
「尖った耳」と言えば一般的には「スタール耳」、つまりスタートレックに登場するミスタースポックのような耳の形を言いますが、この症状は乳児期のうちに親御さんが気にされて矯正治療を行っていることが多く、当院においても成人された方からスタール耳のご相談をいただくことはそれほど多くはありません。
ただ、類似手術としてスタール耳以外のケースもあり、例えば以下のように「耳輪(耳のフチ)内側のライン」が鋭角になっていることで尖った耳に見えることももあります。今回は、そのようなご相談に来られた方の症例を紹介したいと思います。


術後は2.5か月後の様子です。鋭角に屈曲していた耳輪内側のラインの形状の尖り感が和らぎ、丸く滑らかな雰囲気に変化しているのがお分かりいただけるかと思います。術前と比較すると、一般的な耳輪内側のラインにかなり近づいたのではないでしょうか。
今回の修正術は耳の一部分における小さな施術となりますが、実際には耳の形状にお悩みの方というのは意外に多く、当院においても様々なご相談を日々頂いております。ラインや形状のわずかな調整であっても、気になる部分を改善するために当院では施術法をその都度編み出して対処しておりますので、耳についてお悩みのことがあればお気軽にご相談下さい。
>耳の整形について詳細はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:耳輪形成術 費用:220,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右差、知覚鈍麻など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
Doctor
院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら