
当院では耳の整形に関するご相談も多数いただいております。その中でも最近は特に「耳起こし」、つまり立ち耳にする整形へのお問合せが大変増えており、都内近郊だけではなく全国から患者様にご来院いただいております。
この施術を始めた初期は、ごく一般的な糸による縫合で手術を行っていたのですが、次第に件数をこなしていく中で、耳珠軟骨を添え木のように耳裏に移植することで、よりしっかりと立ち耳にすることができることが分かりました。この方法は耳の手術でしばしば起こりやすい「後戻り」が生じることも少なく、患者様の満足度も以前よりかなり高いものとなりました。
さらにその後も当院の耳起こし手術は進化し、現在「第三世代」として行っている方法が、自主軟骨ではなくプロテーゼを耳裏に挿入する手法です。この方法は軟骨よりもしっかりと耳に角度をつけることができる点が最大の特徴です。
今回はプロテーゼによる耳起こしの症例をご紹介したいと思います。

上は、耳が生まれつき後ろに寝ていることが長年のコンプレックスのため、耳を前方に起こしたいとご相談に来られた37歳の男性です。
少し前までは「通常よりも立っている耳を寝かせたい」というリクエストが立ち耳界隈の主流だったのですが、現在は全く逆の手術、つまり「耳を前方に起こす」施術が圧倒的に増えており、時代の流れはどんどん変化していると感じます。
耳起こしの施術は女性からのご相談が多いのですが、もちろん男性から頂くこともあり、男性の場合は今回の方のような寝すぎている耳を立たせたいというご希望で施術を検討する方が多いです。
対して女性の場合は「もっと耳を立たせたい」という方が多く、耳を立たせることで
・可愛らしく見せる
・童顔・幼い顔立ちに見せる
・若々しく見せる
・小顔効果
・エルフのように見せたい(アニメの影響?)
といった効果を狙ってご相談に来られます。
確かに女性の場合、髪の毛の間から見える立った耳は、正面顔・横顔いずれにおいても一つのアクセントと見なすことができ、チャームポイントになり得る可能性があるとは以前から着目しておりました。さすがにここまで耳起こしが人気になるとは思っておりませんでしたが、私の予想はある程度は当たっていたのかもしれません。
今回の方の術前後の変化を見てみましょう。術後は手術から1週間後の抜糸時の様子です。

糸による縫合術耳珠軟骨移植による耳起こしよりも、さらにしっかりと耳が立ちあがった状態になりました。耳裏からプロテーゼを入れて角度を出しているため、以前の方法より後戻りの可能性がかなり低くなっています。術後は1週間後となりますが、この時点で腫れ、内出血もほぼ引いており、切開系の手術としてはダウンタイムが比較的短いものになるでしょう。
改めてプロテーゼを用いた耳起こし手術のメリットを要約すると、以下が挙げられます。
【プロテーゼによる耳起こしの特徴】
・耳がよりしっかりと立ち上がる
・耳からの軟骨採取が不要(体への負担軽減)
・軟骨採取がないため手術時間を短縮できる
・後戻りのリスク減少
とはいえ、中には人工物を体に入れたくないという方もおられますので、この場合は従来通り耳介軟骨(耳珠軟骨)を使って耳の裏に移植する耳起こしとなります。効果はプロテーゼよりマイルドにはなりますが、糸のみによる縫合術よりはしっかりと立ち上がることが多いです。
今回の方は、手術のために別の部位から軟骨を採取することを避けたいとのことで、最初からプロテーゼによる手術を希望して来られました。結果、非常に満足いく結果になったと大変お喜びいただけました。
なお、当院で行う耳起こしには手術以外にヒアルロン酸注入による方法も取り扱っています。こちらの効果は1年~1年半程度と限定的ですが、ヒアルロン酸を注入するだけですので、5分程度で終了するかなり手軽な施術となります。そのため、いきなり手術をするのは少し不安もあるので、まずはヒアルロン酸で立ち耳にしてみて、仕上がりを気に入ったら、次のステップとして手術に進みたいというご相談も多くいただきます。
ご希望に合わせて複数の施術法から選べますので、気になる際には一度ご相談下さい。
>耳起こし(立ち耳にする)手術の詳細はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:耳プロテーゼ(耳起こし/立ち耳にする整形) 費用:330,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、出血、傷跡、肥厚性瘢痕、ケロイド、左右差、後戻りなど 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
