男性のニオイ・汗治療（わき・陰部・乳輪など）

こんなお悩みの方にお勧めです

当院では現在、ミラドライによるわきが・わき汗（多汗症）治療などを行っておりますが、汗やニオイについては男性からのご相談も多く、定番の脇の他、デリケートゾーン（すそわきが）や乳輪周り（ちちが）、お尻、背中などにおいて施術を行っています。
ミラドライによる汗・ニオイ治療は、ニオイや汗の量が気になる部位にマイクロ波（電磁波）を照射することで、汗量の原因となる汗腺（エクリン汗腺）とニオイの原因となる汗腺（アポクリン汗腺）を破壊し、ニオイと汗の量を同時に改善します。マイクロ波（電磁波）によって破壊された汗腺は二度と再発することがないため、その効果は半永久的に持続できる点も特徴です。一度の施術で半永久的に「ニオイ」も「量」も同時に改善することができるミラドライ治療は、男性からもご指名が多い施術の一つです。

男性の汗のニオイや
汗の量について

汗のニオイや量は、女性に限らず男性からもご相談が多いお悩みです。これらのニオイや汗が生じる原因は男性・女性問わず同じメカニズムではあるのですが、男性の場合、仕事柄スーツ等の身体を包み込んだかっちりした洋服を着ることも多く、また女性のようにスカートのような通気性がよい服装がそれほどないため、女性よりニオイや汗が比較的衣服内にこもりやすいこともご相談が多い理由のひとつでしょう。
汗は誰でも生じるものなので通常の範囲なら過度に気にする必要はありませんが、「衣服がびっしょりするほど汗が出る」「汗から酸っぱいような、魚が腐ったような独特のニオイがする」「汗をかいた部分に黄色いシミができる」といった場合は、一般的な汗ではなくわきが（腋臭症）・すそわきが（外陰部臭症）・ちちがや多汗症といわれる症状である可能性が高いです。このような場合は市販品でのデオドラントケアでは汗の量やニオイを改善することは不可能ですので、医療機関でニオイや汗量の治療を行うことをお勧めします。

男性でわきが・ちちが・すそわきがの可能性が
高い方

腋臭症（わきが・すそわきが・ちちがなど）ではなくても、誰にでも汗には多少のニオイがあるものなので、必要以上にニオイに敏感になる必要はありませんが、以下のような場合は腋臭症の可能性が高いです。

このような場合は、ニオイを改善するためには治療が必要となります。

• わき・外陰部・乳輪から刺激のある酸っぱいニオイがする
• 汗から玉ねぎやネギのようなニオイ・魚が腐敗したようなニオイがする
• 陰部や乳輪とこすれる部分の下着に黄色いシミがつくことがある
• 両親や親戚にわきがの人がいる
• 耳垢が湿っている（湿性耳垢）

男性の腋臭症（わきが・すそわきが・ちちが）の原因

男性のわきが、すそわきが（デリケートゾーンのニオイ）、ちちが（乳輪付近のニオイ）の独特な刺激のある酸っぱいようなニオイには、「アポクリン汗腺」という汗を出す組織が関係しています。汗腺にはアポクリン汗腺・エクリン汗腺という2つがあり、アポクリン汗腺はニオイに、エクリン汗腺は汗の量に関与しています。エクリン汗腺は身体全体にほぼ均等にありますが、アポクリン汗腺は腋窩（わきの下）や陰部（デリケートゾーン）、乳房、外耳道（耳のなか）に多く存在している点が特徴です。
エクリン汗腺から出る汗は無臭でサラサラしていますが、アポクリン汗腺から出る汗は、中性脂肪や脂肪酸、尿素、アンモニアなどの成分が混じっており、皮膚表面の常在菌などと接触することで独特なニオイが生じます。臭いのもとになる物質は、酢酸や蟻酸などの不飽和脂肪酸の他、アンモニアやメチルアミン、トリメチルアミンなどで、そのニオイは魚が腐ったようなニオイ、ネギや玉ねぎ、納豆のようなニオイ、香辛料のような刺激のあるニオイなどに例えられることが多いです。また腋臭症の場合、脇や陰部、乳輪周りなどのアポクリン汗腺が多い部位が下着に触れる部分に、黄色いシミが付くこともしばしばあります。

ミラドライによる
男性のニオイ・汗治療

ミラドライは、マイクロ波（電磁波）を照射することで、手術を行うことなく気になるニオイ（わきが・すそわきが・ちちが）や汗の量（わき汗・多汗症）を改善することができる治療法です。ミラドライを照射することでアポクリン汗腺やエクリン汗腺が熱破壊されることで、ニオイや汗といった症状を改善します。

※ミラドライはわきが・わき汗（多汗症）治療で使用されることが多い医療機器ですが、前述した通り、わきが・すそわきが・ちちがはいずれも同じメカニズム（アポクリン汗腺に由来するもの）で生じるニオイであり、また汗の量についても同様（エクリン汗腺に由来するもの）であることから、脇に限らずこれらの汗腺が多い部位のニオイ・汗量についても問題なく治療することが可能です。

脇の他、デリケートゾーン・乳輪周りのニオイ・汗を
改善します

汗のニオイや量の原因となる汗腺（アポクリン汗腺・エクリン汗腺）を破壊するミラドライは、脇だけではなくボディの様々な部位においても施術が可能で、当院では以下のような部位で施術を行っています。（ただしミラドライ照射は、ニオイの原因となるアポクリン汗腺が多い部位に限ります）
わきがとすそわきが、すそわきがとお尻全体など、複数部位のご相談をいただくケースも多くありますので、ニオイや汗量が気になる部位があればまずはご相談下さい。

ミラドライ治療が可能な部位

一度のミラドライ照射で70～80％の汗腺を破壊

ミラドライ治療では、一度の施術で汗腺（アポクリン汗腺・エクリン汗腺）の70～80％程度を破壊することができます。そのため当院で治療を行った患者様は一度の施術でその効果に満足し施術を終えられることがほとんどです。
なお、もしどうしても残りの汗腺20～30％の存在が気になるという際には、2回目の照射を追加で行うことも可能です。この場合は1回目の照射から3か月程度の間隔を開けていただければ施術可能となります。

施術の特長

手術不要・長期的に効果が持続

ミラドライによる汗のニオイ（わきが・すそわきが・ちちが）や汗の量（多汗症）の治療は、手術を行うことなくニオイと汗の量を同時に改善することが可能です。また治療では、ニオイや汗の原因となるアポクリン汗腺・エクリン汗腺そのものをマイクロ波（電磁波）によって熱破壊するため、男性においてもニオイや汗が再発する可能性は大変低いです。

傷跡などのダウンタイムが少ない

手術を伴わないミラドライは、術後のアフターケアやダウンタイムが短い点も特徴です。また施術では事前に麻酔を使用する他、皮膚を冷却しながら照射を行うため、痛みもかなり軽減することができます。術後1週間程度は多少の赤みや腫れが生じることもありますが、日常生活には支障はほぼありません。

一度の施術でニオイをほぼ改善

美容クリニックで取り扱う照射系の治療（レーザー・IPL光・超音波ハイフなど）の中には、3～5回程度の照射を繰り返さないと効果を実感しにくいものもありますが、ミラドライを使用した男性のニオイ（腋臭症）・汗の量（多汗症）の治療については、1回の施術でニオイや汗の原因となる汗腺を70～80％も一気に破壊することができるため、何度も繰り返して施術を行う必要がない点も特徴です。当院の患者様においても、9割以上の方が一度の施術で効果にご満足されています。

施術の流れ

1. マーキング：照射部位にマーキングを行います。
   当院ではより効果を確実に出すために通常よりも広範囲にマーキングを行っています。
2. 局所麻酔：麻酔の痛みが不安な方には事前にクリーム麻酔の使用も可能です。
   （クリーム麻酔は別途費用が掛かります）
3. 照射：マーキング位置にミラドライを照射していきます。
   照射時は脇の皮膚を軽く吸引・冷却しながら行います。
4. 冷却：照射後は15分ほど冷却を行い終了です。

施術情報

• 所要時間
  1時間～1時間半（部位による）
• ダウンタイム
  1週間程度（赤み・腫れが生じます）
• 手術時の痛み
  局所麻酔注射時のわずかな痛み
• 手術後の通院
  1回または2回
• 麻酔
  局所麻酔（注射）
• 持続性
  半永久
• シャワー・入浴
  当日から可能ですが、照射部位に熱がこもらないよう、2，3日程度はぬるめのシャワーなどで済ませることをお勧めします。

料金

ボディ

乳輪周り

デリケートゾーン

※男性器・Iラインへの照射は行っておりません。

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

治療における注意点

• 施術の4日前までにご自宅にて剃毛をお願いいたします。
• ミラドライは照射後、一時的に赤み、腫れ、痛み、むくみ、しこりなどが生じることがあります。いずれも1週間程度で自然と改善します。（逆に術後に腫れやむくみが生じなかった際には、汗腺が破壊されていない可能性が高いです）
• ミラドライ照射後1か月程度経過した際に、わきのツッパリ感やしこりを感じることがあります。一時的なものですので自然に改善します。
• 施術後1か月程度は、医療脱毛はお避け下さい。
• 激しい運動やサウナなどの熱がこもる行為は、術後2週間程度はお控えください。

ミラドライ治療による失敗・後悔・再発について詳細はこちら

治療が出来ない方

• 心臓ペースメーカーなどの電子機器を装着している方
• 腋窩付近に金属製のインプラントが埋め込まれている方や刺青のある方
• 腋窩に悪性腫瘍や皮膚悪性腫瘍がある方