歳の女性です。



男性に限らず女性でも、学生時代に運動部に所属していたり(部活は水泳・バレー・ソフトボールが多いです)、現在も趣味で運動をしている方の場合、今回の方のように肩に筋肉がしっかりとついてしまうケースがあります。

このような場合は、両肩の筋肉に直接ボトックスを打つことで、効果的な「肩やせ」が可能です。当院でも「肩痩せボトックス」としてご指名が多い治療メニューのひとつです。今回の方は、両肩に合計200単位のボトックスを注射しました。




術後は施術後7ヶ月目の状態です。一般的にボトックス注射の効果は長くても6か月程度のことが多いのですが、今回は200単位のボトックスを注射していることもあり、持続期間が通常よりも長くなっています。

今回の施術の補足となりますが、通常、肩痩せ治療としてボトックス注射を行い場合は、100単位で行うことがほとんどです。ただし「よりしっかりとラインをほっそりさせたい」「できるだけ長い間効果を持続させたい」といったご希望をいただいた際には、2回に分けて、1回目の注射の様子を確認してから追加で後から100単位の注射(合計200単位)を行うことも可能です。

というのも、肩の筋肉には首を支えるという重要な機能があるため、肩の筋力をボトックス注射で一気に落としてしまうと、術後に肩こりは取れたものの今度は首の筋肉が疲れやすくなったり首が痛くなる、というトレードオフ現象が発生することがあるためです。

そのため肩痩せボトックス注射においては、まずは100単位スタートとして、必要に応じて100単位を追加することでより長い持続期間と高い効果を得るように段階的に治療することがポイントとなります。


なおこの治療は、術後に華奢な肩になる・肩こりが改善するといった効果とあわせて、「首がすらっと長く見えるようになる」というオマケのメリットもあります。

結婚式やイベントなどで背中の開いたドレスを着るときに、肩が張っていると首が肩に埋まって短く見えてしまうため、イベント前に首回りをスッキリさせて首を長く見せることで、華奢でエレガントな雰囲気を醸し出したいという目的でもリクエストを頂くこともあります。

肩痩せボトックスはほぼダウンタイムがなく5分程度の注射で終わる手軽な施術です。気になる際にはお気軽にご相談ください。
>肩痩せボトックス治療の解説はこちら
>肩こり改善ボトックスの解説はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:肩痩せ・肩凝り改善ボトックス 費用:110,000円 リスク、副作用:副作用:腫れ、内出血、感染、アレルギー、首のこり、首の痛み、筋力低下など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士