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2017.03.13

美容外科 鼻整形

三角形の鼻の穴を目立たなくする方法(鼻孔縁下降術)

「鼻の穴が目立つのが気になる」というご相談は、
鼻に関連するご相談として頻度の高いものの一つです。

鼻の穴が目立つ方の場合、鼻の上下方向の長さが足りない短鼻であることが多いため
鼻先を下に向ける「鼻尖耳介軟骨移植」や「鼻中隔延長」「鼻柱下降術」などをお勧めすることもありますが、
より直接的に鼻の穴の形を変えるという意味では「鼻孔縁下降術(鼻孔縁延長とも)」がよいです。

症例写真・ビフォーアフター・画像 鼻孔縁下降術とは、上の図のごとく鼻のフチの皮膚を下方に下げて固定する手術です。

その皮膚はいったどこからくるかと言いますと、
鼻の穴のキワから少し裏側に入った所の皮膚と鼻粘膜との境界部の皮膚に
切れ目を入れて表側に皮膚を起こすようにして下方に伸展します。

しかし、それだけでは放っておくと皮膚は元の位置に収縮して裏側の方に縮んで戻ってゆきますので
戻らないように、耳から皮膚と軟骨をひとかたまりで採取してつっかえ棒のようにして
鼻のキワの裏側へ裏打ちとして挿入固定します。

症例写真・ビフォーアフター・画像 上図のようなイメージです。

鼻全体のパーツとしてのバランスを考える場合、鼻先・鼻柱の手術と鼻孔縁下降を組みあわせると
なおいっそう良いように思えますが、特に鼻先が上に向いて鼻の長さが短くなくても、
鼻の穴が目立って気になるという方も結構いらっしゃいます。

症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像
上の写真の方は、「鼻の穴を目立たなくしたい」として当院に来られた25歳の女性です。
特に鼻先が上を向いている訳ではありませんが、鼻の穴の形が前から見てやや「三角形」をしており、
その頂点(オレンジの矢印先端部)の切れ込みが鋭角であり、このような鼻の穴の形が気になるとして
来られる方は、実は案外多いです。

この場合、鼻先や鼻柱を操作することよりも、この切れ込み(Notchノッチ)=角を落として
より緩やかなカーブにしてやることで、前から見える鼻の穴の面積をより少なくするのが
ご本人の希望にかなう術式であり、鼻孔縁下降術がそれであるということになります。


以下は、鼻孔縁裏面をメスで切開して鼻孔縁皮膚を下方に伸展させ伸ばし、
右耳の耳甲介表面から皮膚と軟骨をひとかたまりとしてくり抜き、
複合組織移植片(composite graft)として鼻孔縁裏面の粘膜部分に移植して固定しました。

症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像
上の段が術前、下の段が術後1ヶ月目です。

オレンジ色の矢印の部分で、角張って三角に見えていた鼻の穴の頂点が
目立たなくなったことが正面から分かります。
三角形の背が低くなることで、半円に近くなるイメージです。

若干の左右差は見られますが、鼻孔縁下降術で完全に鼻の穴の形を対称に作るのは実際難しいです。
出来るだけ左右差が目立たないように微調整はしますが。。


症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像 症例写真・ビフォーアフター・画像
鼻孔縁下降術の効果は、斜め45度からの撮影でより分かり安くなります。
三角形の鼻孔縁の形が、よりフラットな直線ラインに近づいたのが分かります。

鼻先は別に低くはなく、上にも向いていないけれど
鼻の穴の形がなんだか気になるという方のお悩みの多くは、
このように三角形の頂点の切れ込みがきつい(鋭角である)ことに起因することがほとんどで、
鼻孔縁下降術によりかなり改善します。

なお、「鼻の孔が目立つ」他の例としては、鼻の穴が横方向に長い方がいます。
いわゆる獅子鼻と言って小鼻が横方向に張り出しているケースです。
そのような方の場合、小鼻縮小術(鼻翼縮小術)がベストの術式となります。

同じ「鼻の穴が目立つ」というお悩みでも
状態にあった術式はケースバイケースで異なってきます。

当院では、実際にカウンセリングを行った上で
お一人お一人の症状にあった手術をご提案しております。
鼻の形や高さなどで気になる点があれば、お気軽にご相談ください。
当院の鼻孔縁下降術について詳細はこちらです。

本ブログの症例に関する情報

治療名:鼻孔縁下降術  費用:330,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:血腫、漿液腫、塞栓症、皮膚壊死、皮膚の傷跡、後戻りなど
治療内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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