口角挙上（スマイルリップ）
※注入術・糸リフト（スレッドリフト）・切開術・レーザー

口角挙上術（スマイルリップ）は
以下のような方にお勧めです

• 口角が下がっていて不機嫌そうと言われることがある
• 口角が下がっていて口元が老けて見える
• 表情をもっと明るく見せたい
• マリオネットラインが目立ち口元がたるんで見える
• マリオネットラインがヒアルロン酸注入でも消せない

口角が下方に下がっていると、不機嫌そうに見られたり、実際の年齢よりも老けて見られる原因となることもしばしばあります。口角が下がる原因は、生まれつきの顔の構造上の問題もありますが、それ以上に加齢によって筋肉（口角を下方向に引く作用を持つ「口角下制筋」という筋肉）の動きがこわばる（拘縮する）ことによって生じることが多いです。この筋肉の動きが強くなることによって、口角からフェイスラインをつなぐ部分にマリオネットラインと呼ばれる溝（線状の陰）が生じ、口元回りが老けて見えます。さらにマリオネットラインとあわせて、加齢による頬のたるみにより頬の皮膚と皮下組織の下垂が生じると、より一層たるみが強調されてしまいます。

このような口角がさがった状態を改善する方法として、当院では注入術（ヒアルロン酸注射やボトックス注射を用いて上げる方法）の他、スレッドリフト（糸によるリフト）による施術、皮膚を切開して口回りの筋肉に操作を加えることで半永久的に口角を上げる手術、口腔内の粘膜側からリフトアップさせるレーザー治療を行っています。いずれも需要が多い施術ですが、最近は特に手術によって口角を半永久的に上げる方法を選ばれるケースが多く、世の中で流行りつつある印象を受けます。
手術で口角を上げる場合、口角下制筋（口角を下げる原因となる筋肉）を切断することによってこの筋肉の働きを弱くします。これによって口角を筋肉の緊張から解放し、結果としてマリオネットラインが浅くなったり、目立たなくなるといった効果が期待出来ます。

以下にて当院で行っている口角挙上術（リップリフト）について説明します。

ヒアルロン酸注入よる口角挙上術（リップリフト）

下がった口角にヒアルロン酸を注入し、口角を持ち上げることでリフトアップ効果を出します。

ボトックス注射よる口角挙上術（リップリフト）

筋肉の働きを緩和する効果が期待できるボトックスを口角下制筋に注射することで、筋肉の緊張を取り口角を上げます。

皮膚切開（手術）よる口角挙上術①（リップリフト）

口角から切開して、口角を下げる原因となる口角下制筋を切断します。さらに口角挙筋もしくは大頬骨筋の一部を切除して糸で縛り短縮し、口角が上がるように微調整をしながら皮膚縫合を行います。

皮膚切開（手術）よる口角挙上術②（リップリフト）

口腔粘膜側から切開を行い、口角付近の粘膜弁を挙上することで口角をリフトアップさせる手術です。上の手術と異なり、口腔内からのアプローチとなるため術後に皮膚面には一切傷跡が残りません。

スレッドリフト（糸リフト）による口角挙上術（リップリフト）

頬もしくはこめかみ付近からスレッドリフト（糸リフト）、を口角の方向に挿入し、口元のたるみを引き上げるように糸を上方向に引き上げます。口角が上がる他、口元のたるみやほうれい線を改善する効果も期待できます。

レーザーによる口角挙上術

フォトナ社のインティマレーザーを使用し、口腔内の粘膜からのアプローチで筋肉と筋膜を引き締めます。インティマレーザー（エルビウム・ヤグレーザー）は、2940nmと大変長い波長のため、ウルセラリフトなどよりもさらに深い層にまでエネルギーを到達することができます。非蒸散モードで施術を行うため、かさぶたや出血などは伴いません。

インティマレーザーによるリフトアップ治療詳細

ダウンタイムの有無や効果の持続性などで施術法を選択可能

上述した通り、当院の口角挙上法（リップリフト）においては注入術、スレッドリフト（糸リフト）、そして手術といくつかの方法があるため、「ダウンタイム（術後の赤み、腫れなど）が許容できるかどうか」「施術の効果を半永久的に得たいかどうか」といったご希望に沿って適した施術を選択することが可能です。 また、初回は手軽な注入術やレーザー治療などで試してみて、効果や出来栄えを確認した上で手術などの半永久的な方法で再度施術を行うといった形で2回施術を行う方もいらっしゃいます。 よりしっかりと口角を上げることができるヒアルロン酸とボトックスの併用治療も可能ですし、また半永久的な効果は欲しいものの、口元に傷跡が残るのが心配という方には、スレッドリフト（糸リフト）による引き上げ術や、口腔内アプローチによるZ形成術による口角挙上などもあり、ご提案出来る治療方法のラインナップが多いのが当院の特徴です。

手術でも傷跡が比較的目立ちづらい

口角挙上法（リップリフト）は、皮膚側からのアプローチによる口角挙上法（リップリフト）であっても、一般的な手術よりも傷跡が目立ちにくい点も特長です。切開部分が赤唇と白唇のちょうど境界部にくるため、術直後でも一般的な手術による傷跡ほどはそれほど目立ちません。 より目立たない形で施術を行いたいという際には、マイクロ手術にも用いられる極細糸を使用し、ルーペ（拡大鏡）を使って縫合を行うことも可能です。より精度の高い縫合をご希望の場合には、ルーペより高画質のマイクロ手術用顕微鏡を使用して正確に創縁を合わせて縫い上げることも可能です。（マイクロ顕微鏡仕上げ・オプション設定です）ただし、どうしても一切の傷跡を皮膚面に残したくない場合は、口腔内アプローチのZ形成術による口角挙上手術を検討しても良いでしょう。

術中に状態を確認して仕上がりを調整できます

当院では、手術中に仮縫合の段階で患者様に鏡で状態を確認してもらいながら最終的な形やラインを決めています。そのため、術後に「思ったより口角が上がってしまった」「せっかく施術を行ったのに期待したほど口元が上がっていない。」といった仕上がりに対する医師とのコミュニケーションミスや認識相違が生じにくい点も特長です。術中に確認いただけるよう、当院では全身麻酔や静脈麻酔を出来る限り使用せずに局所麻酔のみで施術を行っています。実際に術中に確認いただいた上で仕上げるため、上がり具合にイメージとの相違が出にくいだけではなく、左右差も極めて生じにくいです。もし術中確認の段階で少しでも気になることがあれば、何なりとお気軽にお申し付け下さい。かなりのレベルまで微調整が可能なので、真の意味でのオーダーメイド手術と言えます。

人中短縮手術の修正手術もしくはコンビネーションとして行うことも

人中短縮術は、鼻孔下の皮膚を切開して鼻下を短くすると同時に上唇の中央付近に厚みを出す施術ですが、こちらも昨今の美容クリニックでよく行われています。しかし、この施術を行った後に相対的に口角部分が下がって見えたり、上唇の厚みが両外側で不足してしまい、術後の唇の形に違和感を憶える方もいるようです。そのような時に、口角挙上術（リップリフト）をプラスで行うことで、上唇外側の厚みを出したり下がって見える口角を上げるケースがあります。これは人中短縮術後の他院修正術として当院で行っている施術ですが、人中短縮術を行う際に、上唇の上の中央付近のみに膨らみを出すのではなく、上唇全幅にわたってボリュームを出したい際には人中短縮と口角挙上術（リップリフト）を同時に行うことももちろん可能です。

※手術による口角挙上術（リップリフト）の場合

1. 洗顔
2. 術前の写真撮影をします（記録として残します）
3. 顔面全体（および口腔内）の消毒をします
4. デザイン：皮膚ペン（スキンマーカー）により皮膚面or口腔内にマーキングを行います
5. 口元に局所麻酔注射を打ちます
6. 皮膚切開を行います（口腔内アプローチの場合、口腔粘膜切開をします）
7. 皮膚切除行います（口腔内アプローチの場合、粘膜弁（三角弁）を挙上して互い入れ換えます）
8. 口角が上がるように皮膚or粘膜を縫合してゆきます（仮縫合）
9. 皮膚を仮縫合した状態で、上体を起こしご自身で鏡を持っていただき、口角の上がる角度や挙上量を確認してもらいます。必要があれば、角度・挙上量等の微調整を行います
   ＊この時点でほとんど腫れはありませんので、正確に完成形をシュミレーションすることが 出来ます。
10. 皮膚を本縫合して傷を閉じます
11. 20分ほど安静室にて休憩し、その後出血が止まっていることを確認して帰宅します

口元・唇の整形関連施術情報

• ヒアルロン酸注入（口角を上げる）
• ボトックス注射（口角挙上）
• 口角挙上術（手術）
• ヒアルロン酸注入（唇を厚く）
• リップリフト（人中短縮術）
• 人中短縮ボトックス

• M字リップ（上口唇切開術）

• ガミースマイル治療（ボトックス）
• 口唇縮小術

その他（婦人科形成・ボディ整形など）関連施術情報

• 婦人科形成・ピル外来
• デリケートゾーンの黒ずみ取り
• 小陰唇縮小術
• 性病（性感染症）検査
• 口元・唇の整形
• 耳・耳たぶの整形
• わきが・多汗症治療
• いびき治療（ナイトレーズ）
• ヘソ形成
• アートメイク（眉、アイライン）
• アートメイク除去・デザイン修正
• 脂漏性皮膚炎の治療(アクネトレント)
• 化膿性汗腺炎治療（内服治療）
• 刺青除去
• 傷跡修正
• 男性美容（メンズ）・男の整形
• 包茎手術