目元の整形（二重・眼瞼下垂など）

術前

左目のまぶたに複数のラインがある、いわゆる三重の状態を治したいとご相談に来られた31歳の女性です。皮膚切開法による三重まぶたや予定外重瞼線（＝手術によって生じた三重）の修正についてはいくつかの手法があり、その都度症状にあわせて適した術法で施術を行っています。三重ラインの皮膚直下を剥離しつつ、眼輪筋下の組織つまりROOFや眼窩脂肪の移動固定によって改善する手技を行うことも多いですが、今回の方については単純に皮膚のみの操作によって消せるケースでしたので、二重ラインの下の皮膚を切除して1本にまとめる方法で施術を行っています。左のラインに合わせて、右の二重もライン上のかぶった皮膚を1mmほど切除して、左目のラインに合うように調整しました。

術後3日目

術後3日目の様子です。腫れと内出血がピークの時期となり、この方については特に腫れがやや強めに出ていますが、なんとかメイクでカバー出来るかどうかというレベルです。

術後8日目

術後8日目の抜糸の日の状態です。まだわずかに腫れはありますが、かなり落ち着きつつあります。

術後1ヶ月目

術後1ヶ月目の状態です。三重のラインがなくなり、また二重幅の左右差もかなり解消出来ています。皮膚切開のみで行う術式は、眼輪筋を切って内部の操作で行う三重まぶた修正術と比べてダウンタイムが少ない点が特徴です。どの方法を選択するかは対面診察で実際にラインの状態などを確認し、さらに患者様のご希望を加味してケースバイケースで判断しています。