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【ベイザー×アキ―セル】腰部の脂肪吸引 症例

2023年11月20日(月) | カテゴリ: 脂肪吸引・痩身・ダイエット
脂肪吸引については、今まで当院はベイザー吸引(超音波吸引)をメインに行っていましたが、最近はアキーセルを組み合わせることでより良い結果が得られるようになりつつあります。



アキーセルは、カニューレ全体が前後方向に超振動(高周波振動)することで、脂肪をほぐして崩しながら吸引することができる機器です。アメリカのFDAに認可されており、安全性や効果の面でもお墨付きとなります。アキ―セルの特徴を簡単にまとめると以下のような点が挙げられます。


①ごくごく微細な超振動(高周波振動)による吸引。
⇒周辺組織へのダメージを最小限に抑えることができる。
⇒術中の痛みや術後の腫れ、内出血を軽減することができる。

②吸引管やベイザーなどのものよりも細い。
⇒皮膚に挿入する際の吸引口が小さくなるため傷跡がより目立たない。
⇒吸引管が細いため、頬や顎下などの狭い範囲においても細やかなデザイン吸引が可能。

③オートアシスト機能が搭載されている(術者の負担を軽減する)
⇒術者がデザイン吸引によりフォーカスした形で施術が可能

④吸引した粒状の脂肪には不純物がほぼ含まれない
⇒脂肪注入術を併用する際には今までの術式よりも高い定着率で移植が可能

このような利点を活用して、当院では現在以下のような手法で脂肪吸引術を行っています。

▼ベイザー(超音波)で「脂肪細胞の結合」をバラバラにする
▼アキ―セル(高周波振動)で「脂肪細胞」を粉々にする

ベイザーの超音波による脂肪の「崩し」に加えて、アキーセルによる「脂肪破砕」を組み合わせることで、今までより短い手術時間で手術を終えることができるようになり、患者様における手術へ対するストレスも軽減することができるようになりました。

もともと当院では、微細なデザイン吸引スキルが求められる顔(頬や顎下)の脂肪吸引を中心に行っていましたが、昨今はベイザー×アキ―セル吸引のご指名が増えており、腹部や大腿などボディの吸引も多く手掛けるようになっております。

なお、当院は大手ブランドと異なる個人経営のクリニックのため、通常はベイザー吸引にアキ―セルを併用すると5~10万円ほどお値段がアップするケースが多いようですが、当院ではベイザーにアキ―セルをセットにした脂肪吸引も「ベイザー脂肪吸引のみの価格」にて施術を行っています。ベイザー×アキ―セルの併用は、デザインの仕上がりへ対する私自身のこだわりのような部分もありますので、患者様へのご負担がない形(=ベイザー脂肪吸引の価格)でご提供させていただいております。




早速ですがベイザー×アキ―セルによる脂肪吸引の症例をご紹介したいと思います。
以下は腰部の脂肪吸引を希望されて当院にご相談に来られた34歳の女性です。「ダウンタイムをできるだけ抑えつつも、凸凹のない滑らかな仕上がりになる方法で最大限の脂肪を取り切りたい」とのご希望でしたのでベイザー×アキ―セルによる脂肪吸引を行うこととしました。




脂肪吸引の施術では、事前にどの部分を重点的に吸引するか分かるように等高線でマーキングを行ってデザインを決定します。なお、今回の施術部位は「腰部(英語でhip)」に相当しますが、患者様から「腰部」がそもそもどこかなのか?というご質問をいただくことも多くありますので、そういった際の参考としてもご覧いただければと思います。



術後は、ベイザー+アキーセルの併用による脂肪吸引を行った後の1.5ヶ月目の状態です。今回の脂肪吸引では腰の部分のみのぜい肉を除去していますが、術後はボディ全体がかなりすっきりとしたプロポーションに変化しているのがお分かりいただけるかと思います。背中に赤い点状の跡が2箇所見られますが、これは吸引管を挿入した跡です。この跡は6ヶ月から1年程度で次第に肌色に近づいていくもので、ずっと残るものではありません。

ベイザーにアキーセルを組み合わせる脂肪吸引術は、今までより多く脂肪量を取ることができるだけではなく、仕上がりの滑らかさや、手術時間の短縮、ダウンタイム(痛み・内出血・腫れ)の短縮など様々なメリットがあります。患者様の満足度も大変高い施術のためこれから脂肪吸引を検討している方については、「よりしっかりと」「よりキレイに」脂肪を除去できるベイザー×アキ―セル吸引をぜひご検討いただければと思います。



当院のベイザー(アキ―セル)脂肪吸引の詳細はこちら

<本ブログの症例に関する情報>

施術名:ベイザー×アキ―セルによる脂肪吸引(腰部)  費用:308,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、漿液腫、知覚麻痺、表面のしわ・凹凸、皮膚のたるみ、熱傷、色素沈着、ケロイド、肥厚性瘢痕など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

監修者情報
美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。
免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士