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院長・監修者情報
みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら
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術前
鼻スジが曲がっているためまっすぐに治したいと相談に来られた22歳の女性です。外傷の既往はなく、生まれつきこのような鼻だったとのことです。
正面から見ると、鼻スジの尾根に沿って白い光のハイライトが見えますが、このラインが階段状にジグザグになっていることで鼻が曲がっていることが分かります。このような曲がった鼻を真っ直ぐに直す整形術を「斜鼻修正術」と言います。斜鼻修正術には定型的な手技はなく、必要に応じて骨を切って折ったり、削ったり、軟骨を切除したり、また鼻先のポイントを左右にずらしたり、鼻中隔軟骨をくり抜いてどちらかに倒し込んだりといった、様々な手技を組み合わせることで出来るだけ現状より真っ直ぐに見えるように修正を行います。斜鼻修正術は、数ある鼻整形の中でも比較的難易度の高い手術になることが多いです。
術後1ヶ月目
斜鼻修正術後1ヶ月目の状態です。
鼻スジの出っ張っている部分(鼻骨)をヤスリで削り、鼻軟骨も切除し、さらに鼻スジ外側の凹面に耳からの軟骨移植を行い、鼻先についても軟骨と皮膚の形を若干変えました。術前と比較して、鼻スジの尾根部分を走る白い光のハイライトのラインがまっすぐストレートになったのが分かるかと思います。
このように、わずかな曲がりを直すほうが「斜鼻修正術」としては難しく、比較的わかりやすくしっかりくの字に曲がっているほうが修正手術は容易です。また、鼻スジの軸が全体的に左か右に倒れているような斜鼻については、修正がかなり難しいです。