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TOP/ ブログ/ 美容皮膚科/ その他の美容皮膚科/  脇の下の黒ずみをボディトーニングで薄くする

2017.06.11

その他の美容皮膚科

脇の下の黒ずみをボディトーニングで薄くする

レーザートーニングと言えば、顔にできたしみや肝斑を薄くする手技として
用いられることが多い治療法ですが、顔以外に用いてうまく行く場合もあります。

顔以外の色素沈着、黒ずみを薄く出来る代表的な部位として、

・首
・脇の下
・そけい部(太ももの股の付け根)
・坐骨部(おしりの座面に骨の当たる部位)

などがありますが、これ以外にも基本的に当てられない部位はないということになっています。

頻度は多くありませんが、肘の曲がる側(肘窩)のくぼみの色素沈着・黒ずみに
レーザーを当てて欲しいというご相談もあります。

上記部位などで自然発生的に生じた黒ずみ・色むらの他にも、
熱傷(外傷)の跡の色素沈着などに当てて色素沈着が薄くなるケースもあります。 

但し、ケガの部位の色味が、実際には褐色(茶色)や黒っぽい色ではなく、
赤みを帯びたような色であればレーザートーニングよりもVビームレーザーのほうが効果的です。

これら、顔以外の部分に行われるトーニング治療は、一般的な顔に対するレーザートーニングに対して、
よく「ボディトーニング」とも呼ばれます。

身体の黒ずみを改善するボディトーニングの場合、顔と比べると強めの出力で当てないと結果が出にくく、
また回数も10回から20回の照射を経て少しづつ色味が薄くなっていくなどの経過を取るため
長期戦になることが多く、治療には根気が必要になってきます。

しかし、今回比較的少ないトーニング回数で黒ずみが改善したケースがありましたので、
実際に見てみましょう。

下は、当院に元々顔のレーザートーニング治療で通院していた38歳の女性です。
お顔とあわせて、脇の下の黒ずみが以前から気になっていたのだけれども、
そこにもレーザーを当ててうすく目立たなく出来ないかというご相談を受けました。



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2017061202

褐色調の黄ばんだような黒ずみが両わきにあり、特に左側(下の写真)において目立ちます。

当院のQスイッチYAGレーザー「レブライトSI」を、3.6J~3.8Jなど顔に当てる条件よりも
若干強めの出力設定で2週間ごと4回照射しました。



2017061201


2017061203

右脇の上が術前、下が術後。



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2017061204

左脇の上が術前、下が術後。

左の脇のほうが右側よりもハッキリとした差が出て治療効果が分かりやすいです。

若干の黒ずみはまだ残るもののかなり改善しており、
患者さん自身もハッキリと薄くなっているという自覚があるとのことでした。

3年前に開業する以前はハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬(塗り薬)も使っていましたが、
長期的に使用しないと黒ずみを改善する効果が得られないため、結果が出る前に患者さんが
あきらめて止めてしまったり、脇などの場合は部位的に皮膚に炎症がおきやすく
かぶれたりといったことがあり、実際にはほとんど結果を出せなかった部位です。

しかし、レーザーの場合、皮膚トラブルもほぼ起きません。
しかも患者さんが自宅で毎日塗り薬を塗り続けるより、2週間から1ヶ月に1回クリニックに通って
治療を受けるほうが持続しやすいということもあるため結果がより出やすくなったということが言えます。

まあそうは言っても、最低10回以上の照射が必要なケースが多いようには感じます。
つまり効果が得られるまで、2週ごとに行ったとしても、20週間として5ヶ月はかかるという計算になります。

ただ、上記写真のケースのように比較的少ない回数で結果が出せることもあるため
身体の黒ずみでお悩みの方は一度試してみる価値はあるかと思います。ご相談ください。

本ブログの症例に関する情報

治療名:ボディトーニング/Qスイッチヤグレーザー(脇の下の黒ずみ取り) 費用:33,000円/回 2週間ごと4回照射 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、水疱形成、熱傷、熱傷による色素沈着など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ


※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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