
エラボトックスや唾液腺ボトックス、頬骨ボトックスなど、小顔整形の分野でも様々な目的で使用されるボトックスですが、夏が近づくこの時期に問い合わせが急増するのが「顔汗ボトックス」です。
顔汗ボトックスはマイクロボトックスのように皮下浅層に散らすように注入することで、汗を出す神経の働きを抑え、顔汗や皮脂分泌を軽減する効果が期待できます。今回のコラムでは、顔汗ボトックスについてご案内をしてみたいと思います。
この記事はこんな方にお勧めです。
- 気温が上がってくると顔から汗が吹き出る
- 夏になると顔がべたべたする
- おでこや鼻のテカリが気になる
- 朝にメイクをしても昼すぎには崩れてくる
- 制汗シートなどを使用するのが煩わしい
- 夏の間だけでも、顔汗・テカリを根本から改善したい
目次
夏のメイク崩れやテカリの犯人は「汗」と「皮脂」

ツヤ感・潤いのある水光肌と似て非なるものに、皮脂によるテカリがあります。メイク崩れやテカリは「皮脂」が関係していることが多いため、皆さんの中にも、日中は脂取り紙で浮き出た皮脂を取り除いたり、テカリ防止パウダーなどで対策をしているという方は多いのではないでしょうか。
基本的にメイク崩れやテカリの原因はたしかに「皮脂」なのですが、気温が上がる夏場においては、皮脂だけではなく「顔汗」が大きく関係しています。中には「ウォータープルーフだから大丈夫!」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、汗には水分だけではなく塩分やミネラルが含まれており、皮脂と混ざればウォータープルーフであってもメイクは次第に崩れてテカリが生じます。(雨やプールの水には汗のように塩分・皮脂が含まれていないので、同じように濡れてもメイクの崩れ方・テカリ方が少々異なります)
ちなみに少々脱線しますが、コスメ業界では
Water Proof(水に強い)
Sweat Proof(汗に強い)
Sebum Proof(皮脂に強い)
は別物として考えられており、海やプールでは落ちにくいと言われるマスカラも、皮脂が多い人の場合は夕方には滲(にじ)んでしまうことなどがしばしばあります。これはマスカラに限らずファンデーションも同様で、ウォータープルーフであっても、汗や皮脂、摩擦(擦ったり拭いたりするような動作)が加わると、テカったり崩れやすくくなります。特に額や鼻、こめかみ、鼻下などは汗や皮脂が出やすく、崩れ・毛穴落ち・テカリなどが起きやすい部位となります。
市販の対策で限界を感じる人も多い

夏のテカリ・顔汗・メイク崩れ対策としては、市販の制汗アイテムやテカリ防止パウダー、あぶら取り紙、制汗剤などを使用している方も多いでしょう。 これらの対策で汗や崩れがしっかりとケアできている方については、もちろんそのままで問題もありませんが、中には「ケアをしても汗が止まらない」「ケアをする時間が取れない」など、制汗グッズだけでは汗やテカリ対策が難しいというケースもあるようです。こうした背景から、近年では医療による汗対策を選択される方が増えてきています。
夏だけ対策をする顔汗ボトックスのご指名が増加中

当院でも毎年5~6月頃からご相談が増えるのが「顔汗ボトックス」です。皮膚の浅い層に細かく注入することで、汗を出す神経の働きを抑制します。
エラや唾液腺など他部位に行うボトックス治療と同じように、顔汗ボトックスの効果は4~6か月程度持続するため、5.6月に対策をすると暑さがおさまってくる10月・11月頃まで汗を抑えることができます。
当院で行っている顔汗ボトックスには、両頬・全顔・首・胸元・背中の5つのメニューがありますが、やはり一番人気は「全顔」で、特に額、鼻、鼻下への注射を希望される方が多いです。
こんなお悩みがあれば顔汗ボトックスもご検討下さい
顔汗ボトックスは、次のようなお悩みがある方に向いています。
- 夏になるとメイクがすぐ崩れる
- 汗で前髪が額に張りつく
- 夏場は特に、鼻のテカリが気になる
- 日焼け対策を徹底したい(汗で崩れないようにしたい)
- 写真を撮ると他の人よりも顔がテカテカしている
- 夏の間だけでも汗をコントロールしたい

特に最近は、紫外線対策の一環として顔汗ボトックスをされる女性も増えており、「夏のケアを徹底するために、汗で日焼け止めが流れるのを最小限に抑えたい」としてこの治療を選ばれるケースもあります。汗量が多い方はもちろん、紫外線ケア・日焼け対策としてこの治療を受けるという選択肢も確かに有効といえるでしょう。
顔汗ボトックスの効果について

顔汗ボトックスの主な効果は、「顔の汗を抑える」ことです。これによって、
- 汗でメイクが崩れるのを防ぐ
- 汗によるテカリ・ギラつきを抑える
- 汗が流れる不快感を軽減する
- 額やこめかみの湿った状態を改善する
といった効果が期待できます。
また、ボトックスには過剰な皮脂分泌による肌のテカリを抑えたり毛穴の開き改善、ハリ・ツヤ感アップといった効果もあるため、汗止め以外にもメリットが得られることが多いです。
ただし注意点として、顔汗ボトックスがメインで効くのは「汗量の軽減」となります。そのため、皮脂分泌が非常に盛んな方については、汗量を抑えたとしても「皮脂」によってメイク崩れやテカリなどの症状がそれほど改善されないこともあります。
当院では外科・皮膚科いずれの治療における診察・カウンセリングも全て私、院長の小松が行っておりますので、ご自身において顔汗ボトックスの効果が出るかどうか気になるという際には、診察の際にその旨をご相談下さい。毛穴や汗腺など肌の状態を見て、どの程度効果が出そうかを事前にご案内させていただきます。
顔汗ボトックスのダウンタイムや留意点

ここでは顔汗ボトックスの施術に関する基本的な情報をお伝えいたします。
注射による施術ですので大きなダウンタイムはほとんど生じないものの、効果が出るまでには2週間程度掛かりますので、大事なイベントや予定の直前ではなく少し余裕をもって受けられる方が良いでしょう。
顔汗ボトックスの施術情報
- 所要時間15分
- ダウンタイム
・基本的にダウンタイムがほぼない施術ですが、術後に軽い赤みや腫れが生じることがあります。
・注射部位に内出血が生じた場合は、1~2週間程度で次第に改善します。
・施術当日は激しい運動やサウナなど血流がよくなる行動は控えてください。
- 施術の痛み注射時のわずかな痛み
- 手術後の通院不要です
- 麻酔クリーム麻酔
- 持続性4か月~6か月程度
1回の施術で、汗が気になる夏の時期をちょうど1シーズンほど対策出来ることが多いです。 - 洗顔・シャワー・メイク当日より可能です
最後に:顔汗・メイク崩れ・テカリのご相談はお気軽に
メイクや制汗グッズで対策をしても汗が気になる・テカリやメイク崩れが改善しない場合は、汗そのものをコントロールするという選択肢もあります。当院では全顔・頬・首・胸元・背中の5つのメニューを用意しておりますので、顔汗に限らず、首汗や身体の汗についても治療が可能です。夏の時期の汗対策にお困りの際には、一度ご相談下さい。
顔汗ボトックスの詳細はこちら※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はコラム投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。


