小顔・輪郭整形(骨切り)
おとがい形成(骨切り術/顎の短縮・左右非対称改善)
ドクターによる症例解説
ドクターによる症例解説
今度は術前と術後2ヶ月目の状態を右横から撮影した写真で比較します。横から見ると、おとがいの短縮効果(長さの変化)がより分かりやすいのですが、術後の写真において顎下にわずかにたるみができていることに気づかれるかと思います。これは、おとがい骨のボリュームが減ったことで生じる皮膚の余りによるものです。このようなたるみに対しては、おとがい骨切り術中に「顎下の脂肪吸引」を行うか、顎下の筋肉を糸で縛って下顎骨に固定する「顎下筋肉縛り」を行うことで予防することが可能です。いずれもおとがい骨切り術のオプション術となり、どちらか一方でも十分有効ですが、両方行うとさらに相乗効果が得られます。ご希望がある方は術前にあらかじめお申し付けください。
症例に関する情報
治療名:おとがい形成術(水平骨切り術・全身麻酔) 費用:660,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:内出血、知覚麻痺、左右差、骨接合面の段差、感染、骨壊死、顎下のたるみなど 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
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術前
顎が長く、かつ左右非対称で曲がっていることを気にして当院にご相談に来られた22歳の女性です。術前写真を見ると、顎が上下に長いだけでなく、顎先の先端がセンターラインからずれて左に偏位していることが写真上からも見てとれます。
術後
術後2ヶ月の写真です。手術では、顎の上下の長さをおとがい水平骨切り術によって短縮しています。その際に、顎先の頂点がセンターラインに一致するように水平に骨を切り出すのではなく、左外側を5mm幅、右外側を8mm幅となるよう意図的に左右非対称な骨切りラインとすることで、顎先に対し右方向(時計回り)のローテーションをかけています。その後、顎先の位置がセンターラインになるように切断した骨片をわずかに右方向にずらし、左右外側に生じた段差を電動ヤスリで削って滑らかな連続するラインとなるように仕上げました。