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たれ目ボトックス(切らないたれ目形成)の症例

2023年06月19日(月) | カテゴリ: その他の美容皮膚科
一般的に美容医療の分野では、目元は小さいよりもパッチリと大きいほうが良いとする考え方があります。
好みなのでもちろん例外もありますし、細くて切れ上がった目元のほうが東洋人らしくて良いという考えもあります。

ただ包括的にみると、やはり目元が大きい方が明るく華やかな印象を与えることが多く、さらに下まぶたのラインが外側に吊り上がっていると、よりキツイ印象になったり目の縦幅が細く見えてしまうことがしばしばあります。

吊り上がった下まぶたのラインを下げて、目を大きく、かつ優しい雰囲気に見せるのが「たれ目形成(グラマラスライ形成)」ですが、切開を伴う施術のため少しハードルが高いと思われる方もやはり多いのが実情です。

そのような方向けに、手術なしで同じような効果(たれ目・目が大きく見える・優しい雰囲気になる)が得られる施術として考え出されたのが「たれ目ボトックス」という施術です。

原理は、瞼を閉じる筋肉である眼輪筋の一部をボトックスの作用で弱くすることで、下まぶたを下方向にゆるめて下げ、目の縦幅を今よりも主に外側に大きく見せるという理屈です。手術ほどの効果は期待出来ないものの、切らずに施術を行うことができるため、当院でもリクエストをいただくプチ整形のひとつです。

手軽にできるというメリットの他にも、切開を伴うたれ目形成(グラマラスライン形成)を検討しているものの、シミュレーション的な意味合いで試してみたいという方が、まずはボトックスによるたれ目形成を行うこともあります。


今回は、ボトックス注射によるたれ目形成術の症例をお見せしたいと思います。

下まぶたのラインが外側に吊り上がっていることでキツイ印象に思われることが多いため、下まぶたのラインを下げて、優し気な目元に変えたいとご相談に来られた40代の女性です。まぶたの上下幅が狭いため、目元が小さく見える点も改善したいとのことでした。切開系の手術までは考えていないということで、タレ目ボトックスによる施術を行っています。
術後(下)は、施術2週間後の様子です。施術直後はわずかに腫れが生じましたが、この時点では完全に引いています。

術前と比較すると、急勾配だった下まぶたのラインが緩和されて目元全体が優しい印象になっているのがお分かりいただけますでしょうか。さらに目の大きさも、術後のほうが大きく見えるのではないかと思います。手術によるたれ目形成のように大きな変化はさすがに出せませんが、注射1本でも目元にこのような変化を出すことが可能です。


今回の症例からも、たれ目ボトックスには様々な効果が期待できることが分かります。

〇下まぶたのラインを下げたい(たれ目にしたい)
〇目を今より大きく見せたい
〇目元をやさしげな雰囲気にしたい
〇最短ダウンタイムで結果を得たい

切開を伴うたれ目形成(グラマラスライン形成)には少し抵抗があるという方にも、たれ目ボトックスはお勧めの施術です。
当院のたれ目ボトックスの詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:たれ目ボトックス 費用:57,200円 リスク・副作用:腫れ、内出血、左右非対称、笑いづらさ、表情の変化など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士