>前回の折れ耳手術の症例紹介記事はこちら
前回の症例はTanzerの折れ耳(正式名称:絞扼耳)の分類でI群レベルでしたが、今回はII群レベル、つまり中等度の変形症例となります。

上は、生まれつき右耳の上部に縦方向に折ったような変形があり、未治療のまま今に至った36歳の女性です。修正手術では、耳裏の皮膚を切開し、軟骨に糸を掛けて折れた耳を伸展させるように縫合して、変形を矯正しました。

術後1.5ヶ月目の状態です。耳が上下方向に伸展して、術前よりかなり自然な形になっていることがわかります。傷跡が生じるのは耳裏だけですので表からは見えません。また時間の経過とともに傷跡はほぼ分からなくなります。
なお今回の症例の方については、耳輪と対耳輪上脚の間にいわゆる第3脚のような軟骨の隆起が見られたため別日での修正手術(軟骨切除or糸による矯正術)についても念のため提案をしましたが、ご本人はそれほど気にならないとのことでしたので、この部分については修正を行っておりません。
>折れ耳修正の手術詳細はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:折れ耳修正 費用:110,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右非対称、糸の露出、後戻りなど 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
Doctor
院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら