
しゃくれて前方に突出した顎先に対して、当院ではいくつかの治療法を取り扱っています。メインはやはり骨切り術で、土台部分の骨自体を骨切りで後方に下げるため最も確実且つ効果的に顎先を移動させることが可能です。
ただし、骨切りは避けたいという方については、以下のような施術を行うこともあります。
◎顎先ボトックス
オトガイ筋の筋量を減らす治療です。
注射1本で顎先の突出感を軽減することができるため、効果が僅かではありますが、定期的に治療を行っています。
>顎先ボトックスの症例解説はこちら
◎オトガイ筋切除
顎先ボトックスの永久版ともいえる施術です。
オトガイ筋の一部を横切開で切除し、過剰になったオトガイ筋の働きを抑制する施術です。
>オトガイ筋切除の詳細はこちら
◎脂肪吸引
こちらは、患者様から「脂肪吸引で減らすことはできないか」とご相談をいただいた場合にのみ行っている治療法です。
基本的に当院からご案内をすることはありませんし、結果は非常に微妙な変化に留まることが多いです。
顎先を引っ込める方法についていくつかご紹介をしましたが、とはいえ最も効果的に顎先に変化を出せるのはやはりオトガイ形成であり、実際に受けられた患者様からも仕上がりに満足したという言葉をいただくことが多いです。
「骨切り」と言うと身構える方も多いかもしれませんが、当院のオトガイ形成は静脈麻酔(点滴麻酔)による日帰り手術のため、手術は1時間前後で終わります。基本的に顔面の骨切り手術は全身麻酔で行っているクリニックが多いと聞きますが、当院では患者様の身体的・心理的なご負担をできるだけ抑えるために、頰骨骨切り(アーチインフラクチャ)とエラ骨切り以外は、静脈麻酔による手術をベースとしております。
また静脈麻酔による施術の場合、経済的なご負担を抑えることが出来る点も特徴です。現在当院では、静脈麻酔によるオトガイ骨切りを「基本手術料金33万円+静脈麻酔代11万円」にて行っており、患者様によると都内最安値に近い価格ではないかと伺っております。
…前置きが長くなりましたが、今回はオトガイ形成によってしゃくれた顎先を引っ込めた症例をご紹介したいと思います。
上は、しゃくれて前に出ている顎を改善したいと当院にご相談に来られた45歳の女性です。この程度の突出感の場合ですとボトックスやオトガイ筋切除では効果がかなり限定的となるため、今回はオーソドックスなオトガイ水平骨切りによるオトガイ後退手術を勧めました。術前後の変化を見てみましょう。
術後は6ヶ月目の様子です。横から見た時のプロフィールのバランスが改善しているのがお分かりいただけるかと思います。手術では、静脈麻酔下で下唇の内側の粘膜を切ってオトガイ骨を露出し、横方向に骨を切除して後方に下げています。

術前後のCT画像における変化もお見せします。今回の手術では骨同士を接合するのに医療用ステンレス・ワイヤーで固定しましたが、チタン製のプレートとネジを使うこともあります。もし固定具についてもご希望があれば、事前にお知らせください。
なお、今回のように骨切りによってオトガイ骨の位置を後方に下げたりサイズを小さくした場合、術後に皮下組織に余り(たるみ)が生じることがあります。このような顎下のたるみも同時に取り除きたいという際には、脂肪吸引やリフト術、タイトニング効果のあるマシン施術の併用をお勧めしています。
当院で行う顎下の脂肪吸引(77,000円)は、エラ下や首まわりも含めて施術を行うため、フェイスライン全体がスッキリすることが多いです。また脂肪だけではなく皮膚のたるみや筋膜の緩みなども引き締めるならペリカン手術や魔女顎手術、ネックリフトも有効です。切開は避けたいという際には、ウルセラ・サーマ・クルスカ・スカルプシュアなどのリフトアップ・タイトニング効果のあるマシン施術でケアすることも可能です。
今回はシンプルに顎先を後方に下げた症例となりますが、オトガイ骨の手術には「顎先を前に出す」「上下に縮める」「顎先のポイントを左右にずらす」「顎先を尖らせてシャープにする」「左右差を整える」など様々なバリエーションがあります。
仕上がりに対するイメージはお一人ひとり異なりますので、診察の際にご希望をお伺いしております。気になる点があれば、まずはお気軽にご相談下さい。
>オトガイ形成術の詳細はこちら
本ブログの症例に関する情報
治療名:オトガイ形成・水平骨切り(顎先を後退させる) 費用:330,000円 副作用・リスク:腫れ、内出血、感染、血腫、出血、左右差、知覚麻痺など 施術内容に関する問い合わせ先:お問い合わせフォームからどうぞ
※記載されている料金やリスク・副作用、施術内容はブログ投稿時の情報となります。最新の情報は変更となっていることもあるため、詳細は当院までお問合せ下さい。
