
耳垂縮小とは、手術によって耳たぶ(耳垂)の形状を整える施術です。耳たぶが大きい・耳たぶが垂れ下がっている・耳たぶの形を整えたいなど、現在の状態によって術式にはいくつかのバージョンがあり、ご希望にあわせて適した方法で手術を行います。
代表的なものを紹介すると、
●耳たぶの横幅を縮めたい
耳たぶの横幅が広い場合は、耳垂基部(耳タブが顔に付いている箇所)で縦に3角形に皮膚を切除して顔側の皮膚に縫い付けることで、横方向に縮小してスリムに見せることが出来ます。

●耳たぶの上下幅を縮めたい
上下に長いタイプの人の場合は、斜め横方向に切除して上下長を縮めるという方法で施術を行います。

●耳たぶを縦・横ともに縮めたい
上下長と横幅を同時に縮めるのであれば、上記2つの方法を組み合わせた方法で施術を行うと、傷跡が目立た地にくくなるためお勧めです。
その他の方法として、耳垂の中をくり抜くようにして上下長と左右幅の両方をいっぺんに縮めて縮小する方法もありますが、耳たぶ中央部の比較的見えやすい部位に傷跡が生じるため、あまり当院では推奨していません。(もちろんご希望があればリクエストには対応しますが)
以前のブログでは耳たぶの「上下幅」を縮めた症例をご紹介しましたが、今回は「横幅」が広い耳たぶにおける耳垂縮小術をご紹介したいと思います。
>以前のブログはこちら(耳を小さく見せる耳形成術「耳垂縮小術」の症例)

上は、耳たぶが大きいことを気にしてご相談に来られた43歳の女性です。耳垂は大きいと観相学的に財運が強い、お金がたまるなどメリットを語られることが多いですが、あまり大きいと皮膚がたるんでいるように見え、老けた印象になることがあります。そこで今回は、耳垂縮小術によって耳たぶの横幅を縮める施術(耳垂基部の縦方向切除)を行うこととしました、術前後の変化は以下となります。
術後は1ヶ月経過した際の様子です。施術では、耳垂を縦方向へ3角形に切り出すように皮膚切除を行い、その後、耳垂基部に縫い付けて横幅を縮小しています。1か月目の段階ではまだ少し耳垂付近に赤い線状の傷跡が見えますが、これらは3ヶ月ほどでほぼ分からなくなることが多いです。
今回の施術で印象的だったのが、術後に患者様へ経過確認を行った際に「周囲の人から以前よりも若々しくて可愛らしい雰囲気になったと言われることが何度かあり、今までよりも人生が楽しくなった」という言葉をいただいた点です。耳整形全般でみると当院では最近「立ち耳整形(耳起こし)」を多数行っていますが、立ち耳整形に限らず本施術においても、顔全体の印象を変える効果(愛らしさ・若々しさアップ)があるのかもしれません。
今回は耳たぶを小さくする手術でしたが、逆に耳垂を大きく見せたいという「福耳整形」のリクエストも多くいただきます。これは「財運を上げたい」「包容力のある温かい雰囲気を醸し出したい」といった理由で希望されるケースがほとんどで、この場合はヒアルロン酸を耳垂に注入したり、耳たぶ裏の皮膚を切開してプロテーゼを皮下ポケットに入れる方法などで対応しています。さらにその他の耳の整形としては、耳の上部(舟状窩と呼ばれる部分)を小さくする耳輪縮小術や、耳全体のサイズダウンを目的とした施術(耳垂縮小術+耳輪縮小術)なども行っており、数ある美容外科・形成外科の中でもかなり幅広い耳の整形術を手掛けているのではないかと思います。
なお今回の耳垂縮小術の術式においては、患者様へ事前に懸念点としてお伝えしている点もあるため最後にこの部分も記載しておきます。
耳垂縮小術は耳垂を耳たぶの根本付近の皮膚に直接縫い付ける施術となるのですが、これによって耳垂の顔側にあるノッチ状のくびれがなくなってしまうことがあります。もともとくびれが存在しない方もおられますので問題ない変化ではあるのですが、この点については事前に充分に患者様に説明をした上で施術を行っています。
くびれが無くなるのはどうしても避けたいという際には、耳垂縮小の施術を行った後に、後日改めて耳垂の位置が上にせり上がるように調整するという施術を追加することも可能です。これはフェイスリフト手術で行う手技の応用となり、フェイスリフト術によって耳垂が下方向に引っ張られて伸びてしまった時にくびれを作る際の処置を、別途追加で行うイメージです。ただしこの方法では、耳垂下部に新たな傷跡が生じることにはなります。
耳の整形は思っている以上にバリエーションが豊富な上に、単純に耳の形の変化だけではなく「雰囲気」や「イメージ」にも影響を与えることもあります。耳の大きさや形でお悩みのことがあれば、お気軽にご相談下さい。
>耳垂縮小術の詳細はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:治療名:耳垂縮小術(縦切除法) 費用:220,000円(両耳) リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、出血、血腫、傷跡、ケロイド、肥厚性瘢痕、左右差、皮膚壊死など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
