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貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)
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貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)

中顔面に膨らみを出してほうれい線を目立たなくし、
鼻・口元に立体感が出て上品な顔立ちになります

貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)とは、鼻翼基部(小鼻の付け根)にプロテーゼを挿入して小鼻の横に膨らみを出すことで、ほうれい線に生じるしわ・凹みや小鼻横の影を改善し、全体的に上品な顔立ちにする施術です。

貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)

鼻翼基部とは小鼻の付け根の部分を言い、この部分が凹んでいる・陥没していると顔を正面から見た際に小鼻から口角部分にかけたラインにしわ・影が生じます。貴族手術はこの部分にプロテーゼによって高さを出すことで影・しわを改善し、滑らかなより自然な立体感のある上品な顔立ちにする施術です。

貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)

鼻翼基部にプロテーゼを挿入してほんの少し中顔面のボリュームを前方に出してやることで、適度なバランスのよい立体感やアクセントが生じ、ほうれい線が薄くなる、口元の突出(口ゴボ)が改善する、上品な顔立ちになるなど様々な効果が期待できます。

こんなお悩みの方に

  • 小鼻横の凸凹・影が気になる
  • ほうれい線を目立たなくしたい
  • 口元が突出している(口ゴボが気になる)
  • 横から見た際にほうれい線や頬が出っ張ってみえる
  • 顔の凹凸(立体感)を上品にしたい

ほうれい線や口元の突出など、中顔面の凹凸改善に効果的な貴族手術

貴族手術は、昨今特にご希望が増えている鼻・小鼻整形のひとつで、鼻翼基部にプロテーゼを挿入する施術を言います。実はこの手術は以前から「鼻翼基部プロテーゼ」として存在していた鼻の手術なのですが、近年、韓国において顔立ちに上品さを与える「貴族手術」として人気が高まり、そのネーミングが日本に輸入されてきたと言われています。
貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)による効果は様々ですが、その中でも患者様からのご要望で多いものは以下のようなものです。

①ほうれい線や小鼻横の凹みを目立たなくしたい(中顔面の凹凸改善)
②口ゴボ(口元の突出)を改善したい(口元の凹凸改善)

これらの気になる部位の改善とあわせて、中顔面が立体的になってより上品な顔立ちになるという「相乗効果」から貴族手術を希望される方が多いように感じます。

貴族手術と同じようにほうれい線を改善する施術としては、ヒアルロン酸注入、脂肪注入などがあります。いずれもほうれい線改善において効果的な施術ではありますが、一度の施術で半永久的に効果を持続させたいという際には、貴族手術が良いでしょう。また柔らかい注入物ではなく、ある程度の硬さがあるシリコンでできたプロテーゼを小鼻外側の骨膜下ないしは皮下にしっかりと挿入するため、無表情の時だけではなく笑った時もほうれい線が刻まれにくいという点もメリットになるかと思います。

なお貴族手術は口腔内から切開を行い、鼻翼基部の骨膜下ないしは皮下にプロテーゼを挿入する施術のため、術後に傷跡が生じることがありません。口腔内の切開も最小限のごく小さな傷となるため、ダウンタイムが短い点も特長です。

貴族手術

施術の特長

半永久的な効果が期待できる
中顔面に上品な立体感を出す効果の他、ほうれい線や口元の突出改善といった効果が期待できる貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)は、固形物の素材(プロテーゼ)を挿入することによって半永久的に組織をしっかりと力強く持ち上げることができる点が施術のメリットです。鼻プロテーゼでは定期的なメンテナンスや入れ替えが必要などと巷ではまことしやかに噂されていますが、通常は感染などのトラブルに見舞われない限り、入れ替えやメンテナンスの必要は一切ありません。同じような効果が期待できる施術にはヒアルロン酸注入・脂肪注入などがありますが、ヒアルロン酸は(個人差はありますが)1年~2年ほどで体内に吸収されるため定期的な補充が必要になります。また脂肪は柔らかい素材のため皮膚を前方に押し出す力が不足しており、小鼻脇の高さをしっかりと保持し続ける点において固形物ほどの力強さは見込めません。
傷跡が見えない
貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)は、口腔内からの切開によってプロテーゼを骨膜下に入れる、もしくは鼻孔内の外側皮下を剥離してプロテーゼを入れる方法で手術を行いますが、いずれも外側には傷跡が残らないのがこの手術の良い点です。なお、鼻孔内の皮膚直下に入れる方法は、より浅い層に挿入することができるため、プロテーゼを入れた時のボリュームアップ効果は高いのですが、その部分には動脈が存在するためこれを傷つけるリスクが皆無とは言えないため、当院では基本的には口腔内切開での挿入を行っています。
ダウンタイムが少ない
口腔内切開でプロテーゼを鼻翼基部に挿入する場合、皮膚面から遠い深い位置ということもあり、術後の腫れや内出血が表側に目立って生じる確率が低い点も特長です。もし内出血が生じたとしても、およそ2~3週間程度で改善することがほとんどです。鼻の整形術の場合は術後にテープ固定が必要なものもありますが、貴族手術は術後のテープ固定・ギプス固定も不要です。

症例写真

貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ/鼻孔内アプローチ)

「貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ/鼻孔内アプローチ)」の症例写真・ビフォーアフター

ドクターによる症例解説

術前

小鼻横(鼻翼外側)の凹み(ほうれい線の一部)による影を改善したいと当院にご相談に来られた20歳の女性です。半永久的な効果が得られる施術を希望されたため、ヒアルロン酸などの注入術ではなく鼻翼基部へのシリコンプロテーゼを挿入する施術(貴族手術)で改善することとしました。
この部位へのプロテーゼ挿入には口腔内アプローチと鼻孔内アプローチの2種類がありますが、凹みを持ち上げる効果という面では鼻孔内アプローチの方が有利なため、当院では鼻孔内アプローチで行うことが多いです。

術後

手術後1ヶ月目の状態です。鼻孔内アプローチの場合、プロテーゼを薄く加工することで、皮膚面から形がバレないように挿入しています。なお鼻孔内アプローチの場合、皮膚の薄い方は皮膚表面からプロテーゼの形が若干見えてしまう可能性がありますが、これはプロテーゼの厚さを事前に薄く加工してプロテーゼ辺縁の形を目立たなくすることで、十分に回避できます。術後はごく自然な状態で鼻横の影が薄くなっているのがお分かりいただけるかと思います。切開は鼻孔内から行うため、表から傷跡は見えません。

症例に関する情報

施術名:貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ) 費用:330,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、左右差、プロテーゼの形が浮き出る、鼻孔内からのプロテーゼ露出など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)/ほうれい線の改善

ドクターによる症例解説

術前

20代なのにほうれい線が目立つことを気にして当院にご相談に来られた23歳の女性です。この部位の施術としてはヒアルロン酸注入がオーソドックスですが、その他にも当院では、表皮側から照射するレーザー治療や口腔内から照射するレーザー治療(インティマレーザーを使用したスムースリフト)なども取り扱っています。 今回の方は、半永久的な効果を一度で得たいとのことでしたので、術後の定期メンテナンスや追加施術が不要である貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)を行うこととしました。

術後

術後2か月目の状態です。
手術では口腔内の粘膜側から切開を行い、骨膜下を剥離してポケットを作成し専用プロテーゼを挿入しました。術前に比較するとほうれい線や小鼻横の影が薄くなったのがお分かりいただけるかと思います。 これらは無表情の時だけではなく、笑った時にクッキリと深く刻まれいていたほうれい線も同様にかなり目立たなくなったとのことでした。口腔内切開ですので、傷跡は表からは見えません。貴族手術は今回のように、術後の腫れと内出血も軽度でダウンタイムが短いのがメリットです。

症例に関する情報

治療名:貴族手術(鼻翼基部プロテーゼ)
費用:330,000円
治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:腫れ、内出血、感染、血腫、骨吸収、左右差、知覚麻痺など
施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ

効果目的

  • 中顔面にボリュームを与える
  • 顔に上品な立体感を与える
  • 小鼻横から頬にかけての凸凹や影を薄くする
  • ほうれい線を目立たなくする
  • 口元の突出(口ゴボ)を改善する

料金

貴族手術
(鼻翼基部プロテーゼ)
両側 330,000円

※記載料金は予告なく変更することがございます。またカウンセリング・診察時にご提示したお見積について、有効期間は提示日より3か月とさせていただきます。

施術の流れ

  1. 洗顔
  2. 術前の写真撮影をします。
  3. 顔面全体の消毒をします。
  4. デザイン:皮膚ペン(スキンマーカー)により皮膚面にマーキングを行います。
  5. 口腔粘膜に局所麻酔注射を打ちます。
  6. 口腔粘膜を切開して、骨膜下ポケットを作ります。
  7. プロテーゼを骨膜下ポケットへ挿入します。
  8. 途中何回か、粘膜を仮縫合した状態で、上体を起こして御自身で鏡を持っていただきプロテーゼのサイズが適切か、挿入位置に問題はないかなどを丁寧にチェックしてもらいます。必要があれば、プロテーゼの位置やサイズを変えたりして微調整を行います。
    ※この時点でほとんど腫れはありませんので、正確に完成形をシュミレーションすることが出来ます。
    ※鏡を使って横顔の確認がしにくい際には、スタッフが横からカメラで写真撮影をして術中にカメラの液晶画面で見え方を確認することも可能です。
  9. 粘膜面を糸で縫合して傷を閉じます。テープ固定などは一切必要ありません。
  10. 20分ほど安静室にて休憩し、その後出血が止まっていることを確認して帰宅します。

施術情報

  • 所要時間
    1時間
  • ダウンタイム
    腫れが落ち着くまでに2~3週間程度
  • 施術の痛み
    局所麻酔注射による痛み
  • 通院
    7日目:口腔粘膜の抜糸
    1ヶ月目:再診によるチェック
  • 麻酔
    以下の4つのパターンから選択可能です
    局所麻酔注射のみ
    局所麻酔注射+鎮痛点滴
    局所麻酔注射+静脈麻酔 全身麻酔
  • 持続性
    半永久的
  • 洗顔
    当日から可能
  • シャワー・入浴
    手術部位の腫れがひくまではシャワーのみが望ましい
  • メイク
    当日から可能

よくあるご質問

貴族手術で術後にどのような変化が期待できますか。
貴族手術は、小鼻横にできる深い凹凸やほうれい線をプロテーゼ挿入によって改善する施術です。小鼻脇の深い溝や凹凸を改善することで頬の前面への突出がなくなり、横顔や斜めから見た際に滑らかな立体感のある上品な顔立ちへと変化します。また前から見た際にはほうれい線による溝がなくなるため、若々しい印象を与える効果も期待できます。
貴族手術で挿入したプロテーゼは、レントゲン、CT、MRIなどの撮影に問題はないですか。
撮影自体に問題を生じることはありません。ただしシリコンはレントゲン、CT、MRIいずれの撮影でも画像に描写されます。そのため健康診断などで撮影を行う際には、事前にプロテーゼを挿入していることを医師へ伝えておくほうが良いでしょう。
貴族手術によって、笑顔などの表情が不自然になったりしないですか。
今まで貴族手術を行った方から、プロテーゼ挿入によって術後の表情が不自然になったといった相談をいただいたことはございません。むしろ、それまでは笑った時に深く刻まれていたほうれい線が、術後は目立たなくなったとご満足いただけるケースがほとんどです。
貴族手術後に、プロテーゼの定期的なメンテナンスは必要ですか。
一度手術にてプロテーゼを挿入した後は、定期的な入れ替えなどのメンテナンスは必要ありません。プロテーゼ挿入術は、経年経過によってまれに皮膚表面から形が目立つようになるといった声を聞きますが、挿入位置を間違わずに正しい深さに埋め込めば、 数十年経過しても目立つことは原則ありません。
プロテーゼの形が浮き出るなどで、周囲に整形をしたことがばれることはありませんか。
貴族手術で挿入したプロテーゼが、術後に皮膚の表面側から見た際に形が分かるということはありません。当院の貴族手術ではプロテーゼを骨膜下つまり骨の真上に挿入する方法を採用しており、皮下のかなり深い層に入りますので表皮側から形が浮き出て見えることがないためです。ただし、鼻孔内からプロテーゼを皮膚の直下に入れる方法によって手術を行った場合は、皮膚の薄い方ですとプロテーゼの形が分かる可能性は皆無とは言えません。
鼻の横を触って、プロテーゼが入っているのが分かることはありますか。
骨膜下つまり骨上にプロテーゼを挿入する方法による貴族手術の場合、挿入する場所が皮膚表面からかなり深いため、まず分からないはずです。もし鼻孔内から皮膚直下に入れる方法で手術を行った場合は、浅い層に入るため触ると分かることはあり得ます。なお、浅い層にボリュームを出したいものの、触ってプロテーゼの形が分かることが心配という際には、ほうれい線に対しプロテーゼではなく真皮脂肪移植を行う方法もあります。こちらも浅い層に入りますが自己組織のため感触はもちろん自然です。触感にこだわりのある方にはお勧めです。
貴族手術による傷跡は、表から見えますか。
貴族手術には、プロテーゼを口腔内から挿入する方法と鼻孔内から挿入する方法がありますが、いずれの方法も皮膚の表面から視認できる傷跡が残るということはございません。
貴族手術後、食事は当日から可能ですか。
貴族手術後の食事については、当日から取ることは可能です。しかし手術後2日間は、ゼリー食など柔らかいもののほうが望ましいです。また辛いもの、熱いもの、塩辛いものなどは傷を刺激する可能性がありますので、1週間は控えるほうが望ましいです。
貴族手術で鼻は高くなりますか。
鼻翼基部(小鼻の根本)にプロテーゼをいれることでほうれい線付近の皮膚は上に持ち上がりますが、鼻自体が高くなることはありません。貴族手術は鼻に高さを出すのではなく、鼻の横(小鼻の脇)に高さを出す手術となります。
小鼻縮小術など鼻の手術との同日手術は可能ですか。
小鼻手術と貴族手術の同日手術は可能です。お互いに何ら干渉するものではございません。また他の鼻手術も、基本的に同時に組み合わせて行うことが可能です。逆に一度の手術で同時に変化を加えたほうが、トータルバランスが取れて仕上がりも良くなるケースも多いため、将来的に鼻の整形も考えている方や、鼻先や鼻スジにも気になる点があるという際にはあわせてご相談いただければと思います。
スレッドリフト(糸リフト)によって顔に糸が入っていても貴族手術は可能ですか。
糸リフトで糸を掛ける部位と貴族手術でプロテーゼを入れる部位は、それぞれ組織の層が異なるため同時に行ったり併用しても問題はありません。糸リフトに限らず、手術によるフェイスリフト術との併用も可能です。
ほうれい線にヒアルロン酸を入れていますが、貴族手術は受けられますか。
通常、ほうれい線へのヒアルロン酸注入術は真皮層へ入れるため、骨膜下にプロテーゼを入れる貴族手術を行う際にヒアルロン酸を溶かす必要がありません。これは鼻孔内から皮膚直下にプロテーゼを入れる場合も同様です。ただし、皮下にヒアルロン酸を入れている場合はヒアルロン酸を溶かしてから貴族手術を受けることをお勧めします。
エステなどで受けるマッサージは、いつから可能ですか。
プロテーゼが安定するまでに1ヶ月程度は掛かりますので、術後2ヶ月を経過していれば、マッサージを受けることも可能です。ただし、あまりに強く皮膚を押したりするようなマッサージは基本的にお勧めしません。プロテーゼの位置が変わってしまう可能性が皆無とは言えないためです。
鼻の整形後に貴族手術を行った場合、鼻の形が変わることはありますか。
貴族手術は、鼻の手術結果に影響を与えることはありません。鼻の施術と貴族手術を同時に行うことも可能です。
貴族手術で入れたプロテーゼを仮に抜去した場合、以前より見た目が悪化したりすることはありますか。
そのような可能性は限りなくゼロに近いです。ただしごく稀ではありますが、挿入したプロテーゼによって圧迫による骨吸収が生じて骨量が減少するなどといったことがあれば、鼻翼基部付近がわずかに凹むリスクが皆無とまでは言い切れません。
術後にプロテーゼの入れ替えが必要なケースはありますか。
貴族手術によるプロテーゼ挿入後は、何らかのトラブル(感染など)が発生していない限りはプロテーゼの入れ替えの必要は全くありません。もしもっと大きいサイズのプロテーゼに変更したいなどのご希望がある場合には入れ替えを行いますが、挿入後の状態にご満足いただいているようでしたら、そのまま半永久的に入れ替える必要はありません。
貴族手術は、ヒアルロン酸と同様な仕上がりと考えてよいでしょうか。
貴族手術で得られる効果は、主にほうれい線の凹みを改善しつつ、顔に適度なボリュームと立体感を与えることです。そのため細かくて浅い深さにあるしわについては、ヒアルロン酸を注入しなくては改善出来ません。そのため深い凹みやほうれい線の溝を貴族手術で改善しつつ、浅い層のしわにヒアルロン酸を注入するなどのコンビネーション治療ももちろん可能です。
貴族手術後、会話をする時や食事の際などに違和感はありませんか。
今までに、術後に違和感があるためプロテーゼを抜去して欲しいと言われたことはありません。しかしこれらはあくまで感覚的な問題となりますので、今後も引き続き違和感が生じる方が全くいらっしゃらないとは断言はできません。
貴族手術で使用するプロテーゼのサイズは何種類あるのでしょうか。
当院が使用しているプロテーゼの製造元では、貴族手術用として10種類のシリコンプロテーゼがラインナップとして用意されており、厚み、横径、形状などによって様々なタイプがあります。(厚み4~7mm, 横径13~21.5mmまでなど)しかし、実際の手術では、最初に少し大きめのプロテーゼを挿入してみて、変化をより小さくしたいなどの患者様のご要望に応じ、手術中にプロテーゼを削ったり切ったりと加工をしていきます。さらに鏡にて変化をご自身で確認頂き、患者様から了承を得られた場合に傷を縫って閉じ始めます。よって出来合いのプロテーゼをそのまま挿入してそれで終了という施術ではありません。
