立ち耳整形
(立ち耳にする・耳起こし)

面長顔の改善・小顔効果・幼い顔に見せるなど、
女性を中心に「耳起こし」のご相談が増えています。
当院では糸縫合、軟骨移植、プロテーゼの3種類から術式を選べます。 小顔・童顔効果を狙った
「耳起こし」のご相談が増えています。
当院では糸縫合、軟骨移植、
プロテーゼの3種類から術式を選べます。
立ち耳整形とは、寝ている耳を顔の正面から見た際に目立つ状態にする(=耳を前方に起こす)施術で、耳を立たせることで小顔・面長改善効果の他、顔全体が幼くてキュートな雰囲気になる、年齢が気になる方の場合は若々しい雰囲気になる(若見え)といった効果が得られます。
当院では現在、立ち耳にする整形として、手術とヒアルロン酸注入(立ち耳フィラー)の2つの施術を取り扱っており、ご希望に応じてお好きな施術をお選びいただくことが可能です。半永久的にしっかりと耳を起き上がらせたいという際には手術がお薦めですし、まずはできるだけ手軽に立ち耳にしたいうという方については立ち耳フィラーによる施術が人気です。
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立ち耳整形(立ち耳にする整形術)の施術変化
治療名:立ち耳形成術 費用:220,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右差など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ 小顔整形のリアルな症例
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立ち耳整形・耳起こしは
以下のような方にお勧めです
- 耳が正面から見えない
- 寝ている耳を前方に起こしたい
- 正面から見た際に耳をもっと見えるようにしたい
- 立ち耳にしたい
- 半永久的に立ち耳の状態を維持したい
小顔・面長改善効果が期待できる立ち耳整形

立ち耳整形(手術)とは耳の裏側に軟骨を挿入して耳の角度を前方に起こす施術で、術後は正面から見た際に耳が目立つようになることで相対的に顔が小さく見えたり、小動物やアニメのキャラクターのようなキュートで愛らしい雰囲気が得られる、さらに幼い顔立ちに見える(年齢が気になる方の場合は、若々しく見える)といった効果が得られます。
今までは「立ち耳の整形」というと立ち耳修正(耳を寝かせる)手術がほぼ100%でしたが、現在は「立ち耳にしたい」というご相談が大変増えており、20~30代の若い方だけではなく、年齢よりも若々しく見える効果があることから、当院では40代以上の方も多数受けられています。
立ち耳にすることで期待できる効果
- 面長顔を目立たなくする
- 小顔に見せる
- 顔に立体感・メリハリを出す
- 童顔・愛らしい顔立ちに見せる
- 若々しい雰囲気に見せる
- エルフ耳にする
立ち耳整形の手術法について
当院では現在、寝ている耳を前方へ起こす「立ち耳整形(耳起こし)」として、以下の3つの術式を取り扱っており、ご希望や仕上がりイメージにあわせてお選びいただくことが可能です。
プロテーゼ挿入
最も効果的に立ち耳にできる方法
耳の裏側を切開し、シリコンプロテーゼを挿入することで耳を前方へ起こす方法です。糸による縫合や耳珠軟骨移植と比較して、より強い力で耳を前方へ押し出すことができるため、「正面から見た際に耳がしっかり見えるようにしたい」「できるだけ耳を大きく立たせたい」という場合に適しています。ご自身の身体から移植物を採取する必要がないため、施術部位以外に傷ができない・採取に掛かる施術時間を短縮できるといった特徴もあります。
※プロテーゼ挿入法は2026年から実施を開始した比較的新しい手法です。シリコンは人工物のため経年劣化による強度不足が生じる可能性はほぼないと予想していますが、長期経過時の変化については今後も引き続き経過観察を行って参ります。
こんな方に
- 3つの術式の中で最もしっかり耳を立たせたい
- 正面から見える耳の面積を大きくしたい
- 施術部位以外には傷を作りたくない
- できるだけ手術時間を短くしたい
- 人工物の使用に抵抗がない
3つの立ち耳整形(耳起こし)の違い
| 糸による縫合 | 耳珠軟骨移植 | プロテーゼ | |
| 耳を立たせる程度 | 自然 | しっかり | よりしっかり |
| 使用するもの | 糸 | 糸+自家軟骨 | シリコン プロテーゼ |
| ダウン タイム |
比較的短い | 腫れ・内出血が 1~2週間程度 |
腫れ・内出血が 1~2週間程度 |
| 後戻りのリスク | 多少あり | 比較的少ない | 比較的少ない |
| 特徴 | 最もシンプル | 自分の組織で しっかり補強 |
最もしっかりと耳を起こしやすい |
| おすすめの方 | ・生まれつき寝ている耳を立たせたい ・自然な角度で立ち耳にしたい |
・異物を使わずしっかり立たせたい |
・よりはっきり耳を立たせたい ・エルフのような耳にしたい |
※実際に適した術式は、もともとの耳の角度や軟骨の硬さ、希望する立ち上がり方などによって異なります。診察時に耳の状態を確認した上で、ご希望にあわせた方法をご提案します。
※いずれの術式も比較的シンプルな技法で耳に変化出すことができる施術ですが、手術(切開)は避けたいという方においては、効果は1~2年程度の持続期間とはなりますが、ヒアルロン酸(立ち耳フィラー)による立ち耳整形もお勧めです。
立ち耳ヒアルロン酸の詳細はこちら立ち耳の角度の調整もある程度は可能です

立ち耳整形(立ち耳にする整形)では、ご希望にあわせて耳を立てる角度をある程度調整することも可能です。平均的な耳の立ち角度(後ろの頭部からの角度)は20度程度と言われており(参考論文/Farkas, 1981; Hallら, 2007)、立ち耳と呼ばれる状態は30度以上の角度がある場合を指すことが多いです。
立ち耳整形では、顔に対して垂直に近い状態まで耳を立ち上げることも原理上では可能ですが、見た目はもちろん、髪を耳にかけたりマスクをするといった日常生活を考慮すると、30~45度程度の角度に仕上げることが多いです。もちろん、ある程度の調整は可能ですので、「もっと耳を立ち上げたい」「あまり目立たない程度に立ち上げたい」といったご希望にも対応しております。
施術の特長
- 3種類の術法からご希望を選べます
- 当院の立ち耳整形(耳起こし)は、糸による縫合、耳珠軟骨移植、プロテーゼ挿入の3種類の方法で施術を行っています。「自然な範囲で耳を起こしたい」「人工物を使わずにしっかり耳を立たせたい」「正面から見ても分かるくらい、しっかり耳を立たせたい」など、ご希望にあわせた術式で施術を行うことが可能です。もともとの耳の角度や軟骨の硬さなどによっても適応は異なるため、診察の際に耳の状態とご希望を確認した上で、3つの術式から適した方法をご提案いたします。
- 1度の施術で
効果が半永久的に続く - 立ち耳整形は、一度の施術で反永久的な効果を得ることができる施術です。最近では立ち耳にするシール(立ち耳シール・エルフ耳シール)なども販売されていますが、糊状のシールを定常的に使用すると(二重テープ使用時にもしばしば見られるように)皮膚にかぶれやかゆみ、赤み等が生じることがあり、長期間の利用継続はあまり推奨できるものではありません。このような際には、ヒアルロン酸注入や立ち耳整形などで形をしっかりと維持できる方法を検討されるのも良いかもしれません。
- 立ち耳の角度についてある程度の調整が可能
- 立ち耳整形は、マットレス縫合という手法によって耳の表側から軟骨(対耳輪/たいじりん)を前方に起こす方法で手術を行います。この際に、どの程度まで耳を立ち上げるかによって、立ち耳の角度を調整することが可能です。もちろん数ミリ単位までの微調整はさすがに難しいですが、イメージに近い形に仕上げることはできます。
- 手術中に仕上がりを確認いただけます
- 当院では、耳の整形に限らず目元や鼻などの手術(静脈麻酔時)においても、手術中に仮留めの段階で患者様に仕上がり状態を確認していただいてから手術を追えるという手順を踏んでいます。もし術中に確認いただき、角度に納得がいかないといったことがあれば、術者がその場で追加の処置を加えて角度を調整して仕上げます。当院では、経歴30年以上の院長が全ての手術を行っており、術中に腫れや出血が生じることがほとんどない(=術中の状態がほぼ完成形と同じ状態)ため、このような術中チェックを可能にしています。
- 術後の傷跡が目立たない
- 立ち耳整形は、耳垂後面(裏面)の皮膚を切開して行う手術のため、術後に正面からは傷跡がほとんど見えない点もメリットです。さらに耳の皮膚は血流が多く傷の治りがかなり早い部位のため、術後に傷跡が目立って残るということは極めて稀です。
症例写真
立ち耳整形
(耳起こし/プロテーゼ挿入)

ドクターによる症例解説
症例に関する情報
治療名:立ち耳にする整形(耳起こし/プロテーゼ挿入) 費用:330,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、出血、傷跡、肥厚性瘢痕、ケロイド、左右差、後戻りなど 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
立ち耳整形
(耳起こし/軟骨移植あり)

ドクターによる症例解説
術前
今よりももっと耳を目立たせて正面から見た際にしっかり耳が見えるようにしたいとご相談に来られた26歳の女性です。術前写真の通り、もともと耳が寝ているわけではなく術前の段階ですでに立ち耳気味の傾向だったのですが、もっと立ち耳にして小顔・面長改善効果やあどけない雰囲気を作りたいとのことでご来院されました。
この方のように、「寝ている耳を起こす」のではなく「通常もしくはすでに立ち耳気味の耳をさらに起こす」場合は、通常一般的に行われているシンプルな術法(耳介後面の皮膚を切開して糸を掛ける)では充分に耳を前方に起こせないことがあります。そのため今回の方については、耳裏から耳珠軟骨を採取して、耳を起こす際の裏打ち(補強の役割)として移植固定する軟骨移植法で手術を行うこととしました。
術後
術後は抜糸時(7日目)の様子です。
シンプルな縫合単独術よりもしっかりと耳を前方に起こすことができているのがお分かりいただけるかと思います。耳の整形ではしばしば「後戻り」(施術から時間が経過していく中で次第に元の状態に近づくこと)のリスクが生じますが、軟骨移植を行うことで、後戻りを予防する効果も期待できます。
前は「寝ている耳を起こしたい」というご相談が大半でしたが、現在はこれにあわせて「今よりももっと耳を立たせたい」というご相談がかなり増えております。当院では立ち耳にする手術(耳起こし)として2つの手法を取り揃えており、いずれのご希望についても対応可能です。
症例に関する情報
治療名:立ち耳整形(耳起こし/軟骨移植あり) 費用:軟骨移植あり 両耳 330,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右差、知覚鈍麻、ケロイド、肥厚性瘢痕、後戻りなど 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
立ち耳整形
(耳起こし/軟骨移植あり)

ドクターによる症例解説
術前
耳の角度が通常よりも寝ており、正面からだとほぼ全く耳が見えない状態のためご相談に来られた20歳の女性です。極端に立ち耳にする必要はないけれども、少なくとも前から見た際に耳の存在が分かる程度にしたいとのことでした。
当院では現在、オーソドックスな縫合のみによる耳起こし手術と、軟骨移植を併用した手術の2パターンを行っていますが、今回は軟骨移植を伴う方法で施術を行っています。手術では、耳裏を切開し耳介軟骨をあらわにし、縫合操作で耳を立てた後に、副え木として耳裏に耳珠軟骨を移植しています。軟骨を移植することで耳をよりしっかりと立てつつ、つっかえ棒のような役割を果たすことで後戻りを防ぎます。
術後
術後は2か月目の様子です。いわゆる「立ち耳」というレベルではありませんが、ご本人が希望されていたような一般的な耳の立ち方にはなっているのではないかと思います。
ご希望があれば、もっとしっかりと耳を立たせることも可能ですが、その場合は耳珠軟骨では力不足になるため、肋軟骨など強度がより強い素材を使用する形となります。なお肋軟骨に関しては、採取の際に多少の痛みを伴うため、全身麻酔による手術となります。(耳珠軟骨移植なら局所麻酔で可能です。)
症例に関する情報
治療名:立ち耳にする整形(耳起こし手術/軟骨移植あり) 費用:330,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、疼痛、糸の透見、左右差、傷跡、後戻りなど 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
効果目的
- 立ち耳にする
- 小顔・面長改善効果
- 愛らしさ・可愛らしさを増す
立ち耳整形後のピアス装着について

