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鼻の整形

鼻橋部耳介軟骨移植(鼻柱下降、鼻柱延長/クローズ法)

「鼻橋部耳介軟骨移植(鼻柱下降、鼻柱延長/クローズ法)」の症例写真・ビフォーアフター

ドクターによる症例解説

術前

左右の鼻の穴の仕切り部分の皮膚を鼻橋もしくは鼻柱と呼びます。 鼻柱の下方の頂点と鼻翼基部(小鼻の根元)の相対的位置関係をACR (Alar-columellar relationship)と言いますが、鼻翼基部より鼻柱先端が少し下に出ているほうが望ましいとされます。最近は、患者様でもACRという言葉自体を既にもはや知っていて「ACRを改善したいです」という同業のプロかと思ってしまうようなリクエストを頂き私を驚かせます。
写真は、鼻柱の下方への突出が足りないので、鼻柱を下に出して伸ばして欲しいとして当院にご相談に来られた28歳の女性です。鼻翼基部とおおよそ同じ高さに鼻柱の先端がありますが、もう少し下方に出ているほうが、鼻が長くかつ細く見えてバランスが良いと考えられ、鼻柱延長手術をクローズアプローチで行うこととなりました。

術後

術後1ヶ月目の正面と左側面からの様子です。鼻柱の下方への突出=延長が認められます。 クローズドアプローチで行っているため、変化としてはそれほど大きくはないのですが、写真で分かるくらいの変化は十分出ています。極端に矢印形の鼻にしたいなどのリクエストではない限り、この手術はクローズドアプローチでも、ある程度までACRを改善することが出来ます。
クローズドで行うと腫れや内出血がほとんど生じず、ダウンタイムが1−2週間と短く抑えられるというメリットがあります。ギプスも必要ありません。さらに、この手術の副次的な利点として上唇と鼻の間の人中部分が短くなる「人中短縮効果」も得られることを付け加えておきましょう。

症例に関する情報

治療名:鼻橋部耳介軟骨移植(鼻柱下降、鼻柱延長/クローズ法) 費用:220,000円(クローズ法) 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、左右差、傷跡、感染、血腫など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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