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TOP/ ブログ/ 美容外科/ 小顔・輪郭整形(骨切り術)/  頬骨整形でよくある質問/「骨切り」と「骨削り」の違いとは?

2023.02.20

小顔・輪郭整形(骨切り術)

頬骨整形でよくある質問/「骨切り」と「骨削り」の違いとは?



小顔整形・輪郭整形に力を入れている当院では、頬骨整形は人気のメニューの一つです。

その中で、頬骨整形に関連するお問合せで多いものに

「頬骨の骨切りと頬骨削りはどう違うのですか?」

というものがありますので、このブログで違いについてまとめてみたいと思います。

なお、頬骨整形についてはさらに「頬骨体部」と「頬骨弓部」という部位があり、
それぞれに骨切りと骨削りが存在するなどかなり複雑な構成になっていることもあり、

「頬骨を目立たなくしたいがどれが自分に適しているかまず相談したい」

というお問合せも多くあります。

そこでこの部分についても今回のブログでまとめてみたいと思いますが、
少し、言い回しなどが難しい内容になってしまうかもしれません。

このブログをお読みいただいても気になる点などがあった際には、
当院では【メールでの写真カウンセリング】も行っておりますので、
ご自身のお写真と一緒に質問内容をお送りいただければと思います。
(返信は責任をもって全て院長小松が返信しております)
>メールでの写真カウンセリングはこちらからどうぞ


早速ですが、頬骨整形における骨削り・骨切りの違いについて以下にまとめてみたいと思います。
※頬骨のイメージ図も掲載しますので、こちらと合わせてご覧ください。





▼頬骨の骨削りについて
①削る部位
・体部 =外側から前面に掛けてのカーブ(移行部)
・弓部 =外側への張り出し
②削る目的
・体部 =頬の前方・斜めへの「突出感」を改善する
・弓部 =頬の外側への「突出感」を改善する

▼頬骨の骨切りについて
①切る部位
・体部+弓部
※骨切りは2か所を切除しないと骨を動かすことができないため、
骨削りと異なり「削る部位」は「弓部+体部」に両方のみになります。
体部・弓部の両方の骨を切断(切除)して頬骨を内方(内側)に転位させて顔の横幅を縮めます。

②切る目的
頬骨体部+弓部全体の位置を調節することができるため、
「顔の横幅を縮めて顔を小さくする」(余白をなくす)際に行います。

・・・まとめると、頬骨整形は以下のように分類できます。

●頬骨骨削り:頬骨の突出感を改善する
●頬骨骨切り:顔の横幅を縮める・小顔にする


頬骨整形においては、
今回のご紹介する症例のように全てセットで手術を行うケースの他、

頬骨骨切り、もしくは骨削りのみを行うケースなど様々な手法があり、
一人ひとりのお顔立ちや仕上がりイメージにあわせて取捨選択しています。

例えば、面長の方が頬骨の骨切りまで行うと
ますます面長になって顔の縦横のバランスが悪くなってしまうことがあります。

さらに上のケースでも、「頬骨弓部」の骨削りまで行ってしまうと
やはり顔の横幅が細くなってバランスが崩れそうだと判断した際には、
頬骨体部の骨削りのみにとどめます。

また、頬骨の突出感は気にならないものの「顔の横幅が大きい」点を
改善したいという際には、頬骨骨切りのみを行うことも多くあります。

患者様の実際のお顔の状態にあわせて最適な施術法をセレクトすることが、
【頬骨整形を成功させる最大のポイント】ともいえるでしょう。


・・・以下で具体的な事例を見てきましょう。

今回は頬骨体部・弓部の頬骨骨削り+頬骨全体の骨切りを行った症例のご紹介です。



中顔面の横幅が広く、さらに頬骨の前方+外側への張り出しも強い方の症例です。(27歳女性)

小顔にしたいという希望で当院にご相談に来られましたが、
実際にお会いして診察を行ったところ、この方の場合は
左右に「顔の余白が多い」状態であることが分かりました。

これらを改善するために、頬骨の弓部の削りと体部の削りを行いつつ、
頬骨体部と弓部の2箇所で骨を切断して内転させる骨切り術、
「アーチインフラクチャ法」で顔の横幅を縮めます。


上は、術前と術後3ヶ月目の正面から見た状態です。
中顔面において顔の横幅が縮まっていることが分かります。

頬骨弓から体部にかけての外側への張り出しが無くなったことで、頬が上から下までストレートなラインに変化しています。



今度は、左右斜めから見た術前・術後3ヶ月後で比較します。

前方に大きく張り出していた頬(体部)の突出が減って滑らかなカーブとなっているのが分かります。

頬骨の骨切り・骨削り術は患者様のお顔の状態によって施術方法がかなり異なり、
またそれによって仕上がりのイメージも大きく変わってきます。

頬骨整形に慣れており、診察でお顔の状態を見た際に、
各術式における仕上がりイメージをある程度事前に予測できる医師に依頼するのが良いでしょう。
>当院の頬骨整形(骨切り・骨削り)詳細はこちらです。


本ブログの症例に関する情報

治療名:頬骨骨削り+頬骨骨切り(体部+弓部) 費用:990,000円、モニター価格 935,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右非対称、知覚神経麻痺、顔面神経麻痺、傷跡、肥厚性瘢痕、ケロイド、骨接合部の段差など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ



※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。

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院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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