立ち耳整形後もピアスをつけることは可能ですが、術後しばらくは耳に腫れや傷があるため、患部が落ち着くまでは装着をお控えください。
特に耳珠軟骨移植では、耳珠(トラガス)から軟骨を採取するため、耳珠にピアスをしている方は注意が必要です。耳たぶのピアスは手術部位から離れているため比較的影響は少ないですが、耳珠(トラガス)や軟骨ピアスについては、傷の治りを確認した上で再開時期を判断します。
また術後に新しくピアスホールを開ける場合も、耳の組織が十分に回復してから行うことをおすすめします。ピアスの位置や術式によって適切な再開時期が異なるため、診察時に医師へご相談ください。
施術の流れ
- 麻酔:耳の裏の皮膚に局所麻酔注射を打ちます。
- 耳裏の皮膚をメスで切開します。
- 切開部より周囲の皮下を剥離します。
- 軟骨を糸で縫合することで、耳の形・角度を変えます。
- 切開創を糸で縫合して閉じます。
- 圧迫プラス耳の形を保つ目的で、ガーゼを耳裏に貼り付けて固定します。
料金
| 立ち耳整形 (立ち耳にする整形) |
通常(糸縫合) | 両耳 | 220,000円 |
|---|---|---|---|
| 耳珠軟骨移植 | 両耳 | 330,000円 | |
| プロテーゼ挿入 | 両耳 | 330,000円 |
※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。
施術情報
-
所要時間30分~1時間程度
※術式(糸による縫合・耳珠軟骨移植・プロテーゼ挿入)によって異なります。 -
ダウンタイム腫れ・赤み・内出血などが生じることがあります。
腫れは1~2週間程度で徐々に落ち着きます。
※耳珠軟骨移植では、軟骨を採取した部分にも腫れや痛みなどが生じることがあります。 -
施術の痛み局所麻酔注射時の痛み、術後の軽い痛み・違和感など
-
通院1~2回程度
※傷の状態を確認するため、翌日に再診いただきます。 -
麻酔局所麻酔(注射)
-
持続性半永久的効果
※術式や耳の状態によっては、時間の経過とともに後戻りが生じることがあります。 -
洗顔当日より可能
-
シャワー・入浴シャワーは当日より可能
※長時間の入浴や患部を温める行為は、腫れが強くなる可能性があるためお控えください。 -
ピアスの装着傷の状態が落ち着いてから可能です。目安として術後1~2週間程度は装着をお控えください。
※耳珠軟骨移植の場合は、軟骨の採取部位やピアスホールの位置によって再開時期が異なるため、医師にご確認ください。
よくあるご質問
- 寝ている耳は、どのくらいまで立たせることができますか?
- 耳の形や軟骨の硬さなどにもよりますが、ある程度であればご希望にあわせて立たせる角度を調整することが可能です。「自然に正面から見える程度にしたい」「できるだけしっかり耳を立たせたい」など、診察時にご希望をお聞かせいただき、実際の耳の状態を確認した上で、糸による縫合・耳珠軟骨移植・プロテーゼ挿入の3つの方法から適した術式をご提案させていただきます。
- 3つの術式は、どのように選べばよいですか?
- 自然な範囲で耳を起こしたい場合は、最もシンプルな糸による縫合が選択肢となります。もう少ししっかり立たせたいものの人工物は使用したくない場合には、自己組織を使用する耳珠軟骨移植、正面から耳がはっきり見える程度までしっかり立たせたい場合や施術部位以外に傷を作りたくないという際にはプロテーゼ挿入が適しています。実際には耳の形・軟骨の硬さ・希望する角度などを診察した上で適した方法をご提案します。
- 男性でも立ち耳整形を受けられますか?
- はい、立ち耳整形は性別を問わず受けていただける施術です。男性の場合も、「耳が後ろに寝ていて正面からほとんど見えない」「短髪にしたときの耳の見え方を変えたい」「左右の耳の角度を整えたい」といったご相談を頂いております。特に短髪の方は、耳の見え方が変わることで顔の印象にも変化が出ることが多く、男性にもお勧めです。
- 左右で耳の寝方が違います。片方だけ手術することもできますか?
- はい、片耳のみの立ち耳整形も可能です。「右耳だけ後ろに寝ている」「正面から見ると片方の耳だけ見えにくい」といった左右差のご相談もあります。反対側の耳の角度や形を参考にしながら、左右のバランスを見て調整します。また、両耳を手術する場合でも、左右の状態に応じて立たせ方を調整することも可能です。
- 手術後に後戻りはしませんか?
- 立ち耳整形は長期的な効果が期待できる施術ですが、耳の軟骨にはもとの形に戻ろうとする力があるため、術後に多少の後戻りが生じる可能性があります。特に糸による縫合のみでは、耳の状態によって角度が変化することがあります。よりしっかりとした固定を希望される場合には、耳珠軟骨移植やプロテーゼ挿入などが選択肢となります。
「立ち耳」とは
小顔効果・面長改善効果などが期待できることから、ここ最近ご指名が増えている立ち耳整形(立ち耳にする整形)ですが、ここでは改めて「立ち耳」の定義についてまとめたいと思います。
そもそも「立ち耳」の定義とは?

立ち耳は、医学的には「耳介突出(prominent ear)」または「protruding ear」といい、耳介(耳の外側全体)が後方の頭部から離れて前方に倒れている状態のことを言います。見た目としては、正面から見た際に目に入る耳の面積が広くなる・横の髪で耳が隠れにくくなるため「耳が出ている」状態になることが多いです。
「立ち耳」の角度指標
立ち耳かどうかは、耳介・頭蓋骨の角度(auriculocephalic angle)や耳と頭の間の距離(耳介の突出距離/ear protrusion)が指標となります。立ち耳と診断される参考数値を以下に記載します。
| 耳介・頭蓋骨の角度 | 30~40度以上 |
|---|---|
| 耳と頭の間の距離 | 25mm以上 |
立ち耳の解剖学的視点からの特徴
立ち耳の場合は以下のような解剖学的な特徴がみられることが多いです。
- 耳が折りたたまれず、平板に見える(対耳輪脚の未発達or欠如)
- 耳全体が頭部から押し出された状態になる(耳甲介軟骨の過発達or突出)
- 耳全体が頭部から離れて突出角が大きくなる(耳介後面の角度異常)





術前
上は、生来耳が後ろに寝ていることを気にして当院にご相談に来られた37歳の男性です。
当院における耳起こしの手術は、当初は糸による縫合手技単独で施術を行っていましたが、その後、耳珠軟骨移植を耳裏に追加する手技として改良を加え、さらに最近はシリコンプロテーゼを耳裏に挿入することでより耳を前方に起こしつつ、後戻りを予防することが出来るようになりました。
今回の方は耳以外の部位にメスを入れて傷をつけたくないとのことでしたので、シリコンプロテーゼ挿入による耳起こしを行うこととしました。
術後
術後は抜糸時の様子です。従来の糸による縫合手技+耳介軟骨移植による耳起こしに比べて、さらにしっかりと耳が前方に起き上がっています。今後、長期的にフォローを継続する必要がありますが、耳の後ろに入れたシリコンは人工物ですので時間とともに劣化して強度不足になる可能性はほぼないと予想しています。より確実に、しっかりと耳を前方に倒したいのであれば、2026年現段階ではシリコンプロテーゼを使った耳起こし術がベストであると考えています。