
当院は顔面の輪郭整形や小顔治療に力を入れていることもあり、日常的に顔や首(顎下)まわりの脂肪吸引に関するリクエストを多く頂きます。脂肪吸引は1回でしっかり効果を実感できるため当院でもお勧めしている施術ですが、40代、50代を超えた方が脂肪吸引を行うと、術後に皮膚にたるみ(余剰な皮膚)が出てしまうリスクが上がるため、最近はこのようなケースではペリカン手術をお勧めすることも増えています。
ペリカン手術については、あくまで当院のバージョンですが、以下のような流れで施術を行っています。
・顎下の皮膚切除
・顎下の皮下脂肪を除去
・広頚筋の切除と糸による引き締め
・顎二腹筋の緩みに対して糸による引き締め
・顎下腺(唾液腺)の切除(こちらはオプション治療=別料金です)
ペリカン手術には決まった術式がないので、どの組織にどうアプローチするかはクリニックによって若干異なります。そのような中で当院のペリカン手術における特徴は、「唾液腺(顎下腺)の切除」も行っている点になるでしょう。2026年現在において、顎下腺の切除も行っているクリニックはほとんどないのではと思われます。
40代、50代以上における顎下のたるみ取りとしてお勧めのペリカン手術ですが、実はそれ以外にも応用範囲が大変広く、脂肪吸引で取り切れなかった膨らみを除去したり(こちらは若い方からのリクエストも大変多いです)、脂肪吸引で生じてしまった皮膚のたるみ(余剰な皮膚)を取り除く際にもペリカン手術を行うことが多いです。ちょうど先日、40代の男性の方へ脂肪吸引+高周波によるたるみ治療で取り切れなかった顎下の膨らみをペリカン手術でスッキリさせるという施術を行っております。こちらもブログで症例をご紹介していますのでよろしければご一読下さい。
>顎下のたるみ対策にペリカン手術(脂肪吸引後の修正にもOK)
さて今回は、54歳女性のペリカン手術による変化をご紹介したいと思います。この年代の方が脂肪吸引を行うと、脂肪が減ったことで皮膚だけが余ってしまい、術後に皮膚によるたるみが出てしまうことがしばしばあるため注意が必要です。

この方は、もともと「フェイスリフト(手術)」か「顎下の脂肪吸引」でたるみを取りたいと相談に来られたのですが、フェイスリフトはダウンタイムが長くなること、また脂肪吸引は年齢的に皮膚にたるみが生じる可能性が高いことなどを伝えた上で、最終的にペリカン手術による施術を選択されました。術前後の変化を見てみましょう。

術後は1.5か月目の様子です。顎下の膨らみ・たるみが術前と比較してかなりスッキリしたのがお分かりいただけるかと思います。施術では、顎下の皮膚切除、広頚筋の切除と引き締め、さらに顎二腹筋の縫合による引き締めを組み合わせて行いました。ペリカン手術は顎の裏側に数ミリ程度の傷跡が生じますが、基本的にそれほど目立つことはありません。施術による効果はもちろん、ダウンタイムも最小限に抑えることができたとのことで、今回の仕上がりに大変満足していただきました。
フェイスリフト(手術)は顔のたるみ取り・若返り治療として大変お勧めの治療法ですが、やはりダウンタイムが長くなってしまう点を懸念される方もいらっしゃいます。このような際に、もし顎下や首まわりのたるみにフォーカスするのであれば、ペリカン手術は満足度の高い施術になるでしょう。1時間程度の手術で半永久的な効果を得ることができる上に、腫れ・内出血も軽度なもので済むことが多いです。また、たとえ内出血が生じたとしても範囲は顎下から首に限定されるため、マスクやスカーフを巻いてうまくカバーすることが可能です。顎下・首まわりのたるみ・脂肪が気になる際にはぜひご検討下さい。
>当院のペリカン手術の詳細はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:ペリカン手術 費用:330,000円 リスク、副作用:腫れ、内出血、感染、傷跡、肥厚性瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮、つっぱり感など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
Doctor
院長・監修者情報
みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長
札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本専門医機構認定 形成外科専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士 医師紹介はこちら
