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切らない痩身マシン「スカルプシュア」によるヒップアップ症例

2020年07月06日(月) | カテゴリ: 脂肪吸引・痩身・ダイエット
夏が近づいてきたことも関係あるのか、
脂肪吸引やダイエットに関するご相談が増えつつあります。

服装的に露出部位が多くなるため太ももや二の腕などの相談件数が多いのですが、
それとは別に、顔(頬や顎下)の脂肪吸引もシーズン問わず根強い人気があります。

現在のマスク着用で外出という風潮から
多少ダウンタイムがあっても通常ほどは気にされない方が多く、
顔・顎下の脂肪吸引のタイミングとしては絶好のチャンスです。

当院では、超音波吸引の「ベイザー」を使用している上に
全体的に施術料金を抑えていることもあり、問い合わせ件数は急上昇中です。

思い起こすと、以前某大手美容外科に勤めていた頃よりも
断然吸引手術の件数は増えているような印象です。
こんなことは6年前に個人で開業をする際には全く想像だにしていませんでした。

しかし、そうは言っても手術にはまだまだ抵抗があるという方もいらっしゃいます。

手術を伴わないダイエット治療としてBNLSなどの脂肪溶解注射も悪くはありませんが、
下半身には効果が出づらかったり、効果そのものにかなり大きな個人差がある点などが
欠点となります。

手術は考えていないが、脂肪溶解注射で効果が今一つだったという方のために、
当院では第3の選択肢としてレーザー照射による脂肪除去治療を提案することがあります。

1ヶ月間隔で5回ほどの照射が必要となりますが、
ほぼ全例で引き締まり感が得られる治療としてお勧め出来ます。

レーザー機は、世界最大手のレーザーカンパニーである
米国サイノシュア社のスカルプシュアを治療に使用しています。

似たようなマシンは、今や数多くありますが、
業界ではアラガン社の「クールスカルプティング」(通称クルスカ)と
双璧をなす2大痩身レーザーとして大変メジャーな存在です。

スカルプシュアに関する詳しい解説はこちら


以下は臀部下部(お尻と太ももの境目)の脂肪除去で来院された34歳の女性の症例です。

術前と4回照射後の写真です。
1ヶ月ごとに4回の照射なので、術後写真は治療開始後4ヶ月目になります。

 

 


横からみたお尻のカーブの頂点部分が、
間違いなく上方にせり上がってシフトしているのが分かります。
いわゆる「ヒップアップ効果」が得られています。

お尻と太ももの境目付近の脂肪が気になる方は案外多く、
脂肪吸引で吸い取って欲しいというリクエストを良く頂きますが、
この部分の吸引手術はテクニック的に難易度が高いです。

取り過ぎると、皮膚面にスジが入り「バナナロール変型」と呼ばれる
皮膚のたるみが強調されたおかしな形に仕上がります。

ここは実は皮膚が非常に薄いので、脂肪吸引を行う場合、
細心の注意を要する代表的箇所の一つであるといえるでしょう。

この部分の吸引を行う時のコツとしては、
お尻と太ももの境界部の吸い方をほどほどにしておいてその上の皮下脂肪をしっかり吸うことで、
皮下組織が上方に向かって収縮する作用をうまく使ってヒップアップ効果を出しますが、
この方法ですとお尻全体のボリュームが減るため、このスカルプシュアで得られるような
ライン、形状に仕上げることは本当に難しいです。

今回は、臀部で分かりやすい症例を提示しましたが、スカルプシュアが得意とする脂肪の部位は、
二の腕、背中、ブラファット(ブラの上の乗っかり肉)、腹部、太もも、腰、ウェストなど
体のあらゆる部位に及びます。

手術以外の方法で部分痩身を考え中の方には、
一度はトライしてもらいたい施術の一つです。
>メス不要の痩身マシン「スカルプシュア」詳細はこちら


<本ブログの症例に関する情報>

治療名:スカルプシュアによる脂肪除去(両側臀部下部)
費用:1回 27,500円 (症例は1ヶ月ごと4回の施術結果)
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:熱傷、色素沈着、水疱形成、左右非対称など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ


監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士