挿入したプロテーゼの位置がずれることはありませんか。
プロテーゼのサイズと同じサイズの骨膜下ポケットを作成すれば、プロテーゼが後々ずれるということはまずありません。仮に、患者様が予定していたよりも小さいサイズのプロテーゼを希望され、作成したポケットサイズよりも小サイズのプロテーゼを入れる場合でも、プロテーゼに糸を通して周囲組織に固定するなどの工夫を行うことでプロテーゼの位置と方向の変化を予防することは充分可能です。
貴族手術で使用する麻酔は局所麻酔ですか。それとも全身麻酔ですか。
貴族手術は、基本的に局所麻酔で行います。しかし、どうしても手術中に一切意識なく終了したいとのことであれば、全身麻酔も可能です。ただし全身麻酔の場合は別途費用が発生し、さらに1泊入院が必要です。もしリラックスしてこの手術を受けたいのであれば、静脈麻酔(点滴の麻酔)のほうがむしろ現実的でしょう。こちらは、日帰り手術となります。
ほうれい線を目立たなくする方法として糸リフトもありますが、違いは何ですか。
糸リフトは、ほうれい線の外側の皮膚(たるみ)を引き揚げることで、ほうれい線の溝を浅く見せる施術です。一方、貴族手術はほうれい線の部位の皮膚の深い層にプロテーゼを入れることで下から持ち上げることで、ほうれい線の凹み(陰)を浅く見せる施術です。どちらもほうれい線を目立たなくすることは出来ますがその仕組みが違います。もちろん、両方の施術を一度に行うことでさらに高い効果を得ることが出来ます。さらに浅い層にもヒアルロン酸を入れれば、表層の小じわも改善することができます。
貴族手術後にテープなどでの固定は必要ですか。
貴族手術では、術後のテープ固定を含めて外側から見える固定などは一切行いません。
貴族手術後を行った後に日常生活で気をつけることはありますか。
食事は、術後2日間はゼリー食など柔らかいものを食べるようにしてください。また熱いもの、辛いもの、塩辛いものなど刺激物の摂取は1週間程度お控えください。歯磨きは、起床時、毎食後、就寝時に1日5回を推奨します。また、消毒のためのうがい薬をお渡ししますので歯磨き後のうがいにご使用ください。
貴族手術後のダウンタイムの程度と期間を教えてください。
貴族手術は術後に腫れや内出血がほうれい線周辺に生じる可能性はありますが2~3週間程度で改善します。
インティマレーザー(口腔内アプローチの美容レーザー)を照射したいのですが可能ですか。
6Dリフト、4Dリフトなどのインティマレーザー(口腔内アプローチの美容レーザー)を照射出来るのは、手術後1ヶ月後からとなります。インティマレーザーは口腔内の粘膜を引っ張りながら照射することもあるため、直後は傷が開く可能性があるため避けるべきです。
貴族手術によって小鼻が広がったりしませんか。
この手術で小鼻が広がることはありません。ただし極端に大きなサイズのプロテーゼを挿入した場合、小鼻の形状に若干の変化が生じる可能性が皆無とは言えません。
貴族手術後に、歯科治療はいつからできますか。
貴族手術後、1ヶ月程度あければほぼすべての歯科治療を問題なく行うことが可能です。上唇を強く引っ張るなどがない治療であれば2週間後からでも可能としています。
貴族手術後にプロテーゼが透けて見えることはありますか。
プロテーゼを口腔内アプローチで骨膜下(骨上)に入れた場合、かなり深い層ですので皮膚の表側から分かるということはまず考えられません。しかし、鼻孔内からのアプローチで皮膚直下に挿入した場合は、皮膚の薄い方においてプロテーゼの形が表から分かる可能性が皆無とは言えません。当院では骨膜下からのアプローチのため表皮側から透けることはありませんが、もし他院などで皮膚直下に挿入し、術後の透け感などが気なるといった症状がある際には、改めて口腔内アプローチを変更して深い層に入れ直すことをお勧めします。

Doctor

院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら

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