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当院オリジナルの後戻りしないグラマラスライン(たれ目)形成術

2024年01月15日(月) | カテゴリ: 二重整形・眼瞼下垂・目元
若い方を中心に人気のグラマラスライン(たれ目)形成術については、クリニックによってさまざまな術式の違いがありますが、最もオーソドックスな方法は「CPF」(眼瞼筋膜=下まぶたの腱膜様組織)を使って下方に下瞼の瞼縁を引き下げる方法です。ただしこの方法でたれ目を形成した場合、術後にしばしば後戻りが生じることが問題になります。

かつては当院でも、CPFを使用したオーソドックスな手法で瞼を下方へ牽引していましたが、術直後はいい感じに仕上がっていても、1ヶ月後には後戻りをしてしまうケースがしばしばありました。

そこでたれ目形成の術法を見直し、最近は下まぶた裏側からではなく、表側からアプローチして皮膚切除を同時に行いつつ、眼窩下縁の骨膜組織(arcus marginalis/下眼瞼縁骨膜付着部)を使って下方に引き下げる方法(当院オリジナルのAM法)に変えてから、ほとんど後戻りは起こらなくなりました。そのため現在では、この方法によるグラマラスライン(たれ目)形成術をメインとして行っています。


今回は、当院オリジナルのグラマラスライ(たれ目)形成術となる、AM法(眼窩下縁の骨膜組織=下眼瞼縁骨膜付着部/arcus marginalis)によってたれ目を形成した方の症例をご紹介します。




上は、目元が細くかつ外側方向に吊り上がっていることを気にされて受診された21歳の女性です。
たしかに目の上下幅(瞼裂)が通常よりも狭く感じられます。またあわせて、目の下にアトピー性皮膚炎が原因と思われる赤黒い色素沈着としわ・たるみが生じており、年齢は21歳とまだまだ若いのですが、この部分の肌トラブルも気になります。

当院オリジナルのグラマラスライン(たれ目)形成術であるAM法は、下まぶたの皮膚を切除しつつ表側からアプローチしたれ目を形成する手法ですが、この方式であれば、下まぶたの皮膚にできた肌トラブルも解消しつつ、たれ目も形成することが可能です。術前後の写真を比較してみましょう。





術後は3ヶ月目の状態です。
一般的なCPF法などによるグラマラスライン形成後の場合、後戻りは術後1ヶ月目前後で既に見られるはずなので、3ヶ月目でこの状態であれば、ほぼ永続的な効果が期待出来るはずです。イメージ通りのたれ目のラインが形成できております。

また、たれ目が形成されたのとあわせて、目の下に生じていた赤黒い色素沈着やしわ・たるみがなくなっている点もお分かりいただけますでしょうか。



当院オリジナルのAM法の特徴でもある「皮膚表面側」からアプローチをしたことで、たれ目を形成する際に同時に目の下の皮膚をごくわずかに切除したため、目の下の色素沈着としわ・たるみもかなり改善することができました。

皮膚表面からのアプローチというと「術後に傷跡が残る」というイメージを持たれている方が多いようですが、的確な皮膚切除と皮膚縫合で施術を行えば、術後に目立つほどの傷跡が残ることはほぼありません。

さらに今回の方のように、表側からアプローチをすることで、目の下のたるみを引き締めてしわのないハリ感のある肌に若返らせたり、また目の下にできた色むら・しみなどを目立たなくすることも可能です。

このような様々なメリットも鑑みた上で、当院のグラマラスライン(たれ目)形成術については皮膚表面からのアプローチを推奨しています。

なお今回紹介した当院オリジナルAM法によるグラマラスライン(たれ目)形成術は、一度他院にてCPF法などによってたれ目形成の手術を受けたものの、すでに後戻りして元の状態に戻ってしまったという患者様にも、もちろんお勧めです。
当院のグラマラスライン(たれ目)形成術詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:グラマラスライン(たれ目)形成術 費用:両目 220,000円 リスク・副作用:腫れ、内出血、血腫、下瞼外反、知覚麻痺、感染など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ




監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士