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人中短縮術・傷跡が残らない口腔内アプローチ法
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人中短縮術・傷跡が残らない口腔内アプローチ法

人中短縮術・傷跡が残らない口腔内アプローチ法人中短縮術・傷跡が残らない口腔内アプローチ法

上唇の裏側(粘膜側)を切開して行う人中短縮術のため
術後に皮膚側には傷跡が一切生じません。
傷跡を作らずに人中短縮&小顔効果が得られます

人中短縮術・傷跡が残らない口腔内アプローチ法

皮膚切開による人中短縮術を行った場合、個人差はありますが、多くの場合は比較的目立つ傷跡が1~2週間程度残り、その後は完全に傷跡が目立たなくなるまでには3~6か月程度かかることが多いです。
対して口の中(粘膜側)からアプローチする「口腔内アプローチによる人中短縮術」は、皮膚を一切切開しないため術後に傷跡が生じることはありません。「術後の傷跡は一切残したくないものの、一度の施術で半永久的な効果を得られる人中短縮術がしたい」という方にお勧めの施術法です。

人中短縮術・傷跡が残らない口腔内アプローチ法

人中短縮術
(傷跡が残らない口腔内アプローチ)は
以下のような方にお勧めです

  • 人中短縮術をしたいが傷跡が心配
  • 手術による傷跡や赤みを最小限に抑えたい
  • 鼻の下が長くて間延びした顔に見える
  • のっぺりした面長の顔を小さくしたい
  • 小顔になりたい

傷跡が一切できない人中短縮術(リップリフト)

傷跡が一切できない人中短縮術(リップリフト)

口腔内アプローチによる人中短縮は、「術後にもしかすると傷跡が半年も残ってしまうかもしれない」という不安を完全に払拭することができる施術法です。通常の鼻下の皮膚を切開する施術法の場合、個人差はありますが比較的目立つ傷跡が1~2週間程度続き、その後は完全に傷跡が目立たなくなるまでには3~6か月程度かかることが多いですが、粘膜アプローチによる施術の場合は上唇の裏側(口腔内)を切開して粘膜と口輪筋を切除する方法のため、傷跡が皮膚側には一切生じません。
当院では皮膚切開による施術でもできるだけ傷跡が目立たないようにするために、切開ライン(縫合線)を鼻孔底隆起に沿わせることで傷跡が鼻の穴の中に隠れるように施術を行っていますが(この方法であれば、必要以上に傷跡が目立つということはほぼありません)、それでもやはり、「半年程度傷跡が残る可能性がある」という点に対して不安を持たれる患者様もいらっしゃいます。このような方にお勧めなのが口腔内を切開する方法による人中短縮術で、皮膚を一ミリも切らない施術のため、もちろん術後に傷跡が生じることはありません。
なお本施術では傷跡が一切生じませんが、切開を伴う手術であるため術後に腫れ、むくみなどのダウンタイムが生じることはあります。ただしこれらの症状は1~2週間前後で次第に落ち着きますので、それ以降はほぼ完成した状態になります。通常、皮膚切開後によって生じる傷跡は完全に消えるまでには3~6か月程度を要するため、口腔内アプローチによる人中短縮術は圧倒的にダウンタイムが短い施術であると言えます。

口腔内アプローチによる人中短縮術の施術イメージ

上唇の裏側(口腔内・粘膜側)を切開して行う施術です
上唇の裏側(口腔内・粘膜側)を切開して行う施術です
術後は傷跡を一切作ることなく人中(鼻下)を短縮することができます
術後は傷跡を一切作ることなく
人中(鼻下)を短縮することができます

一度の施術で半永久的な効果が得られます

一度の施術で半永久的な効果が得られます

人中短縮術は、鼻の穴下(鼻孔底隆起から鼻翼基部まで)の皮膚を切除して人中(鼻下)の上下長を縮めることで、「間延びした鼻下を引きしめる」「のっぺりとした面長顔を引き締める」「小顔に見せる」「顔の各パーツが中心によった愛らしい雰囲気の顔立ちにする」といった効果が期待できる施術です。鼻下を短くすることで若々しい雰囲気にも変化することから、若い方だけではなく幅広い年齢層の方から施術のご相談をいただいています。
人中短縮術には手術や注入術、マシン治療などいくつかの手法がありますが、本施術は「一度の施術」で「半永久的に」イメージ通りの仕上がりを維持することができるという特徴もあります。注入術は半年~1年程度で元の状態に戻ってしまう他、マシン治療は複数回の照射が必要となるため、通院にかかる手間を省きたい・できるだけ早く小顔・リップリフト効果を得たいという際にお勧めです。

口腔内アプローチによる人中短縮術の効果

傷跡を作らずに最大10mm程度人中を短縮することが可能
切除できる組織(粘膜・筋肉)には個人差がありますが、過去の症例実績を見ると、人中短縮効果は最大10mm程度となることが多いです。ただし少しガミースマイル傾向のある方などの場合はやや控え目な切除としないとガミースマイルが悪化する可能性があるため、切除幅はずっと小さくなります。
なお鼻下の長さを最大限まで短くしたいという際には、より大胆に短縮することができる皮膚切開(表側からのアプローチ)による施術が有効です。
口角アップのデザイン微調整も可能
人中短縮とあわせて、上唇の外側(口角付近)もできるだけ引き上げたい(口角挙上・スマイルリップ効果)など「唇の形」についてもご希望がある場合、口腔内アプローチによる人中短縮術であれば、この施術を行う際にある程度の調整が可能です。皮膚切開による人中短縮術の場合、横幅は小鼻から小鼻までの間に限定されるため、口角アップ効果を同時に得ることはほぼできません。また小鼻の間しか横方向に切開することができないため、術者の技術力によっては上唇が富士山のように上唇中央部だけが盛り上がった形になってしまうこともあります。
粘膜切開で人中短縮術を行う場合、通常は横幅は左右の犬歯から犬歯の間くらいまでを切開することが多いですが、口角を引き上げたいという場合は口腔内の粘膜の切開線を左右外側にまで充分に延ばすなどを行うことである程度の調整を行うことが可能です。
ただし、できるだけしっかりと口角を上げたいという際には、別途口角挙上(スマイルリップ)を目的とした施術を行う方がもちろん有効です。当院では人中短縮だけではなく口角挙上においても粘膜切開による手術を行っているため、この2つの施術を組み合わせた場合も、一切傷跡を作らずに全て口腔内からのアプローチで施術を行うことができます。

上唇に既に厚みがある方にもお勧めです

上唇に既に厚みがある方にもお勧めです

皮膚切除を伴う人中短縮術の場合、鼻下の皮膚が短くなる分だけ上唇が引き上げられ、術後は上唇にボリュームが生じるという特徴があります。これは上唇に厚みを出したい方にとってはリップリフト術としてメリットとなる施術効果ですが、すでに上唇に厚みがある方(生まれつき厚みがある方の他、すでにヒアルロン酸注入などによって唇にボリュームを出しておられる方も該当します)については、ますます上唇に厚みが出ることで上下の唇のバランス(比率)が悪くなることを懸念されることもありました。
対して口腔内アプローチによる人中短縮術の場合、術後も上唇がそれほど引きあがることはないため、上唇のボリュームはこれ以上大きくしたくないという方にもお勧めできる施術です。逆に、人中短縮による小顔効果とあわせてリップリフト・唇のボリュームアップ効果も欲しいという際には、従来型の皮膚切開による人中短縮術が適しています。

施術の特長

一度の施術で小顔・面長改善効果が得られる
皮膚切開による人中短縮術と同じように、口腔内アプローチによる人中短縮術においても一度の施術で鼻下の距離を短くすることができるため、繰り返し施術を受けることなく小顔・面長改善効果を得ることができます。その他の人中短縮術(注入術やマシン治療、糸リフトなど)は効果の持続期間が限定的だったり、効果を発揮するまでに複数回施術を繰り返す必要がありますが、手術による人中短縮術のため一度で小顔効果を得られる点が特徴です。
傷跡が一切生じません
さらに口腔内アプローチによる人中短縮術ならではのメリットとして、鼻下の皮膚を切除しないため「皮膚に一切傷跡が生じない」という点が挙げられます。人中短縮術のダウンタイムに生じる症状には痛みや腫れ、むくみ、内出血、傷跡などが挙げられますが、この中でも最も長引くのが傷跡になります。傷跡以外の各症状は1~3週間でほぼ改善しますが、傷跡は完全に引くまでに3~6か月程度かかることが多く、皮膚切開を一切行わない口腔内アプローチであれば、ダウンタイムは長くても3週間程度で収まります。
上唇・下唇のバランスがそれほど変わらない
皮膚切開による人中短縮術には、小顔効果や面長改善効果とあわせて「上唇に厚みが出る(リップリフト)」という特徴もあります。これは上唇にボリュームを出したい方にとってはメリットとなりますが、すでにヒアルロン酸注入などで上唇にボリュームを出している方や生まれつき上唇に厚みがある方の場合、術後に上下の唇のバランスが悪くなる(上唇の厚みが更に強調される)というデメリットになり得ました。口腔内アプローチによる人中短縮術の場合は粘膜や口輪筋を切除して人中を短縮する方法のため、人中(鼻下)はもちろん短くなりますが、上唇が極端に引き上がるということはありません。

口腔内アプローチによる人中短縮術のメリット

口腔内アプローチによる人中短縮術のメリット

口腔内アプローチによる人中短縮の特徴を上に記載しておりますが、この施術のメリットはそれ以外にもあります。その他の本施術によるメリットを以下にまとめます。

失敗例としてご相談が多い
「富士山型」の唇にならない

通常の皮膚切開による人中短縮術の場合、皮膚を切除できる横幅(左右幅)が「小鼻から小鼻まで」と距離に制約されてしまうため、術者の手技力によっては上唇の中央部分だけが必要以上に引き上がってしまい、まるで富士山型のようなもっこりとした上唇になってしまうことがしばしばあります。これは人中短縮術の失敗例として比較的知られているものとなりますが、口腔内アプローチによる施術法であれば、左右方向の組織の切除幅に制限がないため、上唇の中央のみならず唇外側までを自然なラインで引き上げることが可能です。
なお、もし他院による人中短縮術によって富士山型の唇になってしまった場合、筋肉処理を追加することで上唇外側を追加で引き上げることも可能ですので、もしお悩みの方がおられましたら当院までご相談下さい。

皮膚切開よりも
手術時間が短くて済む

皮膚切開による人中短縮術の場合は筋肉処理までしっかり行うと40分から1時間程度の手術時間になることが多いですが、粘膜切開なら30分前後で施術を終えることが可能です。
皮膚切開でもスピードを優先して行えばもっと短時間で手術を終えることもできますが、縫合時のひと手間を省いてしまうと、術後の傷跡がかなり目立つ形になってしまう可能性が高くなるため、皮膚側切開法であっても傷跡をできるだけ残さないようにすると皮膚を切った時に生じる創縁同士の縫合位置を細かく調整するという作業が発生し、意外と時間のかかる手技になってしまいます。
口腔内アプローチで粘膜切開を行う場合は、個人差はありますが多くの場合30分以内に施術が完了することが多いです。そのため患者様における精神的・肉体的なご負担も軽減することができます。

リカバリーが可能
(元に戻すことができる)

皮膚切開による人中短縮の場合、万が一イメージと違ったり、失敗して富士山型の盛り上がった上唇になってしまったという場合も、術前と同じ状態に戻すことはできません。しかし粘膜切開で行う人中短縮術は、頬粘膜などを切開部位に移植することで、ほぼ術前と同じような状態にまで戻すことが可能です。このようなリカバリーが効くという点も、皮膚切開にはない粘膜切開による人中短縮術のメリットと言えるかもしれません。

鼻の整形術との併用も可能

人中短縮は鼻下の距離を短くすることで小顔・面長改善効果を得ることができる施術ですが、この際に鼻先のイメージも一緒に整えたいとのご希望で、だんご鼻を治す施術(鼻尖形成や鼻中隔延長、鼻尖耳介軟骨移植など)や小鼻を小さくする施術(小鼻縮小)、鼻や口元に立体感を出す施術(貴族手術)、引っ込んだ鼻柱を整える施術(Cカール形成・猫手術)などを希望される方がしばしばおられます。確かに人中短縮と鼻先や小鼻の施術を一緒に行うと、顔中心部の印象がグッと変わってより整った仕上がりになることが多いのですが、皮膚切開による人中短縮術の場合、オープン法による鼻整形を行うと2つの施術による切開ラインが平行して並んだ状態になってしまうため、傷跡の治癒に問題が発生する可能性がありました。オープン法ではなくクローズ法(鼻の穴の中を切開して行う施術法)であれば同時に行うことはできますが、しっかりと変化を出すのであればやはりオープン法による施術がお勧めであり、当院ではいずれかの施術を行った「半年後」に追加でもう一つの施術を行うという形を推奨しています。しかし粘膜切開の場合は鼻下の皮膚を切開することがないため、しっかりと術後に変化が出せるオープン法による鼻整形を、人中短縮と同時に行うことができるというメリットがあります。これに対して粘膜切開による人中短縮術の場合、鼻下の皮膚を切開することがないため、鼻整形をオープン法・クローズ法どちらの手法でも行うことができるというメリットがあります。

口腔内アプローチによる人中短縮術のデメリット

逆に粘膜切開による人中短縮術にもデメリットはもちろんあります。皮膚切開と比較した際に考えられるデメリットを以下に記載します。

リップリフト効果が薄い

人中短縮術は一つの施術で様々な効果が期待できるのも特徴で、鼻下が短くなることでのっぺりした顔が引き締まる、小顔に見える、面長が改善される効果の他に、鼻下の皮膚を引き上げることで上唇にボリュームが出る(リップリフト)効果も得られます。皮膚切開であればこのような効果も十分に得ることができますが、粘膜切開の場合は皮膚自体を切開する手技ではないため、リップリフト効果はかなり限定的になります。逆に、すでにヒアルロン酸注入などで上唇にボリュームを出している方や生まれつき上唇に厚みがある方の場合は、皮膚切開法よりも粘膜切開による人中短縮術がお勧めです。

腫れが生じやすいことも

粘膜切開による人中短縮術のデメリットとして、皮膚切開による施術よりも大きく腫れが生じることがあります。目立つ腫れは通常3~4日程度で次第に落ち着きますが、どうしても気になるという際にはこの期間はマスクなどをされるとよいでしょう。

一時的に知覚が鈍くなることがある

粘膜切開による人中短縮の場合、上唇裏の組織を切除する際に知覚神経の一部が切断されるため、一時的に上唇付近の知覚が鈍くなり上唇の感覚が低下したり皮膚にピリピリ感などが生じることが稀にあります。いずれも日常生活において不自由が生じる程度のものではないため慣れれば気にならないという方が多いですが、知覚神経の回復までには多少時間がかかり、通常は1年程度、長い場合は2年程度となることもあります。

症例写真

口腔内アプローチによる人中短縮術

「口腔内アプローチによる人中短縮術」の症例写真・ビフォーアフター

ドクターによる症例解説

術前

間延びした人中(鼻下)の改善と口角挙上(口角アップ)を同時に行いたいとご相談に来られた52歳の女性です。人中短縮術と口角挙上術はいずれも粘膜切開によって行うことが可能なため、今回は口腔内アプローチによる人中短縮術+口角挙上術のセットプランをご提案しました。

術後

7日後の抜糸時点の状態です。皮膚切開と比較すると口腔内アプローチは変化が小さいこともありますが、本症例は粘膜切開であっても、写真で分かる程度にはっきりと術前後に変化は出ているかと思います。術前後の人中の長さの変化は20mm→15mm(※15 mm は日本人の平均的な人中の長さです)と、5㎜の短縮となっています。

人中短縮術は小顔・面長改善効果だけではなく、若返り効果(幼な顔)や愛らしさアップといったメリットもあるため、ここ最近は幅広い年齢層の方からご相談いただいている施術の一つです。しかし、鼻下に生じる傷跡が長ければ半年程度残るため診察後に手術を躊躇されてしまう方が一定数おられたのも事実です。このような際には人中短縮ボトックスやマシン治療(ウルセラ・フォトナレーザーなど)など手術以外の方法を選ばれるケースもありましたが、やはり施術の効果は手術と比較すると限定的となってしまいます。そのような際に、「視覚的に分かる程度のしっかりした変化」を出しつつも「傷跡が残らない」手術として、口腔内アプローチによる人中短縮術が有効です。

症例に関する情報

治療名:人中短縮+口角挙上セット(いずれも粘膜切開) 費用:セット価格385,000円 ※通常:人中短縮(粘膜切開)220,000円、口角挙上(粘膜切開)220,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、左右非対称、創離開など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

効果目的

  • 手術による傷跡が一切生じない
  • 鼻と上唇の間の距離を短縮する(人中短縮)
  • 加齢でしぼんで薄くなった口元の皮膚にボリュームを与える
  • 小顔・面長改善効果が得られる

口腔内アプローチによる人中短縮術後のアフターケア・過ごし方

術後のアフターケアや過ごし方については、基本的に皮膚切開による施術と変わりません。ほぼ日常通りの生活を送ることができますが、以下の点にご注意ください。

術後の食事

熱いもの、辛いもの、塩辛いものなどの刺激物を除けば、食事は当日から行えます。また、煎餅などの硬いものは傷口に負担がかかることが予想されるため数日は控えるほうが良いです。痛みや腫れがどうしても心配という場合は、1~2日程度ゼリー食を摂ることを考慮しても良いですが、必ずしも推奨はしていません。

口腔内のケア

殺菌・消毒作用のあるイソジンガーグルを処方します。起床時、就寝前、毎食後など1日5回程度のうがいを心がけてください。なお殺菌・消毒効果のあるイソジンですが、感染予防効果はありません。今までに当院で感染例はありませんが、イソジンを服用していてもできるだけ口腔内は清潔にするようにしてください。 歯磨きは当日から出来ますが、傷に歯ブラシが直接当たらないようにしてください。

術後のメイク

皮膚切開による人中短縮術と異なり、口腔内アプローチによる施術法の場合は手術当日からメイク・洗顔が可能です。

口腔内アプローチによる人中短縮術後のリスク・副作用

口腔内アプローチによる人中短縮術後のリスク・副作用には以下のようなものが挙げられます。通常の皮膚切開による人中短縮術で起こりうる、傷跡(肥厚性瘢痕)が残ってしまうリスクや鼻の変形(小鼻が広がる・鼻先が下向きになるなど)、上唇の厚みが過剰になりすぎるといった副作用・リスクは、粘膜切開の場合にはほぼ生じることはありません。

術後の皮膚に違和感
(軽度の知覚異常)が生じることも

口腔内粘膜下の筋肉を切除して鼻下の皮下組織のボリュームを軽減することで人中を短縮する施術のため、知覚神経の一部が切断されることで一時的に上唇付近にしびれや知覚の鈍さが発生する可能性があります。いずれも日常生活に支障が出るレベルではありませんが、回復まで1~2年を要することもあります。なお、患者様の声を伺っている限りでは、最初は多少の違和感を感じたものの、次第にその感覚にも慣れてきて違和感は時間とともに軽減されたという方も多いようです。

感染による腫れ・炎症など

粘膜切開とはいえ手術を伴う施術のため、ごく稀ではありますが感染による腫れ・痛み・炎症などが生じる可能性があります。ただし手術環境を清潔にして術後ケアを適切に行うことで、このようなリスクは最大限回避することは出来ます。当院では開院以来、感染が生じたことはありません。

口腔内アプローチによる人中短縮術が適していない方

口腔内アプローチによる人中短縮術が適していない方

ガミースマイル(笑った際に上の前歯が見える状態)の方の場合は、人中短縮術で鼻下の皮膚を短くするとさらに悪化するリスクが高いため、皮膚側・粘膜側いずれにおいても人中短縮の施術はお勧めしておりません。どうしても鼻下を短くしたいという際には施術を行うことも可能ですが、切開する組織はごくわずかな量になります。

施術の流れ

  1. 皮膚ペンで切除部位にマーキング(デザイン)を行います。
  2. 切除部位に局所麻酔を注射します。
  3. 上唇裏の口腔粘膜を切除します。
  4. 口輪筋を切除します。
  5. 筋肉と骨膜を非吸収糸で縫合して上唇を引き上げます。
  6. 上唇裏の粘膜を吸収糸で縫合して閉創します。
  7. 鏡で仕上がりをチェックして頂きます。

料金

口腔内アプローチによる人中短縮術(粘膜切開) 220,000円
人中短縮+口角挙上セット(いずれも粘膜切開) 385,000円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術情報

  • 所要時間
    30分前後
  • ダウンタイム
    腫れが落ち着くのに2週間程度
  • 手術時の痛み
    局所麻酔注射による痛み
  • 手術後の通院

    7日目:縫合部の抜糸。
    1ヶ月目:傷と仕上がり(見た目)のチェック(省略可能)

    ※口腔内アプローチによる人中短縮術では、筋肉と骨膜を縫合後、粘膜部分に違和感や痛みをできるだけ緩和するために、通常のナイロン糸ではなく溶ける糸を使用して縫合を行います。(溶ける糸のほうが柔らかい素材となります)そのため、7日後に予定している抜糸についてはご希望があれば行わない形をとることも可能です。この場合、溶ける糸は1か月程度で体内に吸収されます。

  • 麻酔
    以下から選択可能
    局所麻酔注射のみ
    局所麻酔注射+鎮痛点滴
    局所麻酔注射+静脈麻酔
    全身麻酔
  • 持続性
    半永久的効果
  • 洗顔
    手術当日から可能
  • シャワー・入浴
    シャワーは当日から可能ですが、入浴は腫れのひく2週目以降が望ましい。
  • メイク
    手術当日から可能
  • 歯磨き
    当日から可能

よくあるご質問

皮膚切開と粘膜切開で効果に違いはありますか?
いずれも目的は同じ人中短縮ですが、切開する部分が異なるため効果にも多少の違いがあります。よりしっかりと鼻下の距離を引き締めたいという際には皮膚切開による施術が適しています。
粘膜切開による人中短縮術は、切開線を調整することで口角アップ効果を同時に出すことができるため、人中短縮とあわせて口角アップ(口角挙上・スマイルリップ)効果も得たいという際には粘膜切開がお勧めです。ただし、口角挙上術を別途併用するほうがもちろんリフト効果は高くなりますので、しっかりとした口角アップ効果を狙うのであれば、粘膜切開もしくは皮膚切開による口角挙上術を併用する方が有効です。なお、粘膜切開による人中短縮+口角挙上術は、セット価格として通常よりもリーズナブルな価格でご提供しています。その他、効果以外にも傷跡、腫れ等のダウンタイムにも違いがあるため、これらを鑑みた上でお選びいただければと思います。
皮膚切開と粘膜切開ではダウンタイムに差はありますか?
皮膚切開による人中短縮術の場合、腫れは1~2週間程度、また傷跡は完全に目立たなくなるまでには3~6か月程度掛かります。粘膜切開による施術法の場合は皮膚に傷跡が一切生じないため、ダウンタイムは腫れ・違和感などが主なものとなり、これらは長くとも3週間程度で元の状態に戻ります。
上唇にヒアルロン酸が入った状態でも、施術は行えますか?
人中短縮や唇のボリュームアップ、口角アップなどの目的で上唇にヒアルロン酸を入れた方についても、手術による人中短縮術を改めて行うこと自体は可能です。ただし、粘膜や筋肉を切除することによって上唇の形が変わる可能性もあるため、当院では人中短縮術を行う前にヒアルロン酸を溶解することを推奨しています。ヒアルロン酸などが注入されていない状態(元々の唇の状態)を確認した上で、切開範囲や位置などを調整することができる点などがメリットです。
既に皮膚切開の人中短縮の施術をしているのですが、改めて粘膜切開で追加の施術を行うことはできますか?
以前に皮膚切開による人中短縮を行っていても、粘膜切開による人中短縮術を追加で行うことは可能です。ただし前回の手術後6ヶ月以上は経過していることが条件となります。6ヶ月以内だと前回手術の傷がまだ成熟しておらず硬くなっている可能性があり、2回目の手術で充分な変化を得るためには組織が充分な柔軟性を取り戻して回復していることが条件となるためです。
また逆に、粘膜切開をされた後に皮膚切開による人中短縮術を追加で行うことも6か月以上の期間を開ければ同様に可能です。ただし2つの施術法を組み合わせることでガミースマイルになるリスクがありますので、あくまで現在の状態を事前に確認した上で判断する必要があります。
人中短縮の施術後に加齢によってまた人中は伸びてくることはありますか?
人中短縮術で鼻下の長さを短くすることは出来ますが、加齢による老化現象を完全に止めることはできないので、5年後、10年後には別のアプローチによる施術が必要となる可能性はあります。
人中短縮でしわ・たるみを改善することはできますか?
粘膜切開による人中短縮術の場合、皮膚のしわ・たるみを軽減する効果はありません。皮膚切開による人中短縮術の場合はしわ・たるみを取る効果も期待できます。
鼻の整形も考えています。人中短縮とどちらを先に行うのが良いですか?
鼻整形と人中短縮術(皮膚切開)は、鼻手術がオープンアプローチの場合は一般的に同時に行うことが出来ず、手術の間隔を最低でも6ヶ月から1年程度は空けるべきというのが通説です。(鼻整形をクローズ法で行う場合は同時に行うことはできますが鼻の変化はオープン法よりも小さくなることが多いです)
口腔内アプローチによる人中短縮術の場合は、オープン法・クローズ法いずれの手法であっても鼻整形と人中短縮術を同時に行うことが可能です。
粘膜切開の人中短縮の施術後に、口を動かしにくくなることはありませんか?
人中短縮術後、会話や食事において不具合が生じたという声は今まで一度もいただいておりません。筋肉(口輪筋)に手を加えていたとしても、日常的な不便を感じることはまずないと考えています。
粘膜切開の人中短縮の施術後に、表情が不自然になることはありませんか?
粘膜切開による人中短縮術で、術後に表情が不自然になったということは今までにありません。ただしガミースマイルの方が行うとより症状が悪化するリスクがありますので、基本的に人中短縮術は行わないか、もし仮に行っても、ごく僅かな切除幅にとどめる形となります。
粘膜切開の人中短縮の施術後に、小鼻が大きくなることはありませんか?
ネットなどを見ると「人中短縮後は小鼻が大きくなる」といった情報がよくあるようですが、口腔内アプローチによる施術後に小鼻が広がることはありません。ただし皮膚切開による施術の場合は、わずかに横に広がる可能性はないとは言えません。
粘膜切開の人中短縮の施術後に、鼻の穴が大きくなることはありませんか?
おそらく組織を切除縫合することで、鼻の穴が下方に引っ張られて鼻の穴が大きくなるというイメージからそのような懸念が起きていると推測しますが、皮膚切開・口腔内切開いずれの施術であってもそのような副作用が発生したことがありません。
粘膜切開の人中短縮の施術後に上唇が薄くなることはありませんか?
口腔内粘膜切開という術式から、理屈的には上唇が薄くなるような感じがするかもしれませんが、現在までそのような事例が発生した事がありません。上唇の厚さについてはほとんど変わらないと考えてよいです。
粘膜切開の人中短縮の施術後に上唇の真ん中だけ盛り上がった「富士山型」の唇になることはありませんか?
皮膚切除による人中短縮術においては、皮膚の切除範囲の左右方向の幅に限界があるため唇の中央のみが引き上げられ、引き上がらなかった唇の外側部分が元の位置にあるままの状態となって、上唇の形がいわゆる富士山型(中央だけ上に持ち上がった状態)になる可能性があります。(筋肉処理によってある程度これを予防出来ますが)これは、皮膚切開を行う際に鼻柱基部と鼻孔底隆起、鼻翼基部という鼻の構造物に依拠して切開線がデザインされるためです。
これに対し裏アプローチの人中短縮術の場合、切除出来る左右の範囲にほぼ制約がないため中央だけでなく外側も含め、全体的に人中を引き締めることが出来ます。そのため皮膚切開による施術で生じる可能性がある「富士山型」の唇になることはありません。
粘膜切開の人中短縮の施術後に皮膚側によれ・引きつれなどができることはありませんか?
施術の際に、皮下ぎりぎりまで組織を切除すればそのようなこともあり得るかもしれませんが、皮膚直下の組織を充分に温存すれば、表側に裏側の縫合操作による悪い影響がでるとは考えにくいです。切除・縫合の際にその点を注意して行うことで皮膚面に不自然なよれ・しわ・引きつれなどが生じるリスクは問題なく回避することが出来ます。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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