人中短縮には注入術、マシン治療、手術など施術法が複数あるため、ダウンタイムの有無や持続性などをもとに患者様のご希望に近い手法をお選びいただくことができるのですが、今回は手軽なヒアルロン酸による人中短縮×Cカールリップ(Cカール形成)について症例をご紹介したいと思います。
※ちなみに、現在当院で一番人気の人中短縮術は「傷跡が残らない人中短縮術(口腔内アプローチによる人中短縮手術)」というものです。これは手術による施術のため半永久的に効果が続きますが、皮膚を切開しない(=口の中を切開して行う)施術のため、術後に口元や鼻下などに傷跡ができないという点が特徴です。(ただし腫れなどはある程度生じます)ダウンタイムや持続期間などを鑑みると、確かに費用対効果のよい人中短縮術といえるのかもしれません。
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上は当院スタッフの28歳女性です。特に横から見た際の間延びした人中(鼻下)を短くして、キュッと上向きの唇にしたいとのことでしたので、Cカールリップ(Cカール形成)を行いました。

術後はヒアルロン酸(ジュビダーム・ボルベラ)注入直後の写真です。ヒアルロン酸を注入したことで上唇が上方に反り返っているのが、横から見た前後写真でお分かりいただけるかと思います。また正面から見た写真では、術後は上唇が反り返ったことで相対的に鼻下(人中)が短く見えるようになった(人中短縮効果)のとあわせて、今回はヒアルロン酸で上唇のデザイン処理も行っているため、術後は唇がアヒル口のような愛らしい形に変化しています。
Cカールリップ(Cカール形成)は、ヒアルロン酸をごく少量注入するという手軽な施術ですが、注入ポイントさえ間違わなければ(ここがポイントです)、今回のようにCカール形成+人中短縮+上唇のライン形成を同時に叶えることが可能です。また、今回はヒアルロン酸のみで施術を行いましたが、ボトックスやハイフ・フォトナレーザー(スマイルリフト)と組み合わせることで、より魅力的な口元を形成することもできます。
ちなみに今回注入したヒアルロン酸(ジュビダーム・ボルベラ)の効果持続期間は1年程度となります。ジュビダームシリーズには2年程度効果が持続する種類もありますが、注入後の唇の質感や柔らかさを鑑みると、ボルベラもしくボリフトがお勧めです。
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本ブログの症例に関する情報
治療名:Cカールリップ(Cカール形成) 費用:77,000円 治療に伴う可能性のあるリスク・副作用:赤み・腫れ・内出血・感染、血栓症など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
Doctor
院長・監修者情報

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本形成外科学会・認定専